シューリヒト掲示板発言 2100−2051(2010年−2011年)


デッカ録音の再アップ

 投稿者:theta  投稿日:2011年 2月 3日(木)22時20分8秒
  みちのく様
では、デッカ録音のシリーズの1回目にアップした、ベートーヴェンの2番を再アップさせていただきます。こちらからダウンロードできます。http://firestorage.jp/download/df95726712a6a0b85b96800238608221cff05587
このようなことでお役に立てるのであれば、望外の幸せです。一日も早いご快癒をお祈りしております。
ファイル保管期限は7日間です。この機会にダウンロードしたいという方ももちろん大歓迎です。
なお、明日は新しい音源をアップする予定です。お楽しみに。
 

パブリック・ドメイン音源

 投稿者:みちのく  投稿日:2011年 2月 3日(木)09時27分14秒
  theta 様
再アップについて考慮いただき、ありがとうございます。ゆっくりとご負担にならないようにお願いできれば幸いです。
実は闘病中の身なのですが、これで楽しみがまた増えました。ありがとうございます!
 

Re:パブリック・ドメイン ブルックナー第9

 投稿者:theta  投稿日:2011年 2月 1日(火)06時15分52秒
  みちのく様、はじめまして。
コメントありがとうございます。楽しんでいただけたようで何よりでした。
再アップについては、容量の関係もあり、一度にというのは難しいのですが、次回あたりからひとつずつくらい再アップを考えてみますね。
 

concert programで見つけた話

 投稿者:修理人  投稿日:2011年 1月31日(月)23時33分56秒
編集済
  みなさま、こんばんは。

例によって、新しく入手したシューリヒト・VPOのコンサートプログラムをウェブに公開しました。そのひとつ、1963年12月のフルトヴェングラー記念演奏会のプログラム画像の下にある次回定期演奏会の予告には、ロリン・マーゼルの指揮とヴァイオリンで、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲と書かれているのです(よろしければ、以下のリンクでご確認くださ)。
私はマーゼル氏がヴァイオリニストとは、実をいうと勉強不足で存知ませんでしたが、ウィキペディアを見ると、なんと同年のザルツブルク音楽祭で、やはりモーツァルトのヴァイオリン協奏曲を弾き振りして話題を集めたようです。その後のVPOの定期演奏会でもやったのですね。
この間の大晦日から、なにかとマーゼル氏とつながっているようで、不思議な気分です。

ところで、あえて「マーゼル氏」と書きましたが、やはり「マゼール氏」の方が正しいのでしょうか?Maazelって書かれていると、どうしても「マーゼル」と読んでしまいます。

http://page.freett.com/Schuricht/concert.htm

 

Re:パブリック・ドメイン ブルックナー第9

 投稿者:みちのく  投稿日:2011年 1月29日(土)10時47分45秒
  はじめまして。

theta様のパブリック・ドメイン音源を前回のベートーヴェン第5番からダウン・ロードして堪能させていただいております。今回のブルックナー第9番もまさにシューリヒト畢生の名演!この時点で、すでに晩年の名演を髣髴させるすばらしい緊張感と高揚感に満ち溢れた凄演に、ただただひれ伏すばかりです。アップ・ロードしていただきありがとうございました。

実は、デッカ・シリーズの最初の4作はダウン・ロードせずに残念なことをしてしまったと今さら後悔しておる次第です。またいつか、アップ・ロードしていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
 

パブリック・ドメイン ‐ シューリヒトのブルックナー第9・1943年録音

 投稿者:theta  投稿日:2011年 1月26日(水)07時07分59秒
  みなさま、こんにちは。

今回はデッカ・シリーズを少しお休みして、1943年にベルリン市立管弦楽団を振ってポリドールに録音した、ブルックナーの第9をアップします。
ダウンロードはこちらからどうぞ。

http://firestorage.jp/download/b809dd1aeadf86e8087613c10631885ee5b99f7b

これも前回の第5同様、パブリック・ドメインのサイトで利用でき、廉価版のCDも出ていますが、やはり劣悪なマスタリングで本来の音は損なわれています。
本演奏はシューリヒトとしても特別な演奏であり、また原典盤で演奏された第9のおそらく最初のレコード、という歴史的な価値も高いものです。全編にわたって息ができないほどの異様な緊迫感に包まれ、指揮者と楽員の稀有な集中力と傾倒がひしひしと伝わってきます。これは数あるブルックナーの第9の録音の中でも、私が最も愛する演奏です。SP期の録音ですが、この演奏がもたらす感動は音の貧しさを超えています。

この、シューリヒト畢生の名演とも呼ぶべき演奏を、ぜひ本来の響きで聴いていただきたいと思い、ご紹介いたします。楽しんでいただければ幸いです。

 

Re:コンサートホールについて

 投稿者:修理人  投稿日:2011年 1月24日(月)00時06分52秒
編集済
  ALBAさま

こんばんは。情報をありがとうございます。
そうではないかとは思っていましたが、そのような文書があるのですね。納得がいきました。
 

コンサートホールについて

 投稿者:ALBA  投稿日:2011年 1月23日(日)19時51分25秒
  古いアナログレコードを整理していて、面白い資料を発見しましたので、報告します。古いコンサートホール盤の中に、ピエール・ミッシェル・ル・コント指揮 パリオペラ座管弦楽団(おなじみですね)演奏の幻想交響曲を発見しました。中身をみると、Concert Hall Societyではなく、MMS(Musical Masterworks Society)のレーベルでした。レーベルには、英語と日本語で曲名や演奏家名等が印刷されていましたが、何か変な感じなので、ジャケット内部を探ると、懐かしいコンサートホールソサエティー支配人高村信一郎名の下記メッセージが出て来ました。
 「前略 毎度お引き立ていただきありがとうございます。此度お送りいたしました、M2122(幻想交響曲)のレーベルがMusical Masterworks Society となっておりますが、このレーベル名はコンサート・ホール・ソサエティのオランダ姉妹会社名であります。
 このレコードは、欧州でプレスされた為誤って、この様なレーベルになりましたが、コンサート・ホール・ソサエティの為に輸入されたものであり、内容、品質ともコンサート・ホール・ソサエティのレコードと何ら変りございませんので、よろしくご鑑賞ください。」
 要するに、当時、日本コンサートホールソサエティ(おそらく欧州各国の同社も同様)は、生産設備を個々に持っておらず、すべて、欧州のとある工場で生産されていたようです。上記文書でも日本プレス品と品質に何ら変わりありませんと強調されているように、当時のコンサートホール盤は、欧州のいかなる国で、あるいはいかなるレーベルを付してプレスされたかを問わず、同じ品質ということになろうかと思います。おそらく、各国の好みに合わせて音質の味付けや、品質管理のレベルを変えるとった手のかかる細工はしていないものと思われますので、結局のところ、例のフランスプレスのコンサートホール盤も日本盤と実質は同じかと推察されます。
 ご参考までに
 

RE:パブリック・ドメイン−シューリヒトのデッカ録音その5

 投稿者:theta  投稿日:2011年 1月17日(月)22時35分55秒
  アマデさま
コメントありがとうございます。「運命」についてのご感想、私も同感です。同じデッカ録音ではクライバー父やモントゥーなどの名録音もありますが、イメージの鮮烈さでは上を行くと思います。

>演奏はともかく録音は楽器の明晰さで断然DECCAが私の好みになります。
この時期の録音はやはりデッカが素晴らしいですね。EMIもレッグとラーターのコンビなら悪くないのですが…フルトヴェングラーは1番や3番を録音した時期にはすでにレッグと決別していましたから。CDなどで比較すると、録音では明らかに見劣りしますね。残念な話です。
>ただ、HMVも最初期LPをそれなりのカートリッジ、再生装置を使うと、それはそれで結構楽しめますが・・
うらやましいお話です(笑)小生などには手狭な海外暮らしゆえ夢のまた夢ですが、いつかはやってみたい究極の道楽ですね。
 

RE:パブリック・ドメイン−シューリヒトのデッカ録音その5

 投稿者:アマデ  投稿日:2011年 1月16日(日)08時26分59秒
  theta 様,このたびも素晴らしい音源を提供いただきありがとうございました。この「運命」は、シューリヒトの全ての録音で残された楽曲のなかでも、ベストの演奏の出来ではないか?、と思いました。なんと言っても第1楽章の冒頭から気迫が素晴らしいし、録音が見事にそれを捉えきっています。この前に提供いただいた、ベートーヴェンの交響曲第1番も名演でした。同曲のウィーン・フィルの演奏では、同年の11月(シューリヒトは5月)にフルトヴェングラーがHMVに録音していますが、演奏はともかく録音は楽器の明晰さで断然DECCAが私の好みになります。(ただ、HMVも最初期LPをそれなりのカートリッジ、再生装置を使うと、それはそれで結構楽しめますが・・)シェルヴィ著「大指揮者カール・シューリヒト 生涯と芸術」の252頁から、シューリヒトの1949年のパリでのことが記されていますね。記述にある第9とミサ・ソレムニスがこの録音レベルで残されていたらなあ、と感慨に浸っています。  

続・シューリヒトのブルックナー第9番

 投稿者:KURO  投稿日:2011年 1月15日(土)21時01分4秒
  みなさん、こんにちは。

今日は福岡もすごく寒い一日でした。
おかげで、ほとんど家で過ごしました。

さて、アリアCDのブログにて今度発売されることとなったNDRの第9番につき、これまでの
シューリヒトの指揮した第9番について(現在入手可能な)CDを掲載しているのを見つけました。参考までにご紹介すると・・・

ORFEOR 548001
ブルックナー:交響曲第9番 シューリヒト(指)
バイエルン放送SO.
かつて一世を風靡した’ディスク・ルフランDR930055’と同じ演奏の正式音源からの復刻。シューリヒトの鄙びたロマンを感じさせるなかなかの名演。個人的にもシューリヒトのブルックナー演奏の中でトップ3にはいる。
1963年3月8日ミュンヘン(アリアCD)

ライブならではの白熱した雰囲気が味わえる快演だと思います!

1961年 EMI JAPAN
TOCE 14023
\1500 ブルックナー:交響曲第9番(原典版) シューリヒト指揮、
ウィーン・フィル
未完に終わったブルックナーの「第9」は、未完であることを感じさせない完成度と、彼岸の美しさを湛えた無類の名作。枯淡の芸風を極めたシューリヒトに最も似つかわしい作品でもある。どの楽章もすっきりと、淡々と歩を進めながら、一瞬の弛緩もない充実した音楽が鳴り響いている。ウィーン・フィルのサウンドも極上の味わい。
1961年ステレオ。 (アリアCD)

初めてシューリヒトの真髄に触れたと感じたのがこの演奏でした。
それまでのブルックナーのイメージを一新してくれた崇高な名演だと思っています。


1957年 MEMORIES
MR 2018/19
(2CD)\1980 カール・シューリヒト
 CD1:
  ブルックナー:交響曲第7番(1954年9月デンマーク放送響ライヴ)
 CD2:
  ブルックナー:交響曲第9番(1957年2月フランクフルト放送響ライヴ) カール・シューリヒト指揮
ブルックナーの権威、巨匠カール・シューリヒトによる名演集。いずれも珍しい音源。デンマーク・ライヴのブル7は、お馴染みの快速テンポを採用し、グングンと前へ進む爽快な演奏。そして、フランクフルト放送響に客演したブル9では、クナッパーツブッシュもびっくりの変化をつけ、打楽器の追加など、効果的な演奏となっている。じっくり聴くとその個性的表現に圧倒される。ヒスノイズ(特にブル9)、音ゆれなどソースに起因する問題も若干あるが、音そのものはしっかりしているとのこと。モノラル (アリアCD)

シューリヒトの変幻自在さを感じさせてくれる演奏だと思います。
やはりライヴでのシューリヒトは味がありますね。

1955年 ALTUS
ALT 080
\2500→¥2290 ブルックナー:交響曲第9番 カール・シューリヒト指揮
ウィーン・フィル
ブルックナー交響曲第9番の決定的名盤のひとつであるシューリヒト&ウィーン・フィルによる1961年のEMI録音。明晰で透徹したその演奏は、今でもブルックナ−演奏の気高き規範として認識されている。あの歴史的名盤に先立つこと6年前、両者が残したライヴ。代理店の話では、その演奏のすばらしさによってあのセッションが組まれることになったのだという。シューリヒト本人もこのコンサートに大変満足し、数日後にウィーン・フィルにあてて手紙を出したほど(その手紙の内容は解説書内で翻訳)。このコンサートのすばらしさに、EMIも録音を計画。のちの決定盤ともいえる名盤が誕生した。録音は豊富な資金と資材に満ちたアメリカ軍の放送局ロートヴァイスロートだけあって良好。
録音:ウィーン・コンツェルトハウス大ホール 1955年3月17日ロートヴァイスロート放送集団 モノラル 初出 (アリアCD)

ウィーン・フィルとの相性抜群と思わず唸ってしまう秀演。
セッションとはまた違う素晴らしい内容ではないでしょうか。

1951年 HANSSLER
93 148
(2CD)
¥4600→¥4190 ブルックナー:
 (1)交響曲第8番ハ短調
 (2)交響曲第9番ニ短調 カール・シューリヒト指揮
シュトゥットガルト放送SO.
放送局倉庫より蔵出し完全初出の8番!9番も正規盤初出。録音:(1)1954年3月10日、(2)1951年11月2日、シュトゥットガルト=デゲルロッホ・ヴァルトハイム、ライヴ

期待したほど良好な音質ではなかったのですが、それでもシューリヒトを堪能できました。

以上、みなさんよくご存知の演奏ばかりだとは思いますが、あらためて振り返ってみられるのも
面白いと思い転載させていただきました。

さてさて、
今回登場するのは初出となる1960年の北ドイツ放送響とのライヴ。残されている音源の中ではもっとも遅いテンポを取っているらしく、シューリヒト充実期のブルックナーが堪能できそうです。
またTAHRA復刻ということもあり、モノラルながら安心して聴ける音質とのことです。
おおいに期待が持てそうですね。いまから楽しみです!
 

3つのドイツ・レクイエム

 投稿者:KURO  投稿日:2011年 1月14日(金)20時01分24秒
  みなさん、こんにちは。

ここのところ寒い日が続いていますが、風邪などひかれてませんか。

最近CDの整理をしていて、ブラームスのドイツ・レクイエムを3つ聴きました。

一つは昨年話題となったアーノンクールのもの。(RCA)
二つ目はテンシュテットがロンドン・フィルを指揮した1984年のライヴ。(BBC)
三つ目はシューリヒトが1955年パリ・シャンゼリゼ劇場で振ったライブ。(TAHRA)

まず、アーノンクール盤。
世評は高かったようですが、うーん、どうもちょっと・・・
アーノンクールにしてはおとなしい演奏かなと感じました。
ウィーン・フィルも持ち味を発揮しきれてないような印象でした。(あくまで個人的感想ですが)

次のテンシュテット盤。
予想に反して(これは良い意味で)素晴らしい演奏。
とても静謐な雰囲気で合唱も良い。ソリストのルチア・ポップが可憐でした。

そしてシューリヒト盤。
フランスのオケを指揮しながら、いかにもドイツ的なところはさすがですね。
感服しました。
ブラームスはこうでなくてはと思いました。

以上、拙き感想まで。
 

パブリック・ドメイン−シューリヒトのデッカ録音その5

 投稿者:theta  投稿日:2011年 1月14日(金)07時07分1秒
  みなさま、こんにちは。
シューリヒトのパブリック・ドメイン音源、今回はデッカ録音の第5回目として、1949年にパリ音楽院管弦楽団と録音したベートーヴェンの交響曲第5番をアップします。こちらからどうぞ。http://firestorage.jp/download/bc335109949483d59d703da8fe9e59191f2b19d9
有名なEMIの全集とは別の録音です。いくつかのパブリックドメインのサイトにもアップされていますし、廉価版のCDなどでも販売されていますが、残念ながら劣悪なリマスタリングによって見る影もないような音にされているようです。
しかしこれはシューリヒトの冴えきったセンスが最高度に凝縮された、驚くほどの名演であり、そのような扱いを受けるのは不当だといわずにはいられません。録音も1949年としては非常に優秀であることが、お聴きになればわかると思います。
フルトヴェングラーはシューリヒトの第5を聴いて、「これ以上よく演奏することはできない!」と言ったそうですが、彼がその時きいたのは、このデッカ録音のような演奏だったのではないかと想像します。
ファイル形式は例によってflacです。WAVファイルに変換して、お楽しみください。
 

NDRの第九!!

 投稿者:信一  投稿日:2011年 1月 9日(日)17時20分54秒
  KUROさん
情報ありがとうございます。
第8の傾向からして凄みを増したシューリヒトを聞くことができそうですね。
TAHRAですから変なステレオ化は無いでしょうし、安心して聞けるでしょう。
ちょっと値段は高くなりますが、それだけの価値はあるかな。
それにしてもTAHRAは亀のようなテンポで出してきますねぇ。

 

シューリヒトのブルックナー第9番

 投稿者:KURO  投稿日:2011年 1月 8日(土)12時08分54秒
編集済
  たびたびの書き込みですみません。

先ほどHMVのブログを見ておりまして、以下の告知を発見しました。
どうやらブルックナーの初出とか。(以下HMVより)


今回、ヒストリカル・ファンの信頼篤いTAHRAから登場する音源は、1960年に北ドイツ放送交響楽団を指揮したもので、これが初登場となります。
 シューリヒトのブルックナー第9番は、残された録音を聴く限り、1930年代からすでに基本ラインは完成されており、晩年にいたるまで大枠での変化はそれほどみられません。
 しかし、もともと感興豊かな表現を志向する傾向が強く、ときに大胆で即興的な指揮さえ辞さないというシューリヒトだけに、どの演奏でも絶妙なアゴーギクやバランス調整が貫かれており、それぞれに微妙に異なる表情の変化を味わうことができるのも面白いところです。
 テンポの設定にもけっこう違いがあり、特に今回登場する北ドイツ盤は、数あるシューリヒトのブルックナー第9番の中でも最も遅いテンポが採用されているため、最も速いシュトゥットガルト盤と較べるとトータル・タイムは7分以上も差があります。
 肝心の音質は、もとが放送録音ということで、モノラルながら聴きやすい水準にあり、じっくり聴かせるシューリヒトの魅力を十分に味わうことが可能です。(HMV)

【収録情報】
・ブルックナー:交響曲第9番二短調 WAB.109
 27:08+10:28+24:36=62:12

 北ドイツ放送交響楽団
 カール・シューリヒト(指揮)

 録音時期:1960年1月31日、2月1日
 録音方式:モノラル(ライヴ)

TAHRAレーベルということもあり、これは期待できるのではないでしょうか!
新春早々うれしいことですね。
 

新年のご挨拶

 投稿者:KURO  投稿日:2011年 1月 7日(金)20時06分24秒
  あけましておめでとうございます。

みなさん、お正月はいかがお過ごしだったのでしょうか。
毎年思うことなのですが、この年末年始にかけてのTV番組はろくなものが放映されてません。
ですから、我が家の最近の恒例は午前中「箱根駅伝」を観戦したあと、借りてきたDVD
を鑑賞することとなっております。

さて今回はオペラを鑑賞しました。
全て主役はドミンゴのもので、内容は「オテロ」「エルナーニ」「トロヴァトーレ」といずれも
ヴェルディの作品ばかり。
いずれも見応え十分なものばかりでしたが、なかでもカラヤン指揮の「トロヴァトーレ」は白眉
でした。
ところで、シューリヒトは生前ヴェルディのオペラを指揮したことはあったのでしょうか。
そんなことを、フッと考えたりしてしまいました。

なにはともあれ、今年もみなさんの楽しい(貴重な)話題を期待しております!
 

パブリック・ドメイン初め

 投稿者:theta  投稿日:2011年 1月 3日(月)10時43分47秒
  みなさま、明けましておめでとうございます。
年頭にふさわしく?2011年のパブリック・ドメイン第1弾は、ウィーン・フィルとのベートーヴェン交響曲1番です。こちらからダウンロードできます。
http://firestorage.jp/download/c4fc6157e0e52e6cec9449d2bd0550e79cded05d
ファイル形式は例によってflacです。WAVに変換してお楽しみください。
 

マゼールの第9

 投稿者:修理人  投稿日:2010年12月31日(金)22時54分25秒
編集済
   しつこいようで申し訳ありません。
 マゼール氏、第2楽章の締めにティンパニを強打!あたかもシューリヒトの第9のように。
 そういえば、シャンゼリゼ劇場の舞台裏から、シューリヒトの第九を覗いていたんだっけ。

http://page.freett.com/Schuricht/Schuricht-mem.htm

 

SACD化2

 投稿者:秋空  投稿日:2010年12月31日(金)14時41分19秒
  theta さんへ
はじめまして。ベ−トーベン他のアップロードありがとうございました。ダウンロードしたCDは、マイカーの中で聴いています。明瞭度はグッドです。ただ、音質が金属的かな?!
SACDは、縁があって今年から聴き始めたのですが、格段に増えた情報量による音質の緻密さは素晴らしいものがあります。ソフトが限られていることと値段が高いことが難点ですが、今持っているクレンペラーの「大地の歌」等は、LPレコードの録音も良かったのですが、更に音の棘が抜けてヴィヴィド且つ柔らかく聴こえます。
ただ、大間知氏の話ではライブ録音はSACD化が難しいとのこと。また、本社のマスターテープを使用するため、エソテリック社の機材を現地へ持ち込んで作成するとのことでした。私は、音源の比較はできませんが、37年余前に買った東芝エンジェルから出ていたウィーンフィルのブルックナー8番のLPレコードに甚く感動した1人ですが、その後EMI(1993)クラツシックスから出たCDにはがっかりさせられました。もし今後、大間知氏に会う機会があれば、伝えたいと思いますが・・・
閑話休題ー昨年から今年にかけて聴いたCDの中では、シューリヒトが北西ドイツ放送交響楽団を振ったベト7(1957-tahra社)には驚きました。楽団の演奏技術の高さと、何時になくシューリヒトのデーモニッシュ(?)なまでのダイナミズムに圧倒されました。特に、ティパニーの活躍は目を見張るものがある。
ミッシェル・シェヴィに拠れば、ソビエト軍がドイツに反攻してきた際に、ベルリンの音楽家の半数はエルベ川河口のハンブルクに逃げ込んだそうですから、戦後、在ハンブルクのオーケストラの質が一層グレードアップしたのではないかとかってに想像しています。
 

マゼールのベートーヴェン全集

 投稿者:修理人  投稿日:2010年12月31日(金)13時29分29秒
編集済
   ネットで生中継中です。視聴者1200人くらいからスタートしました。
 そういえばマゼールは、シューリヒトの追想文を書いていますね。
  
 

私もいろいろ・・・

 投稿者:theta  投稿日:2010年12月30日(木)07時29分33秒
  秋空さま
はじめまして。エソテリックへの陳情?ありがとうございます。これで首尾よくSACD化、となれば素晴らしいですね!
さらに図々しくお願いしますと、もし機会があれば、EMIのマスターだけは使わないようにと一言添えていただけないものかと(笑)
個人的には、8番ならIMGの「20世紀の名指揮者」シリーズのマスター、9番はHDTTの24bit音源を使ってくれないものか、と思います。小生はSACDの再生できる装置を持っていないのですが、HDTTの第9をSACDで聴けるなら、勇気を出して装置を買うかもしれません(笑)

信一さん、コメントありがとうございます。
>これを聞くと正規盤がほしくなりますね。
そうおっしゃっていただき本望です。パブリックドメインでシューリヒトへの興味が深まり、いろいろなディスクを買う人が増えれば、メーカーももっといろいろ出そうという気になってくれるかもしれませんし。
あとは、ずさんな仕事にダメ出しをする愛好家が増えてくれれば、さらによいなと思っております(笑)。

ではみなさま、よいお年を。
 

Re:コンサートホール盤について

 投稿者:修理人  投稿日:2010年12月29日(水)01時38分41秒
編集済
  ALBAさま

こんばんは。
ご教示、ありがとうございます。
とはいえ、コンサート・ホール盤LPをほとんど持っておりませんので、少し試してみたいと思います。いまさら、かもしれませんが、、。実は、バッハの管弦楽組曲2・3番を、ついさきほどオークションで落札してしまいました。幸い、それほど高価ではありませんでした(510円)。(^o^)v
 

SACD化

 投稿者:秋空  投稿日:2010年12月28日(火)21時44分54秒
  初めて、投稿します。
カール・シューリヒトを聞き始めて40年余が経ちました。きっかけは、コンサートホールの入会サービス盤のモーツアルトのNO.38番(350円)でしたね。
たまたま、数年前にこのサイトを見つけ、はぁー! 世間には、同類項がいるもんだなぁーと思いながら、修理人氏のシューリヒト未亡人訪問記等に感心もし、皆さんのいろいろな角度からの探求を楽しんでいます。
ところで、12月26日にKURO氏がSACD化への希望を書いておられましたが、私も同様な思いを持っておりました。
たまたま、今年10月に富山県高岡市で、あるオーディオ店が主催したイベントの折に、エソテリック相談役の大間知氏がバネラーの1人として来ておられたので、提案というか陳情をしました。曰く、EMI社録音のシューリヒトのブルックナーのNO.8&9番のSACD化をして欲しい。
大間知氏と旧知の主催者が曰く、「大間知氏もシューリヒトは好きなはずですよ」との言でした。
透徹したシューリヒトの音楽世界を、更に良い音質で聞きたいと思うのはファンの心情です。是非、実現することを願っています。では、又。
 

コンサートホール盤について

 投稿者:ALBA  投稿日:2010年12月28日(火)18時36分27秒
  久しぶりに投稿します。仏コンサートホール(以下CH)盤、たいへん興味があったのですが、手が出ませんでした。一般に、アナログ盤の音質は、欧州>日本>米 という感じで、特に、スウェーデン、フランスのアナログ盤は優秀です。DECCAなど、国際的なレーベルで比較すると、フランス盤の良さが良く分かると思います。CHの場合、いずれもオリジナルは非常に古いものが多く、むしろ、DENON盤の品質管理の良さが、(原盤に近いであろう)オリジナルのCH盤を上回っていると思います。CHのいくつかは、米のNonsuch というレーベルでも発売されていて、ブルックナー七番などは、スクラッチノイズを気にしなければ、音質自体は非常に良好です。これは、日CH、DENONのいずれもかなわない素晴らしい音が楽しめます。なお、フランスEMIのベートーベン交響曲全集は、例外的に音質が悪く、これはCDの方がましです。シューリヒトのアナログ盤は、DENON盤、あるいは、LONDON盤(DECCAの日本での商標)の廉価再発売ものなら、今でも中古店で安く入手でき、音質も十分満足できるものです。オークションで高価なオリジナル盤に手を出す必要に乏しいと思います。  

いろいろ

 投稿者:信一  投稿日:2010年12月28日(火)06時24分33秒
  thetaさん
パブリックドメインありがとうございます。今CDプレーヤーを改造中で音がころころ変わっているので音質のコメントは避けますが、メンデルスゾーンはシューリヒトを聞くための試金石のような録音だと思います。特にルイブラスはコンサートホールの録音と比較するといろいろ考えさせられます。
シューマン、実はまだ買っていませんでした!これを聞くと正規盤がほしくなりますね。

>正規音源の現役盤ですから、マナー上、今回アップするのはALTUSとは別の音源を使用しました。
 すばらしいバランス感覚です!!いやー、ALTUS盤のような新規発掘したライブ音源をどんどんパブリックドメインで流すのは、やはり発掘される方々の意欲をそいでしまう可能性が高く、最終的には双方の損になりますから…。
 完全に元は取れているだろうDECCA音源とかMEMORIESあたりのコピー屋さん?のものならとくに遠慮する必要もないと....。

修理人さん
 フランス製はすばらしい音かもですね!?コンサートホールはモノラルでも良い音で聞けるとかいうキャッチフレーズの”恐ろしい処理”をしていました。ジュピターは会員になることでもらったLPでそうしたタイプでした。その後ノイマンSXなんとかというカッティングマシーンを使ったとかの触れ込みのLPで買いなおしましたが、私の貧弱な装置でも音の抜けがまるで違っていました。今思えばそれがキングレコードによるカッティングだったんですね。
スクリベンダムのCDは結構がんばったと思うのですが、テープの劣化によるしゅわシュワ音がつらいものがあります。
願わくば落札した方は、最高のアナログ装置で板起こし販売を志した人か?あと数年後にすばらしい音をパブリックドメインする方であらんことを!!!!!

皆さま良いお年を!!


 
 

ESOTERICのシューリヒト

 投稿者:KURO  投稿日:2010年12月26日(日)14時00分13秒
  みなさん、こんにちは。

たびたびの書き込みですみません。

エソテリックという会社をご存知でしょうか。
オーディオのメーカーなのですが、数年前から単発でこれまで発売されている名盤といわれている演奏のSACD化を独自で行っています。(ただCDショップでは入手できないのが玉に瑕なのですけれど)

当初はデッカやDGレーベルのものが主だったのですが、最近ではEMIのものにまで手を広げてきました。
これまで聴き馴染んできた演奏もSACDで聴くと、まるで違ったものに感じるのは嬉しいことです。フェストラーリ/コンセルトヘボウの「白鳥の湖」やマゼール/ウィーン・フィルによるシベリウスの交響曲第1番など選曲もなかなか渋いのも気に入っているところです。

今回はやはりEMIレーベルからクレンペラーのフランクとバルビローリ/ウィーン・フィルによるブラームス第2番が発売されました。
さっそくクレンペラーの方を聴いてみたのですが、その豊潤な音の響きにはビックリでした。
当時のフィルハーモニア管弦楽団がこんなに上手なオケであることも再認識させられたほどです。

そして、このままEMIレーベルのSACD化を続けてくれるなら、そのうちきっとシューリヒトも出てくるのではと密かに期待しています。
フルトヴェングラーのSACDが出てくるくらいなのですから、シューリヒトのSACDが出てきてもなんら問題は無いはずですよね。
 

オークション2

 投稿者:修理人  投稿日:2010年12月25日(土)23時52分29秒
編集済
  こんばんは。

KUROさん、情報をありがとうございます。
メリークリスマス!

またオークションネタで申し訳ありませんが、
ArchiphonはLPも出していたのですね。初めて知りました。
信一さんは、ご存知でしたか?

http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r71448507

 

続・MEMORIESのシューリヒト

 投稿者:KURO  投稿日:2010年12月25日(土)20時34分13秒
編集済
  みなさん、こんにちは。
今日の福岡はとても寒く、雪もちらちらしてました。
まさにクリスマス気分といったところでしょうか。

さて、以下「アリアCD」さんからの抜粋ですが・・・


 発売1週間で完売となって、再発売はされるのか問い合わせが相次いでいたシューリヒトのベートーヴェン交響曲全集・・・よかった・・・再プレス決定。・・・でもすでに在庫僅少らしい・・・。


 MEMORIES。最後の最後の力を振り絞ったのか、すごいものを出してきた。
 シューリヒトのベートーヴェン:交響曲全集。
 かつて出ていて廃盤になっている MR2061/2(第2、3、6、7番) と MR2035 (第5番)のライヴ集をベースに、 1,4,8番のスタジオ録音を足して(1,4番はPHILIPS、8番は全集にも入っているEMI録音)、さらに9番の壮絶ライヴをくっつけて全集にまとめたものである。
 コンセプトは「できるかぎり生々しい演奏」、ということだろうが、とくに5、7、9番の荒れ方はすごい。
 第5番はMEMORIESのMR2035でもベストセラーになっていたが両端楽章の突進力はすさまじい。
 第7番は数年前にARCHIPHONでもリリースされて大ベストセラーとなった「ニューヨーク国連ライヴ」。ここでのベートーヴェンの7番は、同レーベルのチャイコフスキーの4番とともに、シューリヒトとしては珍しい爆演として知られていた。
 第9番はモントルーでのライヴで、シューリヒト・ファンの間では別格的な名演としてとりわけ人気の高いもの。シューリヒトは荒れ狂うばかりに猛進し、多少の乱れがあろうがかまわず即興的なまでにテンポを揺らし、絶えず音楽を動かしつづける。それに必死になってオーケストラや合唱が応えていく様はまさにスリリング。
 EMI,の由緒正しい全集録音ももちろん価値が高いが、こっちの裏全集も捨てがたい。


・・・ということで、今回のCDはなかなかの内容でした。音質もさほど悪くありませんし。
今夜は、このモントルー・ライヴの第9を聴きながら過ごそうかと思っております。

では、みなさん、メリー・クリスマス!!!
 

パブリック・ドメイン〜シューリヒトとハスキル

 投稿者:theta  投稿日:2010年12月22日(水)06時39分33秒
  みなさま、こんにちは。

前回アップしたメンデルスゾーンの音源は保存期間終了となり、ダウンロードの回数は合計36件でした。

今週は、ちょっと趣向を変えて、ハスキルとの共演によるシューマンのピアノ協奏曲をアップロードしました。URLはこちらです。
http://firestorage.jp/download/ea3c882e6069ec9b08e807176d807622540367d5
1955年、ストラルブール市立管弦楽団との演奏です。

最近ALTUSから正規音源で発売されています。正規音源の現役盤ですから、マナー上、今回アップするのはALTUSとは別の音源を使用しました。

非常に相性が良いと思われる組み合わせですが、これ以外にはモーツアルトの9番と19番くらいしか共演の記録は残っていないようです。どこかから発掘されるといいのですが。

例によってファイル形式はflacですので、Wav形式に変換してお楽しみください。
 

Re: 仏コンサートホール追悼盤

 投稿者:theta  投稿日:2010年12月20日(月)21時50分47秒
  管理人様、ご教示ありがとうございます。
なるほど、そうすると、この辺りの音源の隣接著作権が切れても、音質向上をうたったLP起こしが続々と出てくる、なんてことはなさそうですね(笑)
むしろ、オリジナルのテープからリマスタリング、とかいう企画があれば期待できるのかもしれません。DENONがあらためてやってくれないものでしょうか。
 

Re: 仏コンサートホール追悼盤

 投稿者:toshiharu  投稿日:2010年12月20日(月)09時27分27秒
  >私はコンサートホールのLP聞いたことないんですが、DENONのCDとかと比べてどう
>なのでしょう。CDについては、この時代にしてはいい録音ではないという印象です
>が…

通常のコンサートホール盤はあまりいい音ではなかったように思います。
シューリヒトの追悼盤については、いい音でした。

この10枚組については、キングレコードで特別にカッティングをしたので
音がよくなっているという話がありました。

通常のコンサートホール盤は聞きにくいというのではないですが、ちょっと
安っぽいような音がしていました。

カセットテープになって音がよくなり、それがCDにつながっているような
印象があります。
 

Re: 仏コンサートホール追悼盤

 投稿者:theta  投稿日:2010年12月20日(月)06時41分10秒
  >60,000円で、オークションは終了しましたね。
結構な額ですね〜すごいなあ。好きな人がいるんですね。
意外とこの掲示板に立ち寄られるどなたかだったりして(笑)
>実際に聴いたのはコロムビアから出ていたLPだと思いますが。
国内盤は私も1〜2枚中古で買ったのを持ってましたね。確かにCDの方が多少ですがよかったように思います。使っているテープが同じだからなんでしょうけど。
オリジナルのコンサートホール盤も、国によって違ったりとかあるんでしょうかね。でもまあ、そんなに目覚しい違いがあるとは想像できませんが。
 

Re: 仏コンサートホール追悼盤

 投稿者:修理人  投稿日:2010年12月20日(月)00時29分37秒
  こんばんは。

> 私はコンサートホールのLP聞いたことないんですが、
> DENONのCDとかと比べてどうなのでしょう。
おそらく再生装置によって、評価は大きく変わると思うのですが、
当時の私の場合は、CD化されて良くなったと感じたようです。
ただしコンサートホールレーベルのLPを、ほとんど持っておりませんでしたので、
実際に聴いたのはコロムビアから出ていたLPだと思いますが。
うーーん、よく覚えておりません。m(_ _)m
 

Re: 仏コンサートホール追悼盤

 投稿者:修理人  投稿日:2010年12月19日(日)00時09分39秒
編集済
  残り10分で59,000円。
入札しているのは、みなさんシューリヒトファンなのでしょうね。すごいなあ。

追記:60,000円で、オークションは終了しましたね。
 

Re: 仏コンサートホール追悼盤

 投稿者:theta  投稿日:2010年12月18日(土)16時28分1秒
  現在、残り8時間で41,500 円ですね。最終的にどこまで行くのでしょうか。
私はコンサートホールのLP聞いたことないんですが、DENONのCDとかと比べてどうなのでしょう。CDについては、この時代にしてはいい録音ではないという印象ですが…
 

仏コンサートホール追悼盤

 投稿者:修理人  投稿日:2010年12月14日(火)12時23分44秒
編集済
  みなさま、こんにちは。
仏コンサートホールのシューリヒト追悼LP盤セットが、オークションに出ていますね。
私は日本盤は持っていますが、やはりフランス盤も欲しいと思いました。
しかしオークションで価格が高騰しそうなので、そうそうに諦めました。
どなたか、いかがでしょうか?

http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k131183906

 

シューリヒトのデッカ録音・その3

 投稿者:theta  投稿日:2010年12月14日(火)06時40分0秒
  連続の投稿にて失礼いたします。

今週もまた、パブリック・ドメイン音源としてシューリヒトのデッカ録音の第3弾をアップロードしました。今度はメンデルスゾーンの序曲集です。オケはもちろんウィーン・フィル。曲目はフィンガルの洞窟/静かな海と楽しい後悔/美しきメルジーネ/ルイ・ブラスの4曲です。こちらからダウンロードして、お楽しみください。
http://firestorage.jp/download/e9e875775808e2bb12c69cc5bd0599898d69a478
音質云々もさることながら、これはシューリヒトの名演中の名演です。個人的には、シューリヒト-ウィーン・フィル-メンデルスゾーンというのは、フルトヴェングラー-ベルリン・フィル-ベートーヴェン、とかクナッパーツブッシュ-バイロイト-ワーグナーというのと同じように、これ以上ないほど「はまった」組み合わせだと思います。新しいファンの方は、この機会にぜひお楽しみください。
 

ダウンロード集計&ブラームス再アップ

 投稿者:theta  投稿日:2010年12月13日(月)22時20分46秒
  先週アップロードしたベートーヴェンの2番、今日で保存期限が終了しました。ダウンロード数は合計43回でした。
ちなみに、前回のブラームスは37回でしたので、若干増えましたね。
さて、デッカ録音のパブリック・ドメインの第3弾をアップする前に、リクエストがありましたので、第1弾のブラームス交響曲2番を再アップしました。
ダウンロードURLはこちらになります。
http://firestorage.jp/download/35fccfd8421feff9b90282a7aa775987edde2cae
なお、保存期間は3日間です。ファイル形式はFLACですので、WAV形式に変換の上おききになるのがベストです。
前回ダウンロードし損ねた方が楽しんでいただければと思います。
 

MEMORISのシューリヒト

 投稿者:KURO  投稿日:2010年12月13日(月)21時59分52秒
  みなさん、こんにちは。
今年も残すところ僅かとなりました。
慌しい感じがします。

さて、悪名高きイタリア・メモリーズよりシューリヒトのライヴ中心のベートーヴェン全集が発売となりました。これまで、様々な録音を耳にして随分と酷い思いもしてきましたが、内容がシューリヒトとなると、ついつい手が出てしまいます。われながら情けない限りです(笑)

ベートーヴェン全集といえば、最近フランスEMIよりクリュイタンス/ベルリン・フィルのBOXセットが出ています。かなり音質も向上しているようです。あらためてオーソドックスな定番であるとの思いが強まりました。EMIではクリュイタンスにドイツのオケを、そしてシューリヒトにフランスのオケをそれぞれ演奏させて録音していますが、これが逆であったなら・・・などと今でも時折ふっと感じてしまうことがあります。
無いものねだりなのですけれど。
 

ありがとうございます!

 投稿者:熊太郎  投稿日:2010年12月10日(金)20時44分30秒
  ベートーヴェンの第二、拝聴しました。
これまた、とびきりのすばらしさですね。演奏といい、音質といい。
シューリヒトのデッカ録音は音質にバラツキがあるように感じていましたが、オリジナルはいい音だったんですね。
シューマンの第二は、さすがはffrrだけのことはあるな、という音なのに、どうしてラインはこんなにモヤモヤしてるんだろう、とずっと気になっていたのを思い出しました(^^;

個人的に、テスタメントの復刻音質は、アンゲルブレシュトを聴くかぎりではパッとしないように思っていましたが、そうですか、装置との相性もあったとは……
 

メンデルスゾーン

 投稿者:theta  投稿日:2010年12月 7日(火)22時57分25秒
  信一さま
楽しんでくださり何よりでした。

>本当に魔法使いですな
製作者に伝えておきます(笑)

>僕のリクエストはメンデルスゾーンの序曲集です。
またしても鋭い。読まれてますか(笑)ええ、これは音源ありますので、次回にでも。
音の良し悪しは別にしても、心あるすべての音楽好きに聞かせたい名演中の名演ですし、文化遺産を自由に広く共有できるようにする、というパブリック・ドメインにふさわしい音源だと思います。
 

RE:パブリック・ドメイン−シューリヒトのデッカ録音・その2

 投稿者:theta  投稿日:2010年12月 7日(火)06時50分3秒
  アマデさま、

楽しんでくださったようで、よかったです。
ステレオ・プレゼンスは音の焦点がぼやける感じがするので個人的には純正モノラルのほうがよいのですが、これはこれで成功していると思いました。

この頃のデッカ録音について「音が硬い」「こもっている」といった感想をどこかで読んだことがありますが、そんなことはないですよね。シューリヒトに限らずどれをきいても、うるおいもツヤもあり、品のある素晴らしい音だと思います。最近のCDの音をきいてそう感じたのでしょうか。

フェラスとのブラームス、実は手元によい音源がないのですよ。あればすぐにでもアップするのですが・・・申し訳ありません。入手でき、アップする価値のある音になっていたら、ここでご紹介します。気長にお待ちくだされば、と思います。

アーキペル盤は期待ほど?ひどい音ではないと評価されているのを見たことがあります。このレーベルは、ものによってはまあまあだったり、え?というほどいい音だったりしますので、買ってみないとわからないですね。

テスタメントは低域が濃い(極端な強調というほどでもありません)落ちついた音作りをするので、機械との相性がはまると非常にいい感じで鳴るそうですが、合わないと冴えない音になるようです。(ちなみに私の機械との相性はよくありません。)あと、どのオケも似たような音になってしまうのが弱点ですね。でも、概してメジャーレーベルや一部の復刻レーベルよりは良心的な音作りをしていると思います。

 

RE:パブリック・ドメイン

 投稿者:信一  投稿日:2010年12月 7日(火)06時32分6秒
  thetaさん
ベートーベン、すばらしいセンスですね!!! モノラル復刻のお手本のような音です。
ブラームスも聞き返してみましたが、すごくいい。市販盤のソノリティーのやさしさに惹かれましたが、聞きなれると演奏の熱さが段違い、見事です。
本当に魔法使いですな、
僕のリクエストはメンデルスゾーンの序曲集です。
よろしくお願いします。。。。。
 

RE:パブリック・ドメイン−シューリヒトのデッカ録音・その2

 投稿者:アマデ  投稿日:2010年12月 6日(月)13時57分35秒
  thetaさん、このたびも素晴らしい音源をありがとうございます。またもや、私所有のCD(日本LONCON POCL4605)とまずは1楽章と4楽章だけ聴き比べさせていただいたところ、その一皮も二皮も剥けた生命力のある音質(ステレオ・プレゼンスされているようですが)に感激し、この演奏を心行くまで堪能させていただきました。この音質でこそ全盛時代のウィーンフィルの個々の楽器の音色も楽しめます。
許されるなら、thetaさんに、ここで一つリクエストさせてください。フェラスとのブラームスの協奏曲です。以前、友人の英Testament盤を聴かせてもらいましたが、がっかりした覚えがあります。英DECCAのBOXや怪しいArchipel は未聴ですが・・・
 

パブリック・ドメイン−シューリヒトのデッカ録音・その2

 投稿者:theta  投稿日:2010年12月 6日(月)10時43分48秒
  みなさま、こんにちは。
恒例の、というわけでもありませんが、なんとなく成り行きでシューリヒトのデッカ録音第2弾をアップロードしました。曲目はVPOとのベートーヴェン2番、これも周知の名演ですが、パブリック・ドメインのサイトにはなぜかアップされていませんので、出してみました。こちらからどうぞ。
http://firestorage.jp/download/d47a14c93dcf9232586c76fe9f1afc74160622da
ファイル形式はFLAC、保存期間は7日間です。お楽しみください。
 

記憶とのズレ

 投稿者:信一  投稿日:2010年12月 3日(金)06時45分32秒
  thetaさん
ブラームスは聞きすすめるに自分の記憶とのズレが気になって、市販品(POCL-4312)を取り出して聞き比べてみました。うーん、低域の情報量は劣るのですが、風情がありますね。私にはこちらのほうが名演に聞こえます。パブリック・ドメインのほうは細部が聞こえてきた分表現の幅、響きの幅が圧縮して聞こえるんです。
ともあれいろいろな角度から楽しめるわけで、こういう感想をもてるのは贅沢なことですね。次もまた期待します!!
 

Re: え?え?の連続です

 投稿者:theta  投稿日:2010年12月 3日(金)06時38分29秒
  信一様

ブラームス楽しんでいただいたようで、よかったです。

>ノイズの状態から板起こしではないと推察されますが、これはどういう魔法でしょう?!

魔法、というようなものでは全くないのですが、種を明かすとな〜んだ、となってしまうという点では魔法と同じですね(笑)ちなみに、ご指摘の通り板起こしではありません。

ヒントは、修理人さんがコメントされた「ヒスノイズが大きくなった」にあります。
もうひとつは、古い音源について、CDよりもLP板起こしの方が鮮やかな音がする場合がよくあることについて、アナログとデジタルの違いとか、テープの経年劣化が原因とか言われていますが、もっと単純な理由がある、ということです。
そこに気付いて、ある処理を行った、と製作した人は言っております。
オリジナルの音と整音された音の違いをよくご存知の信一さんなら、これでかなりわかるのではないでしょうか。

まあ、みなさまお忙しいでしょうからこんなネタをあんまり引っ張るのはヒンシュクものなので、次回の音源アップ以降にでも順々に種を明かします。実は、説明始めると結構長いんで面倒なんです(笑)



 

え?え?の連続です

 投稿者:信一  投稿日:2010年11月30日(火)17時47分3秒
  thetaさん
ブラームス聞いてみました。まだ第1楽章だけですが、音にコクがあって、低域の解像度がすばらしい、ノイズの状態から板起こしではないと推察されますが、これはどういう魔法でしょう?!
まるではじめて聞くような”表情”に、え?え?の連続です。
いやぁ楽しいものをありがとうございます。
 

RE : パブリック・ドメイン結果&第2弾

 投稿者:theta  投稿日:2010年11月30日(火)06時52分25秒
  みなさま、こんにちは。楽しんでくださっているようで何よりです。
前回はびっくりするほど多くのダウンロードがありましたが、今回はこれまでのところ10回少々のダウンロードで、予想した範囲の数字です。これからどうなるかはわかりませんが。

アマデさま、
>恥ずかしながら私は世評ほどこの演奏を評価していませんでした。
私もです(笑)LPの頃からきいておられる方には何をいまさらという感じなのでしょうが、CDで初めてきいた私も、この演奏の何をいいと思えばいいのかわからないでいました。シュトゥットガルトとの晩年のライブのほうが遥かにいいし、同じウィーン・フィルならモントゥーのほうがずっといい・・・と思っていました。今は違います。自分のきき方が変わったのもあるでしょうが、やはりウィーン・フィルの音がちゃんときこえる音源でないと、私のような耳の鈍いものにはよさが伝わらなかったようです。
で、これはプライベート音源で、非売品なのですよ。なので、細かいデータはちょっと、ここでは控えさせてください(笑)

修理人さま、
>ヒスノイズというのでしょうか、バックグラウンドで聴こえる高い雑音が大きくなったように感じました。
そうですね、ヒスノイズうるさいですね(笑)私はふだんノイズの嵐の中から楽音をききわけるといった類のものをよくきくので、気にしなかったのですが、意識してみると確かに・・・ノイズの苦手な方にはつらいものかもしれません。でも、修理人さんはこれだけ古い音源をきいておられるわけですし、免疫?はおありかと拝察しますが(笑)

熊太郎さま、
>「ウィーンなまり」が強く出ているのがまた味わい深かったです。
そうですね、この頃のウィーン・フィルは本当にすばらしいんだな、というのを、良質の復刻できくようになってからようやく開眼しました(以前は鼻詰まりみたいなまどろっこしい音にしかきこえず、苦手でした)。60年代以降は比較的国際化、規格化してきたように思いますが、1940年代から50年代の響きは格別ですね。立派な指揮者が振っていた、というのも大きいのでしょうけど。

それにつけても、一連のデッカ録音をテスタメントあたりが良質のリマスタリングで出し直してくれないかな、と思います。いまのボックスは安くていいんですが、あの音で初めてきいて評価されては、シューリヒトに気の毒ではないかと。。。


 

RE : パブリック・ドメイン結果&第2弾

 投稿者:熊太郎  投稿日:2010年11月29日(月)18時03分55秒
  theta様

ブラームスの第二、ありがたく拝聴しました。
いま現在リリースされているCDボックスの音質に関する評判があまりよくないので、聴きたくても聴けないでいた演奏です。すばらしい演奏で感動しました。
同じオケとのブルックナーなどと比較して「ウィーンなまり」が強く出ているのがまた味わい深かったです。五十年代のウィーン・フィルはやっぱりいいなあと感嘆しきりですが、もちろん、それもオケを上手にのせているシューリヒトあってのすばらしさなんでしょうね。あらためて心から御礼申し上げます。
 

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