シューリヒト掲 示板発言 1500−1451(2006年)

ヴァイオリン協奏曲  投稿者:itshowsun  投稿日:11月18日(土)10時28分32秒
  ブラームスのヴァイオリン協奏曲をステレオ化してみました。この曲は Ace of ClubsのLPで奥行きのあるかなりいい音として心に残っていました。こだわりのある曲です。
ステレオ化といっても、音の高さで楽器を左から右に並べ、ホール効果を与えるだけのものですから、ピアノは別にして弦楽器ソロは左右に大きく揺れます。だ からヴァイオリン協奏曲はいくら好きだといっても、ステレオ化技術への自信ができるまで手が出せなかったのです。実際ステレオ化してみると、やはりソロ・ ヴァイオリンは左右に大きく揺れるのですが、カデンツァ部分を編集して揺れを小さくすると、意外や意外、他の部分の揺れも小さく感じられました。ヴァイオ リンが中央に位置していると一度思い込むと、実際には揺れていても頭の中で中央に寄せてしまうのですね。結果はLP時代の奥行きを感じさせるステレオに仕 上がって至極満足しています。ついでに次の日早速、モーツァルトの第3番と第5番もステレオ化して楽しんでいます。

http://www2.gol.com/users/denno-ikiiki/TMC/index.html

 

ヘンスラー  投稿者:な べ  投稿日:11月17日(金)15時15分28秒
  さっき見たHMVのサイトによると「マーラーの『復活』とハイドンの第 86番が新たに追加されるというBOX」が出るそうですが、分売はないんでしょうかね… きっとありますよね…  

Re シューリヒトのお墓  投稿者:信 一  投稿日:11月 5日(日)10時48分21秒
  kiyoさん

素晴らしい報告を有難うございます。秋の日のドイツの素晴らしい雰囲気を思い出しました。
いつか必ず僕も行ってみよう!! 有給もとりやすくなったし、航空券も安いのだから。。。
 

RE ユリウス・レントゲン  投稿者:信 一  投稿日:11月 5日(日)10時43分39秒
  修理人さん

返事が遅くなってしまいました。たしか、メンゲルベルクの録音を持っていたはずと記憶していたのですが、間違いがないかどうか確認す るためにCDを探していました。
テレフンケン レガシーという企画のサンプラーCDの中に”古いオランダの踊り作品46”がメンガルベルクの指揮で入っています。珍しい名前なのとなかな かいい曲だったので覚えていました。改めてみると1855年生まれで32年になくなった人なんですね。シューリヒトがどういう関係だったかわかりませんで すが、年齢的に近いメンゲルベルクとは交友があったと想像されます。
それにしてもこういう人にもHPがあるとは!?
話は変わりますが、メンゲルベルクとシューリヒト 芸風は違いますが不思議な共通点があります。パート別の練習を重視した点、練習中に多くしゃべる、弦の 弾き方にこだわりがある。(メンゲルベルクはポルタメント、シューリヒトはレガート)等。ただ、ものすごい違いは、メンゲルベルクがいつも同じ話を同じと ころで話すのに対して、シューリヒトは即興的に夢でも見るように長く話してしまう点です。多分これは記憶力の違いじゃないかと思っています。シューリヒト の記憶力のすごさは語学力や暗譜力のエピソードでもわかりますが、記憶が強いと同じことを繰り返すのが苦痛なのではないでしょうか?やりすぎ?と思えるよ うな変更や表現がライブから聞かれるのですが、それがいやみにならないところは、本質的に自分の内部からの欲求に基づいているからなんでしょうね。こうい う表現と付き合うにはまず受け入れるところから始めないと”わからない”で終わってしまう。シューリヒトの難しさはそんなところにあると思います。
 

おかえりなさい  投稿者:修 理人  投稿日:10月19日(木)22時19分55秒    編 集済
  kiyoさん

こんばんは。お帰りなさい。
無事に戻られたのですね。「墓参りガイド」をありがとうございます(^o^)。
kiyoさんは蘭語も出来るのですか!「スヘーフェニンゲン」と読むのは初めて知りました。

http://page.freett.com/Schuricht/Schuricht.htm

 

BPOとシューリヒト  投稿者:kiyo  投稿日:10月19日(木)20時44分49秒
  帰国してから最近このBBSでも話題に出ているBPOとのエロイカを聴き ましたのでこれの感想を書いておきたいと思います。今まで海賊版を含めてこの演奏の録音を3種類ほど聴いてきました。前半のプラハのほうはかねてから個性 的な最上級のすばらしい演奏だと思っていましたが、実を言うとエロイカのほうはどれを聴いても一度も感動したことが無かったのです。どうにもシューリヒト 独特のライブ感や即興性や自由自在さが感じられなくて何か形骸的ないくぶん冷たい演奏に聴こえてしまっていたのです。そして端的に言ってしまうと今回の CDで初めてこの演奏に心底感動しました。確かに音はざらざらした生々しい感じを以前のCDより失っているかもしれません。でも以前のCDは僕にとっては コントラストを強調したデジカメの写真のようで、また別の言い方をすれば最前列でコンサートを聴くときの様にどうも細部に音のとげが立ちすぎているように 感じられたのです。今回のリマスターで初めてその巨大な全体像がつかめるようになった気がするのです。皆さんおっしゃるようにこれはとてもステレオなどと 胸を張って言える様な代物ではありません。ほとんどモノラルです。そしてあのわざとずらしたような冒頭の音があまりにそろっているのではじめは違う日の演 奏かと思ったぐらいです(でも第3楽章のフルートの大きなミスが同じなので同日の演奏でしょう)。しかしそこから僕に聴こえてきたのはすみずみまで清く澄 み切ってどこの細部も入念に練り上げられた透徹した音楽でした。じっくりとひとつひとつの音を噛み締めるように管楽器さえも太い音で吹き抜かせる。第2楽 章の地の底までえぐり抜くが如き深さ。僕には緩みは微塵も感じられません。すみずみまで精神がみなぎっていると思う。ただ常々のシューリヒトには見られな いほどの徹底的な楷書体の表現なのです。彼はオーケストラによってかなり表現を変えていたと思うのです。というか最もこのオーケストラの能力のなかでどこ がすばらしいのかそれを見てそれを表現に取り入れていたと思うのです。表現の創造性から言えばフランスでの演奏がどうみてもすごかったと思います。晩年の フランス国立管弦楽団とのBruckner sym.7、Beethoven syn.6やsym.9を聴くとその突拍子もないまでの創造的な表現に驚きを隠せません。その対極にベルリンフィルとのこのエロイカがあったように思うの です。シューリヒトがストラディバリウスと言ってこのオケを愛したというのもそういうことだと思うのです。そのすばらしい演奏能力への深い愛情と尊敬が感 じられるのです。だから機能美を最大限に生かそうとしたのではないでしょうか。前半のプラハでは確かに楷書体ではなく激しいデフォルメが見られますが(特 に第2楽章の中間部でのホルンの強奏に続く尋常でないテンポの落とし方、その静寂に吸い込まれるようなしみわたるような美しさ。)それさえもベルリンフィ ルの太く深く安定した音色との組み合わせでこそ現れた表現だと思うのです。そしてそれに加えて新しく出来たばかりのベルリンのフィルハーモニーの存在(今 でも世界で最もすばらしいホールだと思います。シューリヒトもその斬新なデザイン性とすみずみまで音のバランスのよい響きに驚いたに違いありません)。カ ラヤンの存在(新しいものに対して伝統の忠実なそして正統な表現者たる自負がシューリヒトにおこったかもしれません)。そしてその時代におけるベルリンと いう歴史的、地理的な場所の意味(東ドイツにポツンと浮いた西側の土地。その時代的緊張感。そして次世代への思い)など。そこまで考えるのは深入りしすぎ かもしれませんがそういうことさえも感じさせるほどの凄みがありました。彼にとってはベルリンフィルを使ってやりたいことを存分にやった演奏だと僕はこの 演奏を聴いて思うのです。確かに晩年ということがこの演奏に大きな影を落としているという風に考える向きももちろんありましょう。ただ僕個人としては直感 として晩年だからこのような演奏になったのだとはあまり思えないのです。そして花が咲き乱れるように爛熟したVPOとの演奏とはまったく違うすばらしいエ ロイカをここに得たことを心からうれしく思ったのです。  

シュー リヒトのお墓  投稿者:kiyo  投稿日:10月19日(木)20時30分57秒
  おかげさまで無事にシューリヒトのお墓にお参りすることが出来ました。
日本からの直行便がいくつも発着するフランクフルト空港からヴィースバーデンは電車でほんの30分ぐらいしかかかりません。もし機会があればぜひ立ち寄っ てみてください。これから行かれる人のために簡単なガイドをここに記しておきたいと思います。

フランクフルトからはS-Bahnでヴィースバーデンに直行列車が一時間に数本ありますのでこれに乗ります。ヴィースバーデン駅で降 りますと正面にすぐ大通りがあります。通りをはさんで向こう側にバス停が見えますのでそこに渡って行きます。バスの6番線または3番線の Nordfriedhof行きに乗ります(チケットはバスの運転手から買います)。そして終点のNordfriedhofで降りればそこがシューリヒトの 眠る墓地です。バス停を降りたらすぐ正面に入り口がありますのでそこから入ります。真ん中の通りをほんの10〜20mぐらい歩いたところの左手にいくつか 土地の名士と思われる人のお墓が堂々と並んでいます(ちょうど管理人さんの住んでいるログハウス調の家の向かい)。シューリヒトのお墓はその裏手にある小 道にこんもりとした潅木におおわれてひっそりとたたずんでおります。気づかないで通り過ぎてしまうぐらいに素っ気無いお墓です。

この墓地は駅からぐんぐん丘の上をバスでのぼっていった終点にあり空気の澄んですがすがしいすばらしいところです。周辺には深い森が 広がっており鳥もたくさん鳴き交わしています。墓地の中にもたくさんの大きな木々が植えられておりその木々の中に点々とお墓があります。とても広い間取り のゆったりとした公園の様な素敵な墓地です。ちょうど紅葉の時期で夕陽の光が黄色や真っ赤な木々を包むように照らしておりたとえようも無く美しかったで す。シューリヒトのお墓そのものは写真で見る印象よりいくぶん大きいものでしたが、実に簡素な本当に彼らしいお墓でした。ひっそりと数株だけピンクの小さ な花をつける草花が正面に植えられておりました。誰も通らない小道にしゃがんで今までの感謝とともにゆっくりとシューリヒトとの対話を楽しませていただき ました。

あと修理人さんのご指摘のレントゲンという作曲家についてですが、まったく知りませんでした。さっそくサイトをのぞいてみましたが シューリヒトに献呈されたという記載しかないようです。しかし日付が付随しているからにはその日が初演で(ちょうどScheveningenのサマーフェ スティヴァルの季節ですし)、それがシューリヒトに献呈されたということなのではないでしょうか?シューリヒトも毎年かの地でこのフェスティバルを指揮し ていた時期ですから。それにしてもオランダ語読みでスヘーフェニンゲン(スケベニンゲンともかいてあることもあるがこれは発音してみるとちょっとね・・) というこのリゾート地にたまたま今回何も知らずに立ち寄りましたが、あそこにあるクアハウスが修理人さんのHPのコンサートリストでKurzaalと記載 されている場所だったんですね。今はじめて帰国してからつながりました。オランダのハーグからトラムで20分ぐらいの北海に面したリゾートですが今の時期 は閑散として人もまばらでした。あそこで夏にシューリヒトが毎年のようにたくさんのコンサートを指揮していたなんてそのときには思いもしませんでした。
 

カーネギーホールのシューリヒト・VPO  投稿者:修 理人  投稿日:10月19日(木)17時45分15秒    編 集済
   こんばんは。
 タイムの1956年19号に記事が出ていました。
 曲目はモーツァルトの交響曲23番、ベートーヴェン「エグモント」序曲、ブルックナー交響曲7番だったようです。演奏会の日付がないのが残念です。

http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,867266,00.html

 

ユリウス・レントゲン  投稿者:修 理人  投稿日:10月18日(水)18時41分22秒    編 集済
  こんばんは

みなさんは、Julius Röntgen(ユリウス・レントゲン)という名前を聞いたことありますか?ライプツィッヒ生まれのオランダの作曲家だそうです。
作品リスト
http://catalogus.donemus.nl/minisis/files/brochure/b004091.pdf
にシューリヒトの名前があります。1931年シュベニンゲンとありますが、シューリヒトが指揮して演奏したのでしょうか?
 信一さん、教えて(^o^)!

http://home.wirehub.nl/~jrontgen/

 

ヘンスラー   投稿者:信 一  投稿日:10月14日(土)09時45分31秒
  ヘンスラーのHPでマーラー復活とハイドン86番の2枚ぐみのアナウンス が出ています。発売日はまだ未定ですが、新しいシリーズを始める兆候でしょうか?既発売も相当のCD数を出してくれましたが、それでも、CD−Rなどで発 売された音源で発売されていないものも多く、これで終わられると…と不安に思っていたのですが、どうも継続してくれそうですね。  

色々  投稿者:な べ  投稿日:10月12日(木)14時38分42秒
   BPOとの共演のCD、聴き終わりました。伊オリジナルのCDを持って いないので、比較は出来ないのですが、これはこれで良いものだと思いました。ただ、演奏は、シューリヒト+BPOという単純な足し算の成果にはなっていな いなあ、と思いました。例えば、英雄など、私はフランスの楽団との演奏の方が好きです。ともあれ、比較の対象となるCDが増えたことを喜びたいと思いま す。

>kiyoさま
 ドイツに行かれるとのこと、私も今年の冬に南ドイツに行く予定があったのですが、「緯度からいうとミュンヘンの方が札幌より北」とのことで、春以降に延 期しました。お気を付けて行っていらしてください。
 

RE;削除をお願いいたします。  投稿者:toshiharu  投稿日:10月 9日(月)19時12分42秒    編 集済
  あまり恐縮なさらないでください。同じシューリヒトファンなのですから。

それにしても大変な労力をかけられたのですね。私はLPを再生できる環境がないのですが、いまだに聴く人がいるのですね。

満足のいく形ができるように願っております。
 

削除をお願いいたします。  投稿者:Hirosige  投稿日:10月 9日(月)14時31分42秒
  Tosiharu様
大変申し訳ないことをいたしました。すぐ削除をお願いしたいと思います。
LPは主に音楽雑誌(レコード芸術等)の読者欄や、出張の折全国のLP専門店を回ってなるべくオリジナルに近いプレスのものを苦労して集めたものです。 ベートーヴェンの交響曲全集は新品だったので5万円(第9がステレオなので日本版にこだわった結果)、同じくウィーンフィルとの1,2番はオリジナルプレ スに近いもので2万円と、お金も労力も使ったので、少しでもシューリヒトの良さを解る方にとついつい(やはりシューリヒトはまだまだ限られた人にしか知ら れていませんので……)。ヤフーのオークションに改めて出そうと思います。重ね重ねお詫びいたします。
 

RE:シューリヒトのLPを売ります。  投稿者:toshiharu  投稿日:10月 9日(月)10時50分18秒
  本掲示板管理人のtoshiharuです。

すでにご承知のことと思いますが、この掲示板はシューリヒトについて語り合うことを目的としておりますので、取引についての直接の書 き込みはご遠慮いただきたいと思います。

ただし、今回のように、シューリヒトのLPの処分については、関連する話題と思います。このような場合は、具体的な情報について直接 メールで連絡を取りあうやり方がよりよいかと思います。

LPを集められたきっかけや、その過程のお話などはこの掲示板の趣旨に合致した話題ですので、大歓迎です。

本掲示板の趣旨をご理解の上、ご活用下さいますようお願いいたします。
 

追記  投稿者:Hirosige  投稿日:10月 8日(日)21時18分11秒
  先ほどの件ですが、3万円という値段なので、おまけを追加します。LPで はシュライヤーの「詩人の恋」「リーダークライス」リヒター「メサイア抜粋」マリナー(1972)「水上の音楽」、CDでシューベルト「グレート」、なお 送料は当方持ち。
hiro_mitiko@ybb.ne.jp
 

シューリヒトのLPを売ります。  投稿者:Hirosige  投稿日:10月 8日(日)20時27分45秒
  この掲示板はオークションののコーナーではないので物の売買を行ってはい けないのかもしれませんが、どうせ手放すならシューリヒトを心より愛して下さる方にと思っての事ですのでお許し頂けたら嬉しいのですが……。もし非難轟々 でしたら、全て取りやめます。
シューリヒトのLPを全て手放します。10年ほど前に10数万円かけて入手したもので(命の次に大事にしていたもの)ですが、全部で3万円です。状態は極 めて良好で(勿体無くてCDで聴いていましたので)、1度も針を落としていないものもあります(只、初めて発売された所謂初期版ではありません)。ベトの 交響曲全集(第九はステレオEAC57053〜60)ウイーンとの1,2番、ブラの交2番、協2番、ハフナーと未完成、ブルの8,9番 (EAC55043〜44、EAC55018)、ハフナーセレナード(外盤)おまけにCDでモツレクを付けます。
hiro_mitiko@ybb.ne.jp  LPで聴くシューリヒトは格別だと思います。
 

長 年の夢  投稿者:itshowsun  投稿日:10月 8日(日)15時41分26秒
  シューリヒトのモノラル録音を個人でステレオ化しているものでございま す。35年前にハーグのブルックナー7番で彼のファンになって、いつも求め続けたのはよりよい音でございます。最近でこそシューリヒトのCDは多数発売さ れていますが、昔は本当にひどい状態でした。そんな中私の夢は、パリ音楽院のベートーヴェンの交響曲をステレオで聴くこと、ブルックナーの3、7,8,9 番以外の交響曲を聴くこと、ウィーンフィルのモーツァルトのレクイエムとベートーヴェンの交響曲第4番を聴くことでした。幸運にも、パリ音楽院の「合唱」 はステレオで、モーツァルトのレクイエム、ブルックナーの4、5番も聴くことができました。残るはウィーンフィルのベトの4番とステレオです。このステレ オ化はこの4月パソコン用の音楽編集ソフトを入手することにより、自分なりに行ってきました。この8月頃から自分が求めていた音を実現できるようになり、 夢がかないました。一人で楽しめばいいのですが、どうしても他のシューリヒト・ファンに知らせたくてたまりません。聴いてもらえれば驚くのに、著作権の問 題でサンプルさえも無料で配布も出来ず、はっきり言って一人相撲です。
ところで、フェラスのVn協奏曲はVnの定位の問題があるので残念ながら一番最後にステレオ化する予定です。

http://www2.gol.com/users/denno-ikiiki/TMC/index.html

 

フェラスとシューリヒト  投稿者:KURO  投稿日:10月 8日(日)14時40分41秒
  みなさん、こんにちは。

最近発売になったクリスチャン・フェラスのバッハ無伴奏(SILVER OAK AGES)。
録音は1977年。ちょうどアル中で体をこわしコンサート活動からもリタイアしていた時期のものとのことでしたので、ちょっと怖いものみたさ的な気分で入 手したのですが。
これがなかなかの秀演でした!
もっともヴァイオリンの技術など素人である私にわかろうはずもないので、最悪であろうコンディションのなかでの録音で、しかも難易度高い無伴奏の演奏であ ることから、きっと傷は多々あるのだとは思うものの、それでも自分としては心惹かれるものがありました。

さて、フェラスといえばシューリヒトとの共演がとても印象に残っています。
いま久し振りに手元にあるCD(ARCHPELのものですが、幸いこれはそれほどひどい音質ではなかったようです)でブラームスの協奏曲を聴いています。 フェラスの端正な弾き振りとシューリヒトの堅固なバックアップ、そしてなにより柔らかなウィーン・フィルの響き・・・それらが見事にマッチした演奏だと思 います。
フェラスはカラヤンのお気に入りだったとのことですが、シューリヒトも彼の才能は認めていたのでしょうか?少なくともフェラスの非凡な才能はある程度認め ていたのかもしれません。

ところで最近このサイトによく書き込みをされている方で、しきりに自分流のステレオ化を試みられておられるようですが、とうとう シューリヒト夫人へ贈呈までしたようですね。
一方で、ある方はわざわざお墓を訪ねようとなさっているようですし。

なんとも凄いというか、改めてその思いの強さに感心いたしました。
 

ベートーヴェン交響曲全集  投稿者:itshowsun  投稿日:10月 8日(日)13時27分53秒
  ステレオ化したベートーヴェンの交響曲集(No.1~No.8)を、 シューリヒト夫人に贈呈しました。先日夫人から手紙を頂き、神様のようなシューリヒトが非常に身近に感じられました。アマチアがステレオ化したCDなど 送って失礼かもしれないという気がありましたが、今回のTestamentのステレオの英雄を聴かしていただいて、大いに自信を持つこともできました。も し今回のCDがモノラル音源そのままであったなら、もっと自然なステレオに変換できたので、かなり残念です。しかし、改めて、パリ音楽院のステレオ「英 雄」のすばらしさを実感できたので、私としてはTestamentのステレオ「英雄」は有意義な出費でした。
残念ながら、バックハウスとのベートーヴェンの「皇帝」をステレオ化中に、20年来のマランツのアンプが故障して、ヘッドホーンでしか聴けなくなってしま いました。ただ、この「皇帝」はかなりよくステレオ化できたので、今はヘッドフォーンで楽しんでいます。バックハウスとシューリヒトの組み合わせはブラの ピアコン2番ともども本当に楽しませてくれます。CDに決定盤など無いのですが、この二人の組み合せの演奏は他の演奏を聴きたいという気持ちを無くさせて しまいます。

http://www2.gol.com/users/denno-ikiiki/TMC/index.html

 

お墓  投稿者:修 理人  投稿日:10月 8日(日)00時23分16秒    編 集済
  kiyoさま

こんばんは。
間に合わないといけないと思い、思い切ってシューリヒト夫人に伺いました。
Nordfriedhofの入口の左手に15メートルほどのところらしいのですが、、。
どうしても口頭ではそれ以上細かくは分りませんでした(^_^;。
しかしご安心を!
入口の右手に管理人だかの家があって、そこの人に聞けば簡単だということです。
うまく見つけられることを、お祈りします。

http://page.freett.com/Schuricht/Schuricht.htm

 

Testament  投稿者:信 一  投稿日:10月 7日(土)00時45分57秒
  ステレオという触れ込みでしたが、限りなくモノラルですね。コンサート ホール録音の発売時と同じような失望を味わいました。ただ、復刻自体は良心的なので正規盤を手に入れたという喜びはあります。同時にARCHPELのメン ゲルベルグのブラームスを買ったのですが、こちらはいらずもがのステレオプレゼンスが付いていて2分と聞けませんでした。しばらくショックでCD買えませ ん。(苦笑)
ところで、第9なんですが、独奏者と合唱団がパリ盤と同一ですね。WIENと書いてありますがパリ盤の間違いなのではないでしょうか?たぶんステレオ音源 を見つけて復刻するつもりと見ました。
未発表ライブならうれしいのですが、パリの合唱団とWIENが競演するのは考えにくいですね…
万が一私の推測が正しかったら、今度は本当にパリ盤の第9以外のステレオ音源を探し出してくれるのではという期待が持てます。
 

お墓について  投稿者:kiyo  投稿日:10月 6日(金)00時31分33秒
  ご無沙汰しております。
まずfwさま。これはまたすばらしい情報ありがとうございます。今までまったく世に出たことのない録音のようですね。テスタメントがついに本腰を入れてき てくれてうれしいです。
さて話は変わりますが、シューリヒトのお墓について以前にもこのBBSで話題になりましたが、その後どなたか行った方がいらっしゃいますでしょうか?もし いらしたら場所を教えていただけたらありがたいのですが。来週に渡欧する機会があり最終日の帰国がフランクフルトの夜便で時間があるのでヴィースバーデン に寄ってみようと思っているのです。調べてみるとどうやらNordfriedhof(北墓地)にあるらしいことまでは分かりましたが何かご存知の方がい らっしゃいましたらぜひご教授お願い申し上げます。
 

Testamentから第九の予告  投稿者:fw  投稿日:10月 5日(木)11時16分41秒
  テスタメントHPに,ウィーンフィルとの第九の予告が出ています。
どこでのライブかは明示されておらず,私の資料では,1954年6月29日リヨン音楽祭でのものかと思うのですが,ソリストと合唱団が異なっており,どこ でのものか定かではありません。
どなたかご教示いただけますか?

テスタメントのベルリンフィル64ライブ,音が今一かと思いましたが,これはアナログ型のちょっと古い装置で聴くと,すばらしく雰囲 気のある演奏だとわかました。ただ,指揮ぶりの熱さが伝わってくるのは,63フランス国立管のほうですね。

http://www.testament.uk.com/forthcoming.html#anchor44687

 

RE:BPOとのライブCD  投稿者:KURO  投稿日:10月 4日(水)20時31分9秒
  修理人さん及びtoshiharuさんへ

テスタメントのCDなかなか好評のようですね。私も本日やっと入手できました!
これから聴いてみようというところですが、聴く前からワクワク状態です。

ところでARCHIPELレーベルから有名な1956年のVPOとの国連コンサート・ライヴが発売されるようです。こちらも嬉しい情 報ですね。この調子で年末までシューリヒトのCDが出てくれるとよいのですが・・・最近ベルリン・フィルやウィーン・フィルの自主制作盤が出て話題になっ てますが、この中でも取り上げてもらえたらと思います。
 

RE:BPOとのライブCD  投稿者:toshiharu  投稿日:10月 4日(水)15時30分55秒
  修理人さん

私はエロイカがずいぶん印象が違うので、びっくりしました。ゆったりした感じがなんともいえないです。ゆったり演奏するシューリヒト もいいですね。
 

BPOとのライブCD  投稿者:修 理人  投稿日:10月 3日(火)22時48分5秒    編 集済
   テスタメントのCD(SBT2 1403)を入手したので聴いてみました。マンフレッド序曲は、いつになくテンポがゆっくり。プラハの第2楽章でも、ところどころで思いっきりテンポを遅 くしています。びっくりしました。今まで、ちゃんと聞いていなかったのがわかりました(笑)。

http://page.freett.com/Schuricht/Schuricht.htm

 

パ リ音楽院のトランペット  投稿者:itshowsun  投稿日: 9月14日(木)19時23分0秒
  パリ音楽院のベートーヴェンの交響曲全集が大好きです。最近自分で全曲ス テレオ化したので、試聴も兼ね毎日聴いています。やはり、いつ聴いても惚れ惚れするのがトランペットです。英雄や運命では大活躍です。いつも思うのです が、このトランペット奏者は誰なのでしょう?もしご存知の方があれば教えてください。モーリス・アンドレ?

http://www2.gol.com/users/denno-ikiiki/TMC/index.html

 

NET放送の録音  投稿者:信 一  投稿日: 9月10日(日)11時50分16秒
  ブロードバンドの環境であれば、苦もなく海外の放送が聞ける時代になった のは、本当に素晴らしいことだと思います。これで配信のスピードがさらに上がってくると、歴史的録音の放送なら十分鑑賞に堪えうる品質で聞くことができる でしょう。
シューリヒトの知名度があがる(復活)につれて、ヨーロッパなどで貴重な放送録音の放送があるかもしれません。そんな時保存ができたら? 個人的にはとて もそこまで手が回りませんが、もし興味がある人は、下のURLに詳しい情報があります。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~y-koba/radio01.htm
 

Re: 去年のことですが、、。  投稿者:信 一  投稿日: 9月 8日(金)19時55分29秒
  MAREさん
情報有難うございます。
NDRはKURTURというチャンネルでクラシックのライブ放送を流しています。正規のチャンネルなので、その放送もやっていたはずですね。
しばらくぶりにドイツの放送局のHPにいってみたら、ほとんどの局がNETで聞けるようになっている!! 時々プログラムを確認する必要があるようです ね。
下のURLで聞けます。
http://www.ndrkultur.de/ndrkultur_pages_stdspecial/0,,SPM7484_CONkultur,00.html
 

Re: 去年のことですが、、。  投稿者:修 理人  投稿日: 9月 8日(金)18時56分37秒
  mareさん

こんばんは。おひさしぶりです。

> Johann Sebastian Bach:
> Non sa che sia dolore, Kantate für Sopran,
>  Flöte, Streicher und Basso continuo BWV 209
> Ruth-Margret Pütz / Gerhard Otto
> NDR Sinfonieorchester / Ltg.: Carl Schuricht
> Mitschnitt vom 1.2.1960 in der Laeiszhalle Hamburg
これはCDになっていませんね。
演奏記録もありませんでした。
よく見つけましたね。感謝。
 

Re: 去年のことですが、、。  投稿者:mare  投稿日: 9月 8日(金)17時55分55秒
  修理人様,

北ドイツ放送(NDR)でも少し遅れて「去年の」8月31日に
 22:00-22:30 Große Künstler
 Aufnahmen aus dem Archiv des NDR
 Carl Schuricht zum 125. Geburtstag
 Johann Sebastian Bach:
 Non sa che sia dolore, Kantate für Sopran, Flöte, Streicher und Basso continuo BWV 209
 Ruth-Margret Pütz / Gerhard Otto
 NDR Sinfonieorchester / Ltg.: Carl Schuricht
 Mitschnitt vom 1.2.1960 in der Laeiszhalle Hamburg
 Übernahme vom SR
という番組を放送していました。
この演奏はCDになっていたでしょうか?
 

マーラーの交響曲のステレオ化  投稿者:itshowsun  投稿日: 9月 6日(水)14時17分59秒
  私はマーラーをあまり好きではないので、レコード会社が擬似ステレオ化し たマーラーの交響曲を人工的にさらにステレオ化するのは気が進まなかったのですが、今回ステレオ化して、特に第3番のシューリヒトの解釈に感銘を受けまし た。ステレオ効果確認の視聴で、結局全曲聴き通してしまいました。伝統的な交響曲形式からまったく別な、自由な形式の美しさに聴惚れました。シュトォット ガル放響の演奏もライブと思えぬ完成度、録音も1960年という新しさですから、初めからステレオと思える出来です。こんな名演がまだあったのですね。そ して、マーラーの交響曲って、こんなにも新しい自由な形式だったのですね。シューリヒト、ありがとう。
第2番「復活」はヘッセン放送の録音がよく、きれいにステレオ化されています。ただ3番を聴いた感激がすばらしく、別に音以外に感想はありません。そのう ちゆっくり楽しみます。
「大地の歌」は録音が1939年でポルトガル原盤の音がひどく、ステレオ化してもどうしようもない、と思っていたのですが、最後に何とか音楽的に耐えうる 音に仕上げました。大音量で聴かなければ、原盤からは想像できないような普通のステレオです。残念ながら、大音量で聴くと、声楽が少し割れています。

http://www2.gol.com/users/denno-ikiiki/TMC/index.html

 

去年のことですが、、。  投稿者:修 理人  投稿日: 9月 5日(火)14時11分31秒
  こんにちは。

昨年7月3日頃のシューリヒト生誕125年記念ラジオ番組の情報です。今頃遅い?(^_^;。

3.Juli 2005 ヘッセン放送(Hessischer Rundfunk)"Prima la Musica"
10:05-11:30 Bruckner: Sym.9 Bayerischer Rundfunk Orchester (1963)

5.Juli 2005 バイエルン放送(Bayerischer Rundfunk)"Philharmonie"
10:03-11:55  Haydn Sym.95 RSO Stuttgart (1955)
             Mozart:Klavierkonzert KV.595 R.Casadesus and VPO (1961)
             Bruckner: Sym.9 Bayerischer Rundfunk Orchester (1963)

6.Juli 2005 南西放送(Sudwestrundfunk)"Treffpunkt Klassik"
10:03-11:55  Brahms: Sym.2 RSO Stuttgart (1966)

曲自体は、CDで入手可能なものばかりでした。

http://page.freett.com/Schuricht/Schuricht.htm

 

マルケヴィチの芸術  投稿者:KURO  投稿日: 9月 3日(日)10時06分52秒
  みなさん、こんにちは。
今回はシューリヒトの話ではなくて申し訳ないのですが。

国内盤として出ている20世紀の巨匠シリーズ。
既に出ている録音のものが多いのですが、その中に廃盤となったものや初CD化のものも含まれて
いるので、自分にとっては目の離せない貴重な企画ものとなっています。

そのシリーズに鬼才マルケヴィチが登場しました。
さっそく何枚か入手したのですが、そのなかで特に面白く感じたのがヴェルディ:レクイエムでした。本来はイタリア的色彩の濃いこの曲が、ロシアの名歌手 ヴィシネフスカヤをはじめとするソリストとモスクワ・フィルというオール・ロシアによる演奏により、全く違ったものになっているのです。もちろんそこには 国境を越えた音楽というものの素晴らしさが明確に聴く者の心に伝わってきますが。それにしてもこんなに異質で不思議な感じのヴェルディは耳にしたことがあ りません。
これこそマルケヴィチの面目躍如たるところなのでしょうか。
ただ、ちょっと不満が残るには思ったほど音質が良くないことぐらいでしょうか。

それ以外には、ワーグナーの序曲集とチャイコフスキー「悲愴」交響曲(ベルリン・フィル)、そしてロシア管弦楽の名曲集(ラムルー 管)も聴きました。
ワーグナーに関して言えばマルケヴィチにしては素直な演奏という印象ですし、チャイコフスキーについてはロマンチシズムを色濃く感じさせる内容です。また ロシアの名曲集についてはマルケヴィチの妙技がたっぷり堪能できます。

カラヤンの好敵手でもあったこの指揮者の類稀な才能をあらためて再認識させられました。
 

ベートーヴェン交響曲人工ステレオ化  投稿者:itshowsun  投稿日: 8月23日(水)11時55分44秒
  パリ音楽院とのベートーヴェン交響曲全集(1〜8番)のステレオ化を終了 しました。私のオーディオ・セットではほぼ完全なステレオとして響いています。ステレオでこの全集を聞くのが長年の夢でしたから、感無量です。ただし、か なり音をいらってしまったために独り善がりの可能性があります。音感に自身のある人モニターになってください。興味ある人は私にメールを送ってください。

http://www2.gol.com/users/denno-ikiiki/TMC/index.html

 

ブルックナー  投稿者:信 一  投稿日: 8月20日(日)13時17分54秒
  ウィーンフィルとのブルックナー(EMI)が最高の名演であることは疑い ないのですが、ベルリンとの競演では、はるかに自由に”自分”を出しているのではないかと予想されます。それが、曲の表現として最善になる保証はないので すが、シューリヒとのファンとしてはたまらない興味をそそります。
シューリヒトが”ストラディヴァリ”と呼んで愛した”カラヤンフィル”を使って、オケを全開に鳴らす、たまげるような豪快な第9が期待できます。それがス テレオだったら・・・・・
ザルツブルクでの第7の批評では、”大ホールが小さすぎると感じるほどの大音量で”とあります。ベルリンでの第9の演奏傾向がしのばれる話ではないでしょ うか?
 

RE: ステレオ  投稿者:KURO  投稿日: 8月20日(日)11時32分7秒
  信一さま

えっ!本当ですか。
もしそうならすごく期待できますね。
最近はそれぞれのオケは自主制作CDを発売するようになって貴重なライヴ録音が出回ってきています。ウィーン・フィルのものも一般には発売されていません が、ネットでは入手が可能となっているようですし。
ベルリン・フィルもまさしく満を持しての感はありますが、いずれにせよ私達にとっては朗報だと思います。
 

RE:ステレオ  投稿者:toshiharu  投稿日: 8月20日(日)10時43分25秒
  信一さん

これはビッグニュースです。ライブのステレオ盤がさらに発売される可能性があります。

本当に期待できます。
 

ステレオ  投稿者:信 一  投稿日: 8月20日(日)10時35分47秒
  ベルリンフィルの自主制作CDの発売が予告されて、その中にフィルハーモ ニーの柿落としであるカラヤンの第9がステレオで発売されるとありました。
これが1963年10月ですから、これ以降のベルリンフィルの公演はステレオである可能性が非常に高いのでは!!
修理人さんのHPによれば、今回発売される英雄のプログラムのほかに、シューベルトの第5、ブルックナーの第9のプロ、そしてシリングス(たぶん交響曲、 そして願わくばメインがブルックナー第7)を含んだ演奏会が開かれています。
ものすごく期待できますね。テスタメントさんお願いします!!!!
 

ブラームス交響曲第1番  投稿者:itshowsun  投稿日: 8月14日(月)10時04分4秒
  1番をステレオ化しました。音がかすれたり、うなったりして、音質改善の 望みがまったくない原盤(キングインターナショナル)、その上モノラルなのに、左右チャンネルに違う音が入っていたりして、ステレオ化にはかなり手間取 りました。その苦労の甲斐があり、音質的には昔の香港海賊ビデオの音近くまで改善しましたが、ステレオ臨場感はかなり良く、ブラ1の響きを楽しむことがで きます。
演奏としては1・2楽章はブラ2を思い出すような軽いがロマンチックな演奏です。ステレオ効果は第3・4楽章に顕著で、ステレオだが音の悪いFMの感じで フェステバルホールのザンデルリングのライブ以来久しぶりに興奮しました。ザンデルリングのライブのあの壮大なクライマックスはありませんが、はっきり 言って、こんなにはちゃめちゃなフィナーレは新鮮でした。シューリヒトというのはいつもこんなブラ1を演奏したのでしょうか?そうだったら、天才異人の一 言です。

http://www2.gol.com/users/denno-ikiiki/TMC/index.html

 

ロマンティックを擬似ステレオにして  投稿者:itshowsun  投稿日: 8月12日(土)18時34分40秒
  シュトットガルト放送交響楽団とのブルックナーの交響曲第4番をステレオ 化して聴いています。スピーカーの向こうに大オーケストラを感じられる臨場感がすごく、それでいて音が燻し銀(曇りがち?)なのでなぜか落ち着いて、何度 も聴いています。第4楽章はもうすごいですが、(擬似)ステレオ化で第2楽章がくっきりして聴きやすくなった。しかし、ここでのアプローチが今までの シューリヒトのアダージョ(4番はアンダンテですが)とまったく違うのにびっくり。対位法的な美しさより、田園のような繰り返しの美しさを追及している? なぜかラベルのボレロを思い出した。4番と言うのは、もしかして、すごい名演なのでは、と思う今日この頃です。

http://www2.gol.com/users/denno-ikiiki/TMC/index.html

 

R:NDRのブル8  投稿者:KURO  投稿日: 8月 9日(水)21時55分55秒
  なべさまへ

TAHRAのCDは現在注文中。今週中には入手できるのですが、書き込みを見る限りでは予想していたよりは力いれてくれてるようです ね。ほんとうに今後が楽しみです。
それに近々TESTAMENTからベルリン・フィルとの「英雄」も発売(しかもステレオ!?)されますし、これからシューリヒト・ラッシュとなって欲しい ところです。

それからアルヘンタのブック・レットですが、私もフルトヴェングラーとの2ショットは今まで見かけたことがなかっただけに嬉しい「お まけ」ではありました。
もちろん、先に申し上げたように最高のショットは師匠シューリヒトとのものですけれど。
 

NDRのブル8  投稿者:な べ  投稿日: 8月 8日(火)11時46分54秒    編 集済
  TAHRAのを入手して聞いてみました。音質は、M&Aのものよりもノイ ズを除去せず、自然な音質という印象です。ともあれ、未完成・ドイツレクイエムを聴けたのでよしとしましょう。ブックレットは、NDRとの共演で録音が 残っているもののリストや、シューリヒトのディスコグラフィーなど盛りだくさんでしたが、少し漏れもあるように思いました。まあ、こういう風にしてきちん と調べている以上、TAHRAも、本腰を入れてシューリヒトに取り組むつもりであることは明らかです。期待できそうです。

KUROさま
アルヘンタのCDはたいがい持っているので、買い直すのもなんだなと思っていたのですが、フルトヴェングラーとの写真があるとなると、俄然食指がそそられ ます。
 

RE:一枚のポートレート。  投稿者:toshiharu  投稿日: 8月 6日(日)21時29分41秒
  ほんとにあついですね。

KUROさま

いい情報をありがとうございます。それにしても、ちゃんとシューリヒトとの写真を載せてくれているのですね。

いい表情なのが目に浮かぶようです。
 

一枚のポートレート。  投稿者:KURO  投稿日: 8月 6日(日)19時53分15秒    編 集済
  みなさん、こんにちは。
暑い日が続いていますがお変わりありませんか。

さてデッカのオリジナル・マスター・シリーズ。
BOX物で内容的には既に発売されたものの集大成がほとんどなのですが、中には初CD化も含まれていて目が離せないところもあります。
今回、そのシリーズにアタウルフォ・アルヘンタが登場したのでさっそく入手。
音質もかなり良くなっているように感じますし、なによりインターナショナル初CD化も含まれていてファンとして嬉しい限りです。改めて聴き直したカッチェ ンとのリストP協やアルベニスの組曲「イベリア」など・・・どれも情熱的で魅力溢れる名演だと思いました。

ところで。
今回のブックレットに在りし日のアルヘンタの写真がいくつか掲載されています。
フルトベングラーやアンセルメ、歌姫ロサンヘルスにジャン・コクトーといった大物との2ショットなのですが、特に初めの方のページに載っているのがシュー リヒトとの写真。
まあ、アルヘンタにとってシューリヒトはその短かった音楽人生の中で最も大きな存在だったのでしょうから当然といえば当然の扱いなのですが、それにしても アルヘンタに腕を組まれてご満悦のシューリヒトの表情の良いこと!これを拝見しただけでもその深い信頼関係が窺えます。アルヘンタも畏敬の念と尊敬の気持 をその笑顔に表わしているように感じました。両者にとっても「最高のベスト・ショット」と言える一枚なのではないでしょうか。
 

擬似ステレオの田園  投稿者:itshowsun  投稿日: 8月 5日(土)15時30分16秒
  長年の夢だったパリ音楽院の田園交響曲を(擬似)ステレオにしてみまし た。あまり、効果は期待していなかったのですが、実際には何回もの試行錯誤の結果、自分でもステレオと時々勘違いするほど聴きやすくなりました。モノラル のときはどちらかと言うと修行僧のイメージで精神集中して聞いていたのが、擬似ステレオ化で聴きやすくなり、軽い気持ちで聞けるようになりました。自分一 人で楽しむのはもったいないので、興味のある方は参考URLへ。

http://www2.gol.com/users/denno-ikiiki/TMC/index.html

 

ハ イドン104番「ロンドン」  投稿者:な いとう  投稿日: 7月 9日(日)22時01分29秒
  モチヅキ様、長い間掲示板をみなかったのでご返事が遅れて申し訳ありませ ん。REDICOVERYのハイドン104番「ロンドン」ですが、まさに中波のラジオのように音は最悪でした。LPからそのまま録音したのではないかとさ え思います。たしかに小生の持っている輸入盤はかなり良い音だったので、どこかが正規録音からリマスターしてくれると良いのですが。この演奏はその価値が 当然あります。  

RE:ユニバーサル 20世紀の巨匠シリーズ  投稿者:な べ  投稿日: 6月25日(日)04時59分0秒
  KUROさま
音質良くなってますか。貴重な情報ありがとうございます。
私もマルケヴィッチは期待しています。

修理人さま
>会場を借りて鑑賞会
こういう催しを起点して、ALTUS等にも働きかけるという手順を踏めば、あるいは正規版の発売にも漕ぎ着けられるかもしれないですね(ただソリストが絡 むと発売までの手続きがやっかいではありますが)。
 

RE:著作権  投稿者:KURO  投稿日: 6月24日(土)16時55分57秒
  みなさん、こんにちは。
私も個人的には自分で楽しむ分には(どのような形であれ)それはそれで構わないと思っています。ただし、自分自身としてはできるだけ正規な手段により入手 したいと常々考えてます。
これは音楽CDだけのことに限らず書籍や映画についても同様です。ただ映画についてはネット上から新作を取り込んだり、またレンタルDVDをコピーしたり している人がいますけれど、これはあまり良いこととは思っていません。
映画をこよなく愛する気持が強いので、できるだけ映画館でお金を払って観るか、もしくはレンタルするようにしています。

なんでも気軽にそして手軽に観たり聴いたりできる時代。
それはそれで大変結構なことだとは思いますが、一定のルールのようなものは守っていかないといけないのではないでしょうか。(なんだか偉そうなことを申し 上げてすみません)

ところで。
みなさん「ユニバーサル 20世紀の巨匠シリーズ」をご存知でしょうか。
既にジュリーニやクーベリック、ベイヌムといった巨匠たちの名盤が出ていますが、最近発売となったケルテスのモーツァルトの交響曲(33・36・39番) を聴いて驚きました。
なんだか音質もぐっと良くなっているのです。たんなる再発盤ぐらいにしか考えていなかったのでちょっと嬉しくなりました。(8月にはマルケヴィッチが登場 の予定だそうです)

国内盤もやる時はやるもんですね。(笑)
 

著作権  投稿者:修 理人  投稿日: 6月23日(金)00時45分57秒    編 集済
  リベルテさま

こんばんは。
正規盤とならないまま埋もれてしまう放送音源が多いのは残念ですね。
エアチェックした録音をCDという形にして自分で楽しむまでの事は、法律上問題ないと思われます。著作権者に無断で販売や放送したりすること、あるいは、 たとえ無料でも不特定多数の人に配布するのは、間違いなく著作権法に触れます。
ですから、自宅で一緒に聴く程度のことは問題ないと思うのですが、どこか会場を借りてな鑑賞会を開くのは、どうなんでしょうね。放送と同じ取り扱いになっ てしまうのか、、。

http://page.freett.com/Schuricht/Schuricht.htm

 

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