シューリヒト掲示板発言　１０５０－１００１（２００４年）

RE:Toなべ様　投稿者：なべ　投稿日： 6月15日(火)10時23分18秒

>lascalaさまシューマンのラインの音質が余りに悪くて愕然とした際に、書き殴った文章です。よく考えてみると、ハフナー・未完成に関しては仰る通りですね。ただ、私の推測が当たっているとすると、デッカでは録音後半世紀しか経っていないマスターテープの幾つかが既に再生不能になっている事になりますね。戦時中の帝国放送局のテープなどなら分かりますが、正規録音がこれでは… >KUROさまご紹介の演奏は聴いていないのですが、先日出た、ジュリーニ指揮のＣＳＯの組み物を入手しました。１９６０年代のジュリーニというのは、それ以降よりも躍動感がありますね。ただ、晩年の録音を幾つか聴いた限りでは、少々ゆっくりしすぎている様な印象が否めませんでした。ジュリーニを聴く際に、何かお勧めはないでしょうか？
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Toなべ様　投稿者：lascala 　投稿日： 6月15日(火)01時00分48秒

面白い考察、ありがとうございました。ただ、ハフナーに関してはEMIのグレート・コンダクターズに同セッションの未完成とともに良音質にて収録済みですので、ちょっと違うかなと。先日発売されたDECCAのセットは全モノラル録音集大成というコンセプトでしたので、私は未完成が同時パラレルで録音されたモノラル・テイクでは、と欣喜しました。で、実際は聴き慣れたステレオ・テイクでした。というわけで、ハフナー未収録というより、未完成が収録時間が余って故の「おまけ」という捉え方が正しいと思われます。ちなみに、同時発売のE.クライバーはチャイコが全く未収録という中途半端加減です。

ＲＥ：デッカの録音によるシューリヒト　投稿者：toshiharu 　投稿日： 6月11日(金)10時08分8秒

なべ様音質のデッカが裏目に出た、というのは残念ですね。でも、ありそうなことです。それもそうですけど、全部が最初の発売、という記述はちょっと寂しいですね。あまりポピュラーでない、というのが表現されているように思えます。グリムの辞書が日本にしかなかった、という話をちょっと思い出しました。

ＲＥ：デッカの録音によるシューリヒト　投稿者：なべ　投稿日： 6月10日(木)14時43分2秒

　手元に届いたのですが、聴こうとしたら愛用のＣＤプレイヤーが急にうんともすんとも言わなくなりました。しょうがないのでＰＣの方で聴いています。それでも演奏はやはりシューリヒトですね。未入手だったベートーヴェンの交響曲１・２などが聴ける様になって有り難い限りです。　ちょっと聴いた感じでは、音質は非常に良くなっているものがいくつかと、やや良くなっている物がいくつか、この他に少数ですが明らかに過去の発売よりも良くない物も含まれていました。特に期待していたシューマンは交響曲二番がキングのＣＤよりも明晰な音質に生まれ変わった一方、一年後の三番は霧の中に隠れた様な音質になってしまっています。これに限って言えば、今回のＣＤ化に際してマスターテープを利用していない事は明らかです(ブックレットにはこの曲だけエンジニアもプロデューサーも記されていない点も不審です)。今回の発売にハフナー交響曲が含まれていないのも、何らかの事故があった結果かもしれません。グラモフォンやフィリップスではオリジナルテープ（グラモフォンでは「ウアオリジナル」と呼んでいました）をしまい込み、そのコピーテープからLP・ＣＤを製作しますが、デッカはオリジナルテープそのものから直接LPのカッティングを行っていたそうです。それが「音質のデッカ」と呼ばれる生々しさの一因であった様ですが、こうしたマスターテープ保管軽視の方針が年を経て裏目に出たという事だと思います。　また、ブックレットの「ＡＬＬ　ＲＥＣＯＲＤＩＮＧＳ　ＦＩＲＳＴ　ＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ　ＣＤ　ＲＥＬＥＡＳＥ」という記述から、シューリヒトに対する欧米の関心の低さを再確認せざるを得ませんでした。
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輸入盤規制　投稿者：toshiharu 　投稿日： 6月 9日(水)10時33分31秒

以前話題になった輸入盤規制について、Internet Watch にこんな記事が出ています。「タワーレコードとHMVジャパン、洋楽輸入盤の販売継続に関する共同声明」おなじみの両社が、かなり働きかけた、という事です。環流する邦楽盤についての規制、ということなんですが、条文自体は、輸入盤全般を対象にしうる、らしいです。それでも当面は一息つけそうです。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/06/08/3406.html

最近のＣＤから。　投稿者：KURO 　投稿日： 6月 6日(日)12時00分27秒

みなさん、こんにちは。最近耳にしたもので印象に残るものが２枚ありました。（シューリヒトではないので恐縮ですが）一枚目はジュリーニ/フィルハーモニア管によるヴェルディ：レクイエム（１９６４年ライヴ、ＢＢＣレーベル）です。先日シューリヒトによる同曲の演奏を聴いたばかりでしたが、さすがにこの曲を得意としているジュリーニですから悪かろうはずがありません。音こそモノラルなのですが驚くことに合唱団の声がクリアに聴こえるので不足感はありませんでした。それにしてもこのフィルハーモニア合唱団の力強いこと（確かに独唱陣も素晴らしいですが）といったら、おそらく今まで聴いた中でもトップクラスではないでしょうか。これだけを耳にできただけでも購入した甲斐があったように思いました。もう一枚はＴＥＳＴＡＭＥＮＴから出ているバルビローリ/ベルリン・フィルによるマーラー第３番。すでに何枚か出ているこのコンビによるマーラーの中でもトビヌケテ素晴らしい内容の演奏かと思います。なにより全体的にまろやかで人間的な雰囲気がとても素敵だと感じました。つたない感想で申し訳ありません。なにかの参考になればと書き込まさせていただきました。

テンシュテットの名演！　投稿者：KURO 　投稿日： 5月31日(月)19時46分52秒

なべ様へ。見ました、見ました。素晴らしかったですよね。テンシュテットの映像は今回が初体験だったのですが、なんというか凄く風格のある「良い表情」してたのにただただ感動しました。（現在、これほどの風格のあるマエストロが果たして何人いることでしょうか？）もちろん、演奏も秀逸でした。ワーグナーの名曲集といった感じのプログラムでしたが、ロンドン・フィルも実にいい味だしてたように感じました。（確かに指揮者が傑出してるとオケも120％の実力を発揮できるのだという実例としても貴重な映像では？）まずは個人的な感想まで。

色々　投稿者：なべ　投稿日： 5月31日(月)11時31分48秒

Ｐさん・ＫＵＲＯさん　早く手に入れて聴きたい思いで一杯ですが、入手出来るのは来週になってしまいます。　聴いたら私も感想を書きたいと思います。ぽぴぃさん　いつもレコ芸を買っていた近所の本屋が今年の三月で潰れてしまい。そのまま、買わないで済ませていたのですが、どうしたものでしょうね。まずは、学校の図書館などで目を通してみます。連載記事だけでなく、あの雑誌の広告も魅力ですが、やはりもう一紙クラシック専門の月刊誌が欲しいですね。　ところで、昨日の都響・ベルティーニの演奏（みなとみらい・マーラーの第九番）は、まさに壮演でした。言葉で語るのがもどかしく、また書いてしまえば失ってしまう様な気がして、いつまでも書き込めませんでした。四月のフルネといい、都響はかなりの当たりが続いています。今後も今の演奏レベルを維持してくれれば嬉しいです（次の首席指揮者がどうなるかという点とも関係していきますが）。　それと、昨日のＮＨＫでやっていたテンシュテット、良かったですね。御覧になった方おられますか？
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メンデルスゾーンの序曲。　投稿者：KURO 　投稿日： 5月30日(日)18時52分15秒

みなさん、こんにちは。今、デッカのボックスからブラームス第2番を耳にしながら書き込みをしています。ところで、このセットのＣＤ５の最初に入っているメンデルスゾーンの２曲（美しきメルジーネ、ルイ・ブラス）なのですが、シューリヒトの指揮で聴くとこんなに素晴らしい作品だったのかと改めて感心するほどにいい演奏だと感じています。どちらも序曲なので短いものなのですが、その内容全体が見えてくるような印象を受けるほど、しっかり凝縮されてるというか。最近、このボックス・セットを繰り返し聴き返しながら、新たな発見をしている日々を過ごしています。それから、返事が遅れてしまいましたがｐさん、わざわざお教えくださって有難うございました。一生懸命探して見ましたが、残念ながら私の分はやっぱり一枚欠如してるようです。とりあえず購入先へ問い合わせて、その分だけ送ってもらうよう交渉しているところです。

舞台裏の神々　投稿者：ぽぴぃ 　投稿日： 5月28日(金)14時56分47秒

「指揮台の神々」で一時話題をさらったルーペルト･シェトレの最新作「舞台裏の神々～指揮者と楽員の楽屋話」がレコード芸術にて抄訳で紹介されています。いわゆるゴシップ集の類で、著者がＶＰＯで弾いていたチェリストだけにたくさんＶＰＯのエピソードが出てきて面白いのですが、ほんの数行採り上げられていたシューリヒトの話（練習でオケがうまく弾けない部分をあらかじめピックアップしてスコアの端を折っておく）にはなんだかなぁと思ってしまいました。確かにオットー･シュトラッサーの「栄光のウィーン･フィル」にも同様の記述が見られますが、シューリヒトが老齢ゆえ耳がかなり遠くなりそれを隠すためにそうした、という趣味の悪い表現には閉口してしまいます（オケのメンバーが冗談でそう言ったというのなら分かりますが）。ゴシップ集なので真面目に受け取ることもありませんが、自分の好きな指揮者が気分の良くない書かれ方をしていないか今後の連載に目が離せません（苦笑）。
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１枚足りない？　投稿者：ｐ　投稿日： 5月24日(月)02時32分52秒

KUROさん、＞シューリヒトの方についてアクシデントが。5枚入りＣＤなのに1枚足りませんでした。とのことですが、私も最初そう思っていたら、2枚目が信じられないような位置に入ってました。ぜひご確認ください。

ブルックナー№９ウィーンライブ　投稿者：　山々　投稿日： 5月22日(土)23時10分48秒

なべ様、ほびぃ様、有難うございました。やっと買う気になりました。バイエルン盤の印象は私も同じです。最近、再発盤が１０００円でいい物がたくさん出ていますので、２０００円以上はちょっと躊躇します。ＫＵＲＯ様のヴェルディも同様です。前から迷っていました。有難うございます。ところで最近仕事で中国に行くのですが、中国は音楽ソフトが非常に少なくクラシックはなかなかみつかりません。中国といっても上海、北京ではないですが、前回行った時、はじめてクラシックソフトを発見しビックリしました。店には２０枚位のクラシックCDが置かれておりました。そのなかには「内田光子のモーツァルト」「リヒターのマタイ」がありましたので買ってきました。聞いてみると、ちゃんとしています。ジャケットも本格的でどうやら、啓蒙的なシリーズのようです。驚いたのはその価格です。１枚１９０円です。ジャケットも日本の物より手がかかっているように思います。なにしろ２０ページもあります。中国語は読めませんけれども。かなりショックを受けています。だれかCDの原価構成を教えてください。もちろん中国と日本の価格差は判っていますが演奏家に対する著作料はどうなっているのでしょうか。　　

続・デッカの録音によるシューリヒト。　投稿者：KURO 　投稿日： 5月22日(土)20時11分6秒

今、ブラームス交響曲第２番を聴き終えました。もともと名演と誉れ高い演奏ですが、これに関しては今回なかなかの音質となっているように感じました。とにかく聴いてもらえばわかるかと思われますがモノラルであることを忘れるくらい音が生気を取り戻したかのようです。これだけでも今回購入した甲斐があったかなと思いました。（ただし続いて同じＣＤに入っているフェラスとのコンチェルトは少し音が遠のいた印象なのですが。）なんだか一喜一憂の連続といったところでしょうか。（笑）

デッカの録音によるシューリヒト。　投稿者：KURO 　投稿日： 5月22日(土)18時55分55秒

信一様へ。本当にそうですね。ラジオの延長みたいに考えれば何ら無理なことではないでしょうね。しかしとにかく素晴らしい時代になってきました。（もしも日本でも実現すればの話ですが。）なべ様へ。先程、デッカのボックスが届きました。今回はシューリヒトのほかにエーリッヒ・クライバーも購入したので目下、両方を変わりばんこに聴いています。ただ、シューリヒトの方についてアクシデントが。5枚入りＣＤなのに1枚足りませんでした。最近こういうことがちょくちょく発生しています。（皆さんもどうかお気をつけください。）それで、音質についてですがオリジナルマスタリングと銘打っている割りには少し不満の残る感じですね。（デッカのこのシリーズ、どうも当たり外れが大きいように思います。）まだ1枚目のベートーヴェン第１番しか聴いてませんが、金属音的な感じのところがちょっと気になりました。もちろん演奏そのものについては素晴らしいものですが。これに反してクライバーの方はなかなか良好な音質改善となっているように思います。これもまだ１枚目のベートーヴェン「エロイカ」及び第７番しか聴いてませんが。とにかく演奏によってずいぶん音質に違いが出てるようですね。こういった貴重な演奏をまとまって聴くことができるという点ではなんら不満はないのですけれども。

Re 色々　投稿者：信一　投稿日： 5月22日(土)18時20分25秒

>簡易に料金の支払いが出来る共通の仕組みが不可欠僕は、基本的に”無料”で考えています。SWRやNDRなどのヨーロッパの放送局は国営放送局ですから…　ラジオのスイッチを入れて周波数を合わせれば音楽が流れてくる。そうしたあたりまえの状況に選択の余地を加える、流行の言葉なら双方向性を加えるというか..。有料にするほうが不自然なように思えます。ヨーロッパの美術館の多くは、土日を無料にしているところが多いですよね。どんなに有名な教会も入場するだけなら無料です。教会はともかく美術館を無料にするのは文化遺産を分け隔てなく触れられるようにすることで後に続く人を育成する意味を持っているのだと思います。紹介した”アルゲリッチプロジェクト”はイタリアの放送局がここ数年放送した音楽祭の録音をファイル形式にして無料で聴けるようにしています。有名な曲もあれば知らない曲もあり、演奏家も名前も知らない人もいる。興味に応じてイタリアの音楽番組を”選択”し聴くことができる。（たとえ極東に住んでいたとしても）そこが素晴らしいと思うのです。ここで問題となるのは著作権の問題でしょう。複製することを不可能にする技術が開発される必要がありますね。それさえ解決すれば、たとえば、 SWRのホームページで、、1956をクリック、SDR定期演奏会をクリック、希望する演奏会を選んで曲目を選択、SCHURICHTが聞けるという具合です。クラシック音楽の演奏を”文化遺産”と位置付けているヨーロッパなら可能なことだと思います。日本では？？？？　

色々　投稿者：なべ　投稿日： 5月22日(土)15時10分5秒

WEBの可能性…確かに新しい試みですね。とはいえ、こうしたシステムが広がる為には、全世界のインターネット上で簡易に料金の支払いが出来る共通の仕組みが不可欠と思います。技術的には可能でも、実施されるにはまだまだ時間が必要でしょうね。ヴェルディのレクイエム…ヴェルディをイタリア人の指揮で聴くと、私にとっては少々豪華すぎます。シューリヒトの様に不要に煽らない演奏がちょうど良いです。一方、フルトベングラー指揮のオテロの様に、良く理解出来ないものもありますが。ドイツ系指揮者でも、それぞれですね。ところで、どなたか、デッカのボックスお聴きになられた方おられますか？うちにはまだまだ届かないと思いますので、ご感想をお聞きしたいところです。

ヴェルディのレクイエム。　投稿者：KURO 　投稿日： 5月22日(土)12時29分34秒

シューリヒト/アムステルダム・コンセルトヘボウでのＣＤが特価で売られていたので購入しました。（ARIOSOレーベル、1939年録音）ヴェルディのレクイエムといえば、様々な名盤があります。ダイナミックなショルティ、華麗なカラヤン、ひたすら美しいジュリーニ、スタイリッシュなムーティなどなど。（特にカラヤンでは１９６７年の有名な映像によるものも印象的でした。特にこの時のフィオレンツァ・コッソットの歌唱は絶品だと思います。）これに対してシューリヒトの演奏は、静謐な中にキラリとした死の美しさ（こういう表現が適切かどうかわかりませんが）が垣間見えるとでも申したらよいのでしょうか。もちろん１９３９年当時の録音ですからお世辞にもよい音質とは言えませんが、その遠くから響いてくる演奏にしばし耳を傾けていると、しだいしだいに引き込まれていく感じです。素晴らしい演奏はいくら古くても時を越えて、充分に私たちに伝わってくるものなのだと改めて実感しました。

WEBの可能性　投稿者：信一　投稿日： 5月16日(日)22時31分44秒

WEB検索をしていて、インターネットによる可能性の大きさを示してくれているサイトを見つけました。スイスイタリア語放送のHPの中の”アルゲリッチプロジェクト”と題したHPがそれで、http://www.rtsi.ch/trasm/argerich/welcome.cfm?lng=1&ids=489&idc=973 ここで、ルガーノで録音されたアルゲリッチを中心とする演奏の模様をかなりの音質（REALMEDIA)で聴くことができます。放送局がインターネットを通じてラジオ形式でなく、こうしたファイル形式にして、おとづれた人が自由に選び、どこでも演奏を楽しむことができる。素晴らしいことだと思います。もし、ヨーロッパ全体にこうした動きが広がり、各国の放送局がおのおのの録音の遺産を公開したら..…。生きているうちにそういう時代にめぐり合いたいものです。 ALTUSのブルックナー、予想どうりの素晴らしさのようですね。私はどうも買いに行く時間が取れなくてまだ聴いていません。このままだと次の盤と一緒に買うようになるかも..。２ヶ月に１枚のペースで出してくれたらどんなに良いだろう！！

RE:東京におけるコンサート　投稿者：なべ　投稿日： 5月15日(土)18時01分10秒

そうですか。ポリーニ良かったですか。東京（正確には横浜ですが）に住んでいますと、ベストな演奏会を数絞るよりも、コストパフォーマンスが高いものに数多く行く事になってしまいます。KUROさんの様に、乾坤一擲という気合いで超一流の演奏会に望んだ方が、得る物は大きい様な気がします。なんて、贅沢な感想ですが。今月もハイティンクの演奏会に行きたかったのですが、べらぼうに高いので断念しました。さすがに、ハイティンク一回でフルネ五回分の価値は無いと思いましたので。目下のところでは、ベルティーニが都響退任前の最後の指揮をするのを聴きに行くかどうか迷っているところです。何でも、人づてに聞いた話では、凄い気合いだそうですから。

東京におけるコンサート。　投稿者：KURO 　投稿日： 5月15日(土)09時57分53秒

みなさん、こんにちは。ポリーニのピアノ・リサイタルを聴いてきました。サントーリー・ホールにおける演奏会、当夜のプログラムはオール・ショパンでした。幻想曲や舟歌それに夜想曲とどれも円熟期を迎えたポリーニならではのものでしたが、特に最後に演奏されたソナタ第２番「葬送」ではピアノ・タッチも力強く年齢を感じさせない強靭なものを感じました。アンコールも「雨だれ」やバラード第１番など４曲も弾いてくれて聴衆も大喜び。最後は館内総立ちの拍手となって何度もカーテン・コールとなりました。また、ファンから差し出される花束を一つ一つ丁寧に受け取るポリーニの姿に巨匠ぶらない優しい人柄も感じられて、よい演奏会だったと思います。それにしても東京は人の多いところです。しかもなんだか皆セカセカしているように思えます。地下鉄の階段などを普通に歩いていても、すぐに押しのけられてしまう。（笑）なんだか自分にはとうてい住めない場所だと改めて感じました。もっとも現在住んでいる福岡もだんだん都会化してしまっていますが、少なくとも東京ほどではまだありません。ただ、東京という所は文化・芸術の関係では本当に恵まれた環境（これもいつも感じていることですが）であることは確かです。いくら地方へ多くの著名な演奏家が来てくれるようになったとはいえ、やはりこれはと思う演奏会は東京でしか開催されないケースが多いですから。交通機関はたしかに便利にはなったけれど夜の演奏会ともなれば泊りがけ覚悟で行かなくてはならないし、経済的にもかなり厳しいものがあります。まあ、こんなことを改めて感じた次第ですが、要はどれを聴きに行くか厳選してやっていくしか手はないのでしょうね。（やはりライブに優るものはないですから。）とにかくこれから当分の間、また次の演奏会へ向けて節約・貯金をしていくことになりそうです。
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ブルックナー№９　投稿者：ぽぴぃ 　投稿日： 5月14日(金)17時39分1秒

なべ様、山々様、ありがとうございます。確か８番と９番がセットになった２枚組の輸入盤（ジャケットは天使の絵）が、良好な音質で評判になっていたことを思い出しました。中古屋等で探してみようかと思います。バイエルン盤とＡＬＴＵＳのウィーン･フィル盤の比較は時間があったらゆっくりしてみようと思います。記憶をたどるとなべさんとほぼ同じで、響きもテンポもすっきりとしていますが、ややこじんまりした印象です。３楽章ではオケが探っているようなところも散見され、ウィーン･フィルのような曲を知り尽くした余裕はないようです。

RE:ブルックナー№９　　投稿者：なべ　投稿日： 5月14日(金)13時36分3秒

>オルフェオのバイエルン放送のライブ版と比べＢＲＳＯとの演奏は万事が堂々としてまるで（良い意味における）スタジオ録音のようです。但しこのオーケストラの特徴（あるいは長所）である「しっかりまとまった印象」が、今回のＶＰＯとの演奏と比べた場合、ややもすれば「スケールの小ささ」と感じられなくもないところです。草創間もないオーケストラに色々と求めるのも酷でしょうが。 >前回のブラームスの４番、私としては、 >コンサートホール盤を越えるものではないと思いました。確かに、演奏だけ採るとそうなるのですが、コンサートホールは録音が少々… そういう意味もあって、ALTUSの方も存在意義は十分あると思います。まあＶＰＯクラスのオーケストラとなると、いつでも自分を主張しますので、それがどうでるかという事でしょう。ところで、最近楽古堂さまをお見かけしませんが、御具合など悪いのでしょうが。心配です。
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ブルックナー№９　投稿者：　山々　投稿日： 5月11日(火)23時25分11秒

こんばんは。ブルックナーの９番は「白地のジャケット」と「EМIアートシリーズ」そんなに変わらない印象を受けております。「白地」が手元になくほかに行っていますので、二週間ほど後に聞き比べこの印象が変わればまた投稿いたします。８番は確かに「白地」より新盤が良いと思います。ところで今回のALTUSですが、ＥＭＩとの比較が多いようですが３～４年前のオルフェオのバイエルン放送のライブ版と比べ演奏はどうでしょうか。ご教示下さい。私も結構、評論家、セールスコピーに裏切られておりますので、今回は慎重になっています。前回のブラームスの４番、私としては、コンサートホール盤を越えるものではないと思いました。ただし、まだ一度しか聞いておりません。ベートーヴェン№９ですが、期待です。

URANIA　投稿者：なべ　投稿日： 5月11日(火)21時41分32秒

URANIAからシューリヒトの指揮でベートーヴェン交響曲第9番「合唱」（フランス国立管弦楽団・合唱団・シュターダー(S)・マルティ(Ms)・クメント(T)・レーフス(Bs)）がでます。録音は1954年9月12日(モントルー音楽祭)です。既出の音源ですが、マスターテープに近い音源からのＣＤ化であることを祈りたいと思います。 >ブルックナー／交響曲第９番　ウィーン･フィル（ＥＭＩ）ですが、私もぽぴぃさんと同じく「外盤で白地のジャケットに、寺院の写真が載ったもの」(というかその頂上が写った写真)で聴いています。他の盤と比べて音質に違いがあるのでしょうか。ご存じの方ご教示願います。
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ブルックナー／交響曲第９番　ウィーン･フィル（ＥＭＩ）　投稿者：ぽぴぃ 　投稿日： 5月11日(火)17時29分22秒

こんにちは。ＡＬＴＵＳのブル９の評判は上々ですね。ここで皆様に質問ですが、題名にあるブル９のスタジオ録音はどのＣＤで聴いていらっしゃいますか？僕は外盤で白地のジャケットに、寺院の写真が載ったものです。淡白な演奏のためもあるのでしょうが、どうも一つ一つの楽器の響きが細くて薄い感じがし、もしこれよりもいい音のＣＤが出ているならそちらに替えてみたいと思っています。

RE:ALTUS新盤　投稿者：toshiharu 　投稿日： 5月 9日(日)16時40分7秒

やっと聴けました。 EMI盤の直後に聴いたせいか、音がちょっと平板な感じがしました。その点が残念です。第三楽章が素晴らしいです。これ以上のことが人間にはできるのだろうか、と言う感じがしました。配慮のよく行き届いた、それでいて熱のこもった演奏でした。それと第二楽章のチャーミングな演奏も忘れがたいです。音質面で、やや物足りない面はありましたが、期待に違わない演奏でした。

RE:イタリア語　投稿者：なべ　投稿日： 5月 9日(日)11時51分53秒

通りすがりさまご教示有り難うございます。皆さんに色々教えて頂いて助かります。それにしても分かりにくいですね。人に聞いた話では、漢字の場合でも、例えば「東京」の発音が北京語（？）では「トンキン」になったりするそうです。でも「TOKYO」と発音してもらわないと、違和感ありますね。

イタリア語　投稿者：通りすがり 　投稿日： 5月 8日(土)23時54分36秒

> あるサイトでブラームス１番：シューリヒト指揮フランコフォルテ放送交響楽団、ブラームス３番シューリヒト指揮モナコ・フィル > 1963/5/19）を推薦しておられるのですが、どこから出たＣＤがご存じないでしょうか。モナコはミュンヘン、フランコフォルテはフランクフルトです。

RE モナコについて　　投稿者：信一　投稿日： 5月 8日(土)23時28分58秒

山々さん　はじめまして情報ありがとうございます。イタリア語でミュンヘンがモナコですか！！　書き込みをする前にその可能性もあるかなと思いネットで調べては見たのですが判りませんでした。これですっきりしました。重ねてありがとうございます。

ＲＥ：Original Masters シリーズ（新譜）　投稿者：KURO 　投稿日： 5月 8日(土)19時29分32秒

みなさん、こんにちは。私も今回のラインナップの中でロスバウトには大いに注目しています。なんといってもその演奏をあまり聴けない状況のなか、とても貴重だと思います。ただ、内容が不明な点が少し不安ですが。それと個人的にはカークパトリックにも興味があります。バッハのチェンバロ演奏に最近ちょっと関心が深まっている矢先だったので、こうした先達の演奏がまとまって聴けるのは嬉しいかぎりですから。話かわって、来週は久し振りに東京へまいります。もちろん演奏会を聴く為にです。年に一度と決めている東京でのコンサート。今回はポリーニのリサイタルにいたしました。今からとても楽しみです。

Original Masters シリーズ（新譜）　投稿者：なべ　投稿日： 5月 8日(土)18時08分58秒

前回はデッカレーベルでしたが、次回はグラモフォンレーベルだそうです。ラインナップの中で私が注目しているのは、以下の二点です。・ハンス・ロスバウト/ＤＧ全録音（5CD）…内容の詳細不明・フルトヴェングラー/ライヴ・レコーディング1944-1954（6CD）…初出音源なし後者は余り新味もないので、特に前者に期待しています。ロスバウトの録音は目に付く限り集めているつもりですが、グラモフォン音源は今のところ二枚しか持っていません。とはいえ、こんな調子で次々出すよりも、シューリヒトならシューリヒトでコンプリートを目指して、その上で、フルトベングラーならフルトベングラーのコンプリートを目指してくれた方が、私としては嬉しいのですが。そうでないと、またいつもの様に、新発売毎にダブりを買わされる羽目に陥りますから。「恋秀理人改め　山々」さん、今後も色々ご教示の程、お願いします。
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山々に改名します　投稿者：恋秀理人改め　山々 　投稿日： 5月 8日(土)13時53分10秒

ネット歴の浅い私は昨日この掲示板を発見し、ネットでの書き込みを初めて行いました。なべさまには早速ご返事をいただきありがとうございました。その後、この掲示板の別ペーを開いてみると、いるではありませんか、修理人さんが。失礼いたしました。私はシューリヒトを漢字で書くとこんな字かなと思っておりましたが、修理も含蓄のある字だなあと思います。それでこれからは、山々と名を変え投稿いたします。ちなみに、昨日のモナコ＝ミュンヘンは、１０年程昔に仕事で何度かミュンヘン～イタリアを往来したことがありまして、その時に空港の出発便表示、荷物引取りカウンターでの表示で知って非常に驚いたものです。

RE:モナコについて　投稿者：なべ　投稿日： 5月 7日(金)22時20分15秒

恋秀理人さん、はじめまして。 >モナコはイタリー語でミュンヘンですそうなんですか。知りませんでした。考えてみると、この種のちがいって色々ありますよね。例えば、南ドイツの某都市が「野蛮人」を意味するとは、英語表記を見るまで気付かなかったです。

モナコについて　投稿者：恋秀理人 　投稿日： 5月 7日(金)22時16分17秒

みなさんはじめまして、私もシューリヒト大好き人間です。あまり知識は無いのですが信一さんのお尋ねのモナコはイタリー語でミュンヘンです。パソコンが下手なのでこのへんで失礼します。

ありがとうございます。　投稿者：パウク 　投稿日： 5月 7日(金)19時39分57秒

　信一さん、こんばんは。　詳しいご説明、ありがとうございます。「シューリヒト復刻史上最悪のものです」ってすごいですね。なんだか怖いもの見たさ（聞きたさ）で見つけたら買っちゃいそうです。録音の悪いものが多いシューリヒトの中でもベストとは恐るべしです。　ブラームスの１番はCD-Rで手にはいるのですか。私も興味津々です。１番に関しては色々聞きましたが、これ！というものに巡り会えていません。この掲示板で教えて頂いたオルフェオのカイルベルトのような演奏で、１番はないでしょうか？

RE お尋ねします。　投稿者：信一　投稿日： 5月 7日(金)18時34分0秒

パウクさんこんにちはブラームス第３は、MELODRAM　CDM18047で出たものを持っています。このCD、私にとっては2つの意味で”謎”な演奏です。 1.同時期にキングから同一音源と見られる演奏が発売されたとき、モナコがミュンヘンになっていること。 2.SDR、BADEN盤と聴き比べると、この２つの演奏に見られる特色（第２楽章木管のリズムの入れ方、第４楽章の流れをせき止めてモットーを際立たせる等）が見られない。 1については、ミュンヘンと記載されたCDを持っていないので比較できませんが、演奏日が同じなんですから同一音源でしょう？　もしミュンヘンだとしたら、クナッパーツブッシュのオケに客演する際、ブラームス第３やブルックナーの第８（ミュンヘン市の祝典行事で指揮）といったクナの十八番ばかりを選んで演奏したことになります。 2についてですが、これは私にとっては問題です。結論から言うとおそらく別人の演奏ではないかと…　悪い演奏ではないのですが、全体的に響きを整える方向でよくまとまった演奏で、シューリヒト独特の細部に施されたひらめきが感じられません。第２楽章のコーダなど音響的には美しいのですが他の盤に見られるような心からにじみ出る感動が足りないように思います。戦後派の指揮者、たとえばサバリッシュの演奏だといわれれば納得してしまう演奏です。もし、これがシューリヒトの演奏だとしたら、うーん困るなぁ。この録音しかなければ悩まずに済んだのですが,,, 追記　このメロドラム盤　SDRとのハイドン86番がフィルアップされていますが、シューリヒト復刻史上最悪のものです。音ゆれとトビが酷く、とても聴いていられません。ラッパ吹き込みならともかく、54年の録音でこれはないでしょう。悪意すら感じます。ブラームスの１番は、CD-Rで出ていますね。私は持っていませんが、VIRTUOSOに付録（？）でついていた第１楽章を聴く限り、絶好調、神業、手に入れてみたい演奏です。スイスロマンドとの演奏が不出来、珍妙なので、この演奏に対する期待は大です。フレージング、リズム、バランスどれをとっても普通ではなく、ブラームス若気の至りの音楽が、最晩年の爛熟したロマン派音楽になっている！！　演奏芸術が再現ではなく創造の領域まで行ってしまった演奏ですね。第２楽章以降どうなるのでしょう？！　正規盤が出る可能性が限りなく低いので、自分の信条を破ってCD-R買ってみたくなります。
編集済

お尋ねします。　投稿者：パウク 　投稿日： 5月 7日(金)14時34分1秒

　久しぶりに書き込みさせて頂きます。　あるサイトでブラームス１番：シューリヒト指揮フランコフォルテ放送交響楽団、ブラームス３番シューリヒト指揮モナコ・フィル（1963/5/19）を推薦しておられるのですが、どこから出たＣＤがご存じないでしょうか。　手に入るものなら手に入れて聞いてみたいのですが。　よろしくお願いします。

RE:ALTUS新盤　投稿者：なべ　投稿日： 5月 6日(木)19時44分47秒

　シューリヒトのＣＤ、やっと聴けました。モノラルという事が全然気にならない程に良い音質です（但しhiro-nさんのおっしゃる通り、少々整音が過ぎて平坦な印象もありますが）。演奏も緊迫感に満ちたすばらしいものです。シューリヒトの場合、スタジオ録音だとどうも天上の音楽を奏でている様で、それはそれで非常にすばらしいのですが、シューリヒトという「人間」を味わう（失礼な言い方ですが）にはライブの方が俄然良い様に思います（ここで言っているのは演奏の善し悪しではないです）。ともかく、同じＶＰＯとの演奏とは言っても、スタジオにはスタジオの良さが、ライブにはライブの良さがあり、私は現時点では後者に軍配を上げたい心境です。近年、オルフェオなどからも出ている「クラウス・アイヒンガー」コンビの発掘品の中でダントツのお勧めです。注文を付けさせて貰えれば、ブックレット表紙の写真ですが、せっかくＶＰＯの資料庫を利用出来る立場なのですから、未公開の写真など使って貰えると有り難かったです。ワルターのＣＤの演奏日時の件も含め、そうした点で少々配慮が足りない様な気がします。それと、ブックレットの日本語訳が下手で辟易しました。今回発売の三点はどれもそうでした。改善を期待します。ＰＳ：書き終わってから気付きましたが、ＫＵＲＯさんとほとんど同じような感想になってしまいましたね。同じで悪い事もないのですが、全然別の感じ方をされた方のご意見をお聞きしたいものです。
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RE:ALTUS新盤　投稿者：toshiharu 　投稿日： 4月28日(水)09時56分52秒

hiro-nさん　はじめましてう～ん、マスタリングに問題有り、ですか。まぁ、自由に手を加えられる、というのがよくない場合もある、ということでしょうね。私は、入手したのですが、まだ聴けないでいます。hiro-nさんの指摘したあたりを十分注意して聴くことにしましょう。

ALTUS新盤　投稿者：hiro-n 　投稿日： 4月25日(日)22時39分17秒

　初登場です。よろしくお願いします。　いい時代になったもんですネ！ホームページは、CDを購入の可否を決める絶大なパートナーです。ALTUS新盤がクレジットされた時、シューリヒトとワルター盤の双方を購入する気でいました。しかし、幸だと思うのですが、ワルター盤のト短調はSONY盤ソースが基本になっているとのことで、買うのを止めることができ節約できました。有難いことです。　さて、本論ですがシューリヒトのブルックナーについて。時間が取れなく1回しか聴いてないので、的を得た感想になってないかもしれません。1,2楽章を聴き終えるまでは、ブルックナーとしてはロマン的に過ぎ、EMI盤を超えるものではなく、うわさ程でないと感じていました。ところが3楽章に入るや、EMI盤を先取りする深遠さに、ライブならではの即興性を加えたおもしろさがあり、久々に感動しました。何回も聴き直すには、EMI盤だと思いますが、ALTUS盤には新鮮味があり、一聴の価値は十分あると思います。しかし、音質ですが、マスターテープのすばらしさは感じられるのですが、クラウスさんのマスタリングにはいつもながら、がっかりです。クナの薔薇の騎士(RCA)・アルプス交響曲(ALTUS)・ブルックナー第3(ARTUS)、シューリヒトのエロイカ(ORFEO D'OR)、フルトヴェングラーの第9(ORFEO D'OR)など、重要な発掘のすべてが･････。残念で堪りません。　書き始めると、独り言になってしまいました。済みません。

続・ＡＬＴＵＳの新盤を聴いて。　投稿者：KURO 　投稿日： 4月25日(日)19時26分54秒

本命であるシューリヒトのブルックナー第９番、やっと聴き終えました。ぽぴぃ様も書かれてるとおり、金管の咆哮が凄まじいばかりで、ライヴならではの醍醐味が充分に堪能できます。（特に第２楽章など本当に迫力満点です！）それにしても、よくぞこれほど良好な状態の録音が残っていたものです。スタジオ録音では確かに静謐なイメージがあって、それだけ深遠な世界が広がっていく印象が自分の中では強かったのですが、このライヴではもっと生々しいと申しましょうか血のかよったシューリヒトの息吹といったものを濃厚に感じ取ることができました。とにかく皆さん、はやくはやくこのＣＤをお聴きください！（言葉で説明するのがモドカシイので）

ＡＬＴＵＳの新盤を聴いて。　投稿者：KURO 　投稿日： 4月25日(日)13時26分45秒

やっと手元に届きました。今回はワルター、フルトヴェングラーそしてシューリヒトの３枚を全て購入いたしました。どの演奏にも興味があったからですが。しかし、肝心のシューリヒトは（なんだかすぐ聴くのはもったいない気がして）まだ封を開けておりません。とりあえず、ワルターのモーツァルトから入らせていただきました。今回の録音に関しては、何かとリスナーの間で物議を醸しているようですが、音質がやりすぎず適度ににリマスターされている感じなので、個人的には好印象を持ちました。とにかく最近のワルター復刻盤の中では最上の部類に入るのではないでしょうか。この時代のウィーン・フィルの柔らかな弦の響きもしっかり伝わってきますし。ただ、指摘されているようにどうやら録音時期の掲載が間違っている（１９５６年ではなくて１９５２年が正しい？）という点については今後のＡＬＴＵＳレーベルの課題なのでしょうけれども。

RE:初めまして　投稿者：なべ　投稿日： 4月23日(金)09時13分4秒

ぽぴぃさんへ >ＡＬＴＵＳから出たシューリヒト／ＶＰＯのブルックナーの９番もう聴かれましたか。うらやましいです。忙しくて買いに行く暇もありません…
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RE:初めまして。　投稿者：toshiharu 　投稿日： 4月22日(木)20時56分34秒

ぽぴぃ　さん　はじめましてもう聴かれたのですか。私はようやく届いたところです。これからですけど、今から楽しみです。これかもよろしくお願い致します。

初めまして。　投稿者：ぽぴぃ 　投稿日： 4月22日(木)00時47分47秒

初めて書き込みをさせていただきます。ぽぴぃと申します。よろしくお願いします。今日ＡＬＴＵＳから出たシューリヒト／ＶＰＯのブルックナーの９番を早速聴いています。スタジオ録音が静的な演奏とすれば、こちらはライヴらしい動的な演奏で、金管の激しい最強奏、弦の絶唱などスタジオでは味わえない素晴らしさがあります。また演奏の精度は破綻がなくほとんど完璧といえるほどで驚きました。もちろんテンポの振幅は大きいですが、シューリヒトの他のライヴ録音に見られるように過度になってしまうことはなく、むしろスタジオに近いものでした。シューリヒトとＶＰＯは１９５６年のアメリカ演奏旅行から密接になっていくようですが、この演奏はその布石となる名演だったのではないでしょうか。

RE:発言数が１０００を超えました　投稿者：なべ　投稿日： 4月20日(火)21時50分8秒

私が１０００番目とは嬉しい限りです。私も、この掲示板で色々な事を学びました。これも、皆さんあっての事と感謝しております。今後ともよろしくお願い致します。

発言数が１０００を超えました。　投稿者：toshiharu 　投稿日： 4月20日(火)20時57分26秒

過去ログを整理していて気がついたのですが、先日、この掲示板の発言数が１０００を超えました。１０００番に当たるのは RE:ショーソン　投稿者：なべ　投稿日： 4月18日(日)21時06分20秒です。ここまでの数になったのは、皆様のおかげと思います。深く感謝致します。シューリヒトの話をする場ができれば楽しいかな、と言うことで始めた掲示板ですが、お陰様でいろいろなことを教えていただき、とても有益でした。シューリヒトの聴き方がより深くなったようにも思います。これからもシューリヒトを中心とした話題を楽しんでいきたいと思います。よろしくお願い致します。

Re ヘンスラー　投稿者：信一　投稿日： 4月19日(月)23時46分16秒

うーん　Erscheint nicht を出ないとするか..。たしかに、noch(まだ）が入っていないので、出しませんと訳すことも可能ですが、僕は単純に”出版されていない”つまり、準備中の意味で捉えていました。もし、直訳的に訳して出ないとするなら、かなり残酷なことをしますね。消せば良いのに..。英語のほうは初めて見ました。これなら、間違いなく出ませんね（苦笑）ワーグナーの売れ行きが悪いんですかね。ドイツでの人気の低さに改めて嘆息です。まぁ、本国では売れず日本でばかり売れるというのでは、作るドイツ人の気持ちも入らないのも判らないではないのですが.... SDRにしろNDRにしろ、宝物のような演奏がいっぱい眠っています。10年単位で待ちましょう。そのころ僕も年金生活、ちょうど良いかもしれない。

RE:ヘンスラー　投稿者：なべ　投稿日： 4月19日(月)11時06分1秒

駄目ですか…。とはいえ、音源がある事は確認されているのですから、他のレーベルから出る可能性も十分ある訳です（特に昨今の事情を踏まえれば）。余り悲観しない様にしましょう。ただ、もし権利関係から発売が遅れているのだとすれば、ちょっと困った事になりますが。ターラの社長も前に「レオ・ボルヒャルトのCD（しばらく前に発売されました）を出す際に遺族の間で騒動があって、発売が延び延びになっていた」という話をしていました。
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ヘンスラー　投稿者：kiyo 　投稿日： 4月19日(月)06時06分15秒

ヘンスラーのHPを久しぶりにのぞいてみたくだんのMozartのアリアはサンプルとしてほんの短時間提供されているタミーノのアリアがそうなのでしょうほとんど参考にならないレベルの音質ですがさてそんなことよりさらに気になることに気づきましたそろそろ出してくれないかなとふとシューリヒトの項目を見てみたら発売予定として記載されていた（はず）の３点のMozart、BrucknerのCDのところに　Will not be released　と書かれていますどういうことかと計りかねてドイツ語を見てみるとこれは決定的に厳しい　Erscheint nicht ときました気をかけらも持たせないような表現で要するに　’出ません’とはっきり宣言しているんでしょう？違いますでしょうか？最近ノリントンで稼いでるみたいだけどやはり経営は厳しいんですかね期待していただけに悲しく感じます Mozartの交響曲集だけでも出してほしかったなぁ　https://ssl.haenssler.de/classic.de/

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