シューリヒト掲示板発言 2600−2551(2012年)


Re:シューリヒト、ヴァント、サヴァリッシュ

 投稿者:修理人 投稿日:2012年 9月22日(土)21時42分44秒
返信・引用 編集済
 ケロヤンさん

こんばんは。
エピソードの紹介をありがとうございます。私には、まったく初めてのお話でした。
サヴァリッシュとの手紙は、ローザンヌの図書館にありませんでした。
こうなると、ヴォルフガング・サヴァリッシュ(真鍋圭子訳)「自伝 音楽と我が人生」(第三文明社)を買わないといけませんね。

http://page.freett.com/Schuricht/BCU_archives.htm

 

シューリヒト、ヴァント、サヴァリッシュ

 投稿者:ケロヤン 投稿日:2012年 9月22日(土)15時39分7秒
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 皆さん、お久しぶりです。今日、ネットで遊んでいたら
シューリヒトに関するちょっとしたエピソードを見つけました。

http://www15.ocn.ne.jp/~seiyouko/wand.html

サヴァリシュが、ヴィスバーデンの音楽監督時代に隣町のオケと合併を行うことを条件に任命され、見事合併とリストラを果たして名誉市民であるシューリヒトを招こうとしたら、シューリヒトから怒りの手紙が来たというものです。過去に紹介されていましたら、申し訳ありません。
 

エピソード

 投稿者:修理人 投稿日:2012年 9月22日(土)00時55分3秒
返信・引用 編集済
 みなさん、こんばんは。

先日EMI Classicsから出た8枚組セットの解説に書かれていたエピソードを引用してご紹介します。
(著者:Benjamin-Gunnar Cohrs)

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 1954年10月にNDRでブルックナー交響曲第7番を客演した際のラジオインタビューで、「今日のコンサートの演目は、シューベルトとブルックナーでしたが、あなたはブルックナーがお好きなのですか?」というインタビュアーの何気ない質問に、シューリヒトは自身の芸術上の信念について、次のように、愛想良くはっきりと説明した。

「私がやりたいのは、たった2、3人の古典派やロマン派作曲家の作品というわけではありませんよ。ちょうど良い機会だからお話ししますが、私は根っからの現代音楽愛好家なんです。
 ご存知だと思いますが、昔ベルリンで、それはもうこれでもか、というくらい現代音楽をやったものです。そんなことばかりしていたものだから、ベルリンフィルとのリハーサル休憩の時に、ジャストロウという、皆に気に入られていた職員が、まるで私のチョッキのボタンを掴まんばかりにして、愛すべきベルリン訛りで進言してくれたものです。
『ねえ、先生。先生はどうしていつも、こんなのをやりなさるんです?誰も現代曲なんて聴きたがっちゃいませんよ!それより、こういうプログラムはどうでしょう?チャイコフスキーの5番とベートーヴェンの5番。こうすりゃ、きっと満員御礼で拍手喝采間違いなしですよ。』
 それで私は言ってやりました。
『いいね、ジャストロウ。その調子で考えてくれたまえ。』
 でもね、私が彼の思いつきの言いなりになったと受け取られては困ります。実のところ、聴衆のみなさんがいつも私に古典派やロマン派の曲の演奏をご希望なさいますし、客演指揮者である私は、招聘元の希望に応えざるを得なかった、それだけの話なんですから。」
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HDTTからブルックナー3番のリリース

 投稿者:theta 投稿日:2012年 9月20日(木)23時50分46秒
返信・引用
 皆様、お久しぶりです。EMIのセットもヘンスラーもいまだチェックしていない怠け者の私です(笑)

このところちょっとしたシューリヒト・ルネサンスなのでしょうか。以前にブルックナーの第9で驚愕の高音質復刻をリリースしてくれた、アメリカのHDTT (High Definition Tape Transfers) が、このほど同じVPOとのブルックナー3番をリリースしました。
http://www.highdeftapetransfers.com/category.php?cat=321

24/126か24/96のハイレゾflacダウンロード、またはDVDオーディオ、DVD、HQCD、CDRで入手できます。高解像度再生のできる環境でしたらflacダウンロードがお奨めです。しかし、HQCDやCDでも次元の違う良復刻であることは、第9をおききになった方々はご存知でしょう。

シューリヒトのブルックナーの中ではあまり高く評価されていない向きがありますが、個人的にはクナ&VPO、そして最晩年のチェリビダッケ&MPOを除けば、これに並ぶ演奏はないと思います。過去のEMIのCD復刻は論外の粗悪品。これまでのベストはPREISERでしたが、これで政権交代は間違いないでしょう。
 

Re: 第九のステレオ録音

 投稿者:信一 投稿日:2012年 9月20日(木)18時02分56秒
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 > No.2447[元記事へ]

matさん

>店頭でステレオ表記された第九以外の交響曲を見ることがありますが、私の知る限りすべて擬似ステレオでした。

そうですか残念ですね。ただ、ターラのディスコグラフィーを信じるなら、第4などは明らかに取り直しのセッションを持っていたようで、ステレオで再録音したけど発売するチャンスもなくお蔵入りというケースもあったような気がします。

ここまでパリ音楽院とのベートーベンにこだわるのは、解釈の徹底という意味で、汲めども尽くせぬものがあるからです。細部の工夫という点では、まずぴか1です。もっとも、鈍い復刻音ではまるでわかりませんが、、、、、

今回の再発は、とりあえずクリアーにはなっているようですが、どうなんでしょう?修理人さんの書き込みに感激が感じられないところをみるとたいしたことはない?

ああ、でも第9のステレオとモノラルを聞き比べれば、解釈を汲み取ることにおいてどれだけステレオが有利か、、、 私の見果てぬ夢はまだ続きます。


 

Re: 第九のステレオ録音

 投稿者:mat 投稿日:2012年 9月18日(火)23時45分28秒
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 > No.2439[元記事へ]

信一さん

 お返事をありがとうございます。
 店頭でステレオ表記された第九以外の交響曲を見ることがありますが、私の知る限りすべて擬似ステレオでした。この全集がステレオで残されている可能性を信じたいのですが、既発売のものについてはあきらめたほうがよさそうかな、と思っています。

 第一楽章の演奏ですが、おそらく従来のステレオ盤の演奏と同じものと思います。タイムについては、再生環境によってかなりふれ幅が大きいので、既に持っているモノラル盤と、ゆっくり聴き比べをしようと思っております。
 

Re: HMVのリマスター

 投稿者:修理人 投稿日:2012年 9月18日(火)23時01分3秒
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 信一さん

こんばんは。
平日ですが、さっそく第2番を聴き比べてみました。
信一さんのLP時代の記憶にある音とは比べられませんが、
旧盤(TOCE6215)に比べると、
 音量レベルがやや高い。
 木管が聴こえやすい。
という「良い」印象を受けました。
 

Re: HMVのリマスター

 投稿者:信一 投稿日:2012年 9月18日(火)15時16分18秒
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 > No.2444[元記事へ]

修理人さん

聞き比べお疲れ様です。
ドイツ盤で、LP時代の記憶とかけ離れた最悪のケースは第2番だと思います。これがすっきりクリアーになっているのなら買いですね。
私もHMVで購入しようと思ったのですが、3点かってお買い得価格、ところがその他の2点が思いつかない?!
いや、うれしい悲鳴なんですが、、、、
 

Re:HMVのリマスター

 投稿者:修理人 投稿日:2012年 9月16日(日)22時39分22秒
返信・引用 編集済
 みなさま、こんばんは。

今夜は第9の第1楽章を聴き比べました。

旧版(TOCE6218) ヴェールがかかったような感じ。
新盤(6 23388 2)クリア感あり。
気になって、Testament盤(SRT1409)も聴いたところ、やはりクリア。
さらに録音レベルが大きいのか迫力あり。

どうやら、軍配はTestament盤にあがりました。(^_^;
 

Re:HMVのリマスター

 投稿者:修理人 投稿日:2012年 9月15日(土)20時28分27秒
返信・引用 編集済
 信一さん みなさん

こんばんは。
ベートーヴェン交響曲全集聴き比べプロジェクトを、妻に協力してもらって始めました。
その結果、
 第3番「英雄」第1楽章 違いが分かりませんでした。
 第5番「運命」第1楽章 新盤の方がクリアに聴こえました。(かな?)
ここまでで、もう疲れてしまいました。(笑)
やはり私には、聴き比べは荷が重いです。どなたかお願いします。
 

Re:HMVのリマスター

 投稿者:修理人 投稿日:2012年 9月13日(木)19時12分20秒
返信・引用
 信一さん

こんばんは。

>エロイカもステレオだった!!なんて報告お待ちしてます。
いいですね、それ!
実はエロイカだけ、冒頭を聴きました。好きな曲なので。
残念ながら、モノラルでした。
ただ、残響が多いような気がしました。
このあたりは、ちゃんと聴き比べないとわかりませんね。
 

Re: HMVのリマスター

 投稿者:信一 投稿日:2012年 9月13日(木)13時17分9秒
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 > No.2434[元記事へ]

修理人さん

> 音質については、週末に聴き比べてみます。

人柱恐れ入ります。 エロイカもステレオだった!!なんて報告お待ちしてます。
 

Re: 楽しみです。

 投稿者:信一 投稿日:2012年 9月13日(木)13時12分48秒
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 > No.2435[元記事へ]

アマデーさん

情報ありがとうございます。生涯最後の演奏のリハーサル風景が残されていたとは!?
興味が尽きないですね。
ただ、その他については、正直不安です。ヘンニナル音源の再現では???
もっとも今回は初出から低価格設定なので、良しとしますかね。
 

Re: 第九のステレオ録音

 投稿者:信一 投稿日:2012年 9月13日(木)13時08分46秒
返信・引用
 > No.2428[元記事へ]

matさん

はじめまして
貴重な情報ありがとうございます。
第8が擬似ステレオだったのは大変残念です。本当のステレオで残されていると思っていたので、、、昔シュワンのカタログで1番と2番の盤が擬似ステレオではなくステレオ表記されていたのを記憶しているのですが、これも同じ擬似ステレオだったのかもしれません。

ところで、以前この掲示板でモノラルとステレオの第1楽章が別演奏ではと提議されたことがありました。根拠はタイムが違うという点でした。
もしよろしければ、各楽章のタイムを教えていただけないでしょうか?トリアノン盤のモノラルはTHETAさんがアップされているので、それとの比較検証は興味深いと思うのです。
 

Re:楽しみです。

 投稿者:修理人 投稿日:2012年 9月12日(水)10時35分13秒
返信・引用
 アマデーさん

情報をありがとうございます。
とりあえず予約しました。
新しい音源が出るのは、本当に楽しみです。
 

楽しみです。

 投稿者:アマデー 投稿日:2012年 9月12日(水)05時36分28秒
返信・引用
 http://www.hmv.co.jp/news/article/1209110065/

リハーサルを含む初出が楽しみですね!!!!
 

Re: HMVのリマスター

 投稿者:修理人 投稿日:2012年 9月11日(火)22時51分57秒
返信・引用
 みなさん、こんばんは。

エルパカから(?)届きました。
第9は、ステレオ盤でした。
「もしかしてモノラルかも?」と心配でしたが杞憂でした。
音質については、週末に聴き比べてみます。
 

第九のステレオ録音

 投稿者:mat 投稿日:2012年 9月 7日(金)17時09分54秒
返信・引用
 皆さま、はじめまして。

 有名なHMV録音のベートーヴェンの第九ですが、ステレオでの発売は1970年代の日本版LPが初出であったかのように言われており、私もしばらくそう思っていたのですが、このたびフランスTrianon盤の「CTRE 6146/6147」という2枚組LPを入手し、これがステレオ収録であることを確認しました。マトリクスは「2YLA 1011 / 2YLA 1012 / 2YLA 1013」で、それぞれ第一楽章、第二楽章+第三楽章、第四楽章が収録されています。残りの1面にはベートーヴェンの第八が擬似ステレオで収録されていますが、風邪を引いたときのような不自然な擬似ステレオで、第九の清澄なステレオとは明らかに別物です。(第八のマトリクスは「2YLA 1802 P」でした。)
 テスタメントのCDのブックレットによれば、ASDF盤の番号が記載されていますが、これまで私は実物に出会ったことがなく、ステレオでは当盤が初出のように思えます。(当盤はプレス及びマトリクスから1960年代半ばの製造と思われます。)

 皆さまのご参考にしていただければ幸いです。また、当盤についてのご質問があれば、可能な範囲でお答え申し上げます。
 

Re: HMVのリマスター

 投稿者:信一 投稿日:2012年 9月 4日(火)17時42分41秒
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 > No.2422[元記事へ]

thetaさん

リリークラウスのステレオのモーツァルトみたいに奇跡の復刻になるとうれしいですが、”遺恨”ありとなっては困りますね。
ドイツ盤がああも鈍い音になったのは、もとの明るく軽い音に、マスターする人が違和感を覚えて入らん操作をしたのではと想像しています。
手を加えなければ、そこそこの音になるはずですが、、、、
それにしても英雄の録音日が1958の年末になっていたり、本当なら大発見ですけど、まぁ期待薄ですね。

トリアノン盤で十分楽しませていただいているので、私も様子見とさせていただきましょう。
 

Re: HMVのリマスター

 投稿者:theta 投稿日:2012年 9月 3日(月)10時47分28秒
返信・引用
 > No.2420[元記事へ]

信一さん、情報ありがとうございます。
これはEMI ICONのシリーズなんですね。

> パリ音楽院とのベートーベンは2012年リマスターとありますから、ドイツ盤の音とは違っていると思いますが、、

ICONのシリーズはものによってはおお!というほど過去のCDよりも改善されているものがありました。一方で、なんじゃこりゃ、という代物も。。。結局、担当するエンジニアによって違うということなのでしょう。
2012年リマスターであれば、ドイツ盤ボックスとは違う、と。あれよりひどくなることは多分ないでしょうし、エンジニアが「当たり」であることを祈りたいですね(笑)

> 値段がべらぼうにやすいので久しぶりにCDを買ってみようかというきになっています。

私は様子見です(笑)おききになったら感想教えてください。
 

HMVのリマスター

 投稿者:信一 投稿日:2012年 8月30日(木)23時05分32秒
返信・引用
 HMVを覗いたら、シューリヒトのEMI録音が格安ボックスで出ましたね。
http://www.hmv.co.jp/news/article/1208300042/
パリ音楽院とのベートーベンは2012年リマスターとありますから、ドイツ盤の音とは違っていると思いますが、、
値段がべらぼうにやすいので久しぶりにCDを買ってみようかというきになっています。
 

Re: パリ盤の第9

 投稿者:theta 投稿日:2012年 8月27日(月)13時01分49秒
返信・引用
 > No.2413[元記事へ]

> 探してきました! はあはあ、、。(笑)

ありがとうございます!宝探しお疲れさまでした(笑)
これはまた濃い議論が展開されていますねえ。かなり読みでがありそうです。
 

Re:パリ盤の第9

 投稿者:修理人 投稿日:2012年 8月27日(月)11時53分8秒
返信・引用
 thetaさま

探してきました! はあはあ、、。(笑)
以下のリンクページの9月25日以降をご覧下さい。

http://www.asahi-net.or.jp/~hm7t-kbys/schuricht/schuricht_bbs1350-1301.html

 

Re: パリ盤の第9がステレオとモノラル別バージョン

 投稿者:theta 投稿日:2012年 8月27日(月)07時47分13秒
返信・引用
 > No.2411[元記事へ]

修理人さん、ありがとうございます。
> パリ盤の第9がステレオとモノラル別バージョンというのは、
> ずいぶん前に「第1楽章が別演奏」ということが、
> この掲示板の書き込みで話題になりました。
つまり、この膨大な過去ログの中から探すと(笑)
宝探しですねえ。他にも面白そうな話題がいくつもあるでしょうから、そっちにはまっていつまでも目的地にたどりつけないかもしれません(笑)
 

パリ盤の第9がステレオとモノラル別バージョン

 投稿者:修理人 投稿日:2012年 8月26日(日)21時30分57秒
返信・引用
 thetaさん

こんばんは。
パリ盤の第9がステレオとモノラル別バージョンというのは、
ずいぶん前に「第1楽章が別演奏」ということが、
この掲示板の書き込みで話題になりました。
 

Beethoven 1&9

 投稿者:Ryu 投稿日:2012年 8月26日(日)19時32分4秒
返信・引用
 1965年のBeethovenの1番、9番は、この曲のベストだと思います。80を過ぎてかくも進化した指揮者はシューリヒト以外皆無だと思いますが、それ以上にすばらしいのは、オーケストラが曲の内側に入り込んで作曲家の意図を音に表そうとする姿勢で、演奏する側も聴衆も、最高の音楽の魔法の中にいることはわかっていたと思います。このライブを聴けた人はほんとうに幸せでした。 

不思議ですねえ(笑)

 投稿者:theta 投稿日:2012年 8月25日(土)22時49分40秒
返信・引用
 > No.2405[元記事へ]

Kitakenさま、はじめまして。

> 最後の公演になったベートーヴェンの第9は、信じられないことに我が国のレコ芸では無印になりましたが、あのような超名演をまともに評価できない自称合唱指揮者と楽譜研究者には失望の念しかありません。

私はシドニーにいるのでレコード広告、じゃなかったレコード芸術はもう7年くらい読んでないんですが、まだあのご両所が月評なんですね。

で、無印になったのは先月出たフランス国立との第9なんですか?無印?あれが?何の印なんですかねえ、そうすると(苦笑)

楽譜研究者の方はともかく、U野先生はどうしちゃったんでしょうね。ブログでほめたんですけどやめとけばよかった(笑)まあ、この方が本当に仕事らしい仕事をしていたのはせいぜい言って80年代までですから、それ以降の発言はまともにきいていると馬鹿を見ます。

それはともかく、パリ盤の第9がステレオとモノラル別バージョンというのは初めてききました。手元にステレオ盤がないのですが・・・どなたかぜひ確認・検証を!!

 

Re: 不思議な話

 投稿者:信一 投稿日:2012年 8月25日(土)08時25分36秒
返信・引用
 > No.2405[元記事へ]

Kitakenさん

はじめまして、すばらしいエピソードをありがとうございます!!

> モノラルと二回ずつだったのですから」と言ったそうです。
ターラのCDの解説にあったディスコグラフィーには第4は取り直しをしているので、間違いなくステレオがあるはずですし、、、 音の雰囲気をから想像すると1.2.5.8はステレオ収録のモノラル発売だと、、、、


> ご夫婦は、共に昨年亡くなりました。シューリヒトは、ファンでも同僚でも差別しなかったそうです。
 そうですか、さもありなんですね、苦労人で磊落な人柄だったんでしょうね。夫人との話でひとつ思い出しました。夫人から日本の方からの手紙を見せていただいたのですが、その中に”高貴な人”と言う表現がありました。夫人は、まぁ高貴ですって!?と大きく驚いて、顔の表情でぜんぜん違うわと伝えてくれました。書いた方は精神的な意味で表現したと思うのですが、たぶんあちらでは貴族的なという外見的な意味に捉えるのではないでしょうか?庶民的で気取らない人柄だったのでしょう。

ターラのブルックナー第7の余白に収録されているインタビューはそれを如実に表しています。
インタビュアーから”マエストロはブルックナーについて特別な思いがおありですね”とふられて、普通なら版の問題やら精神的な意義やらもったいぶった話をはじめるはずですよね。ところがわれらがマエストロは、もごもごいいながら、それはそうと私は現代音楽の紹介者だったんだよと話題を変えてしまい、ベルリンフィルの楽譜係の思い出を、完璧なベルリンなまりで、”マエストロしゃま、なんでぇだれもけけたかねぇ現代音楽なんかやるんでスカイ、ベートーベンやチャイコの第5なら大入り満員間違いなしですぜい”とやって、たのしそうに”誤解しないでもらいたいのですが、私は彼の忠告は聞かなかった”と話し続けます。 たぶん持ち回りで全国放送されるラジオで、こういう自然体で話す人は、肩書きで自分を表現しようとする傾向のつよいドイツでは、まずいないでしょう。(黙っていれば間抜けも聖人になる世の中で、、、、夫人ははらはらしながら聞いていたかもしれませんね。)

シューリヒトがフランス国立放送で行ったインタビューをアップします。フランス語なので私はわかりませんが、ブザンソンの音楽祭やパリ音楽院とのベートーベンの録音のことに触れています。
https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-am2xbjhe7fqkkp2xw4qnylesry-1001&uniqid=12bfe3cb-1eae-4ea8-adf1-ad89bd54f763&viewtype=detail
 

不思議な話

 投稿者:Kitaken 投稿日:2012年 8月24日(金)23時54分38秒
返信・引用
 はじめまして。と申しても、随分前にこの掲示板で投稿等でお世話になりました。

仕事柄、海外の方とコミュニケーションをとることが多いのですが、もう亡くなったフランスのクラシック・ファンが、シューリヒトを愛していました。

最後の公演になったベートーヴェンの第9は、信じられないことに我が国のレコ芸では無印になりましたが、あのような超名演をまともに評価できない自称合唱指揮者と楽譜研究者には失望の念しかありません。

個人的には大変な名演で、オーラに満ちていると思います。

さて、不思議な話。シューリヒトにかつて楽屋でサインをもらったことがあるというフランス在住のご夫婦が、「ステレオでベートーヴェンを全部入れたときは、もう大変だったのです。モノラルと二回ずつだったのですから」と言ったそうです。

それが第9全曲だけなのか、はたまた交響曲全集なのか、いまだにわかりません。

ご夫婦は、共に昨年亡くなりました。シューリヒトは、ファンでも同僚でも差別しなかったそうです。
 

Re: シューリヒトのデッカ録音〜ベートーヴェン1番

 投稿者:信一 投稿日:2012年 8月23日(木)23時34分10秒
返信・引用
 > No.2401[元記事へ]

今回のベートーベンをCDに焼くのに、前にアップしていただいたモノラル版のハフナーと未完成をフィルアップしました。ステレオで聞きなれた両曲ですが、モノラルで聞くのも新鮮な体験でした。ところが、聞きながら思ったのですが、このモノラル版のホール感、とてもパリ音楽院とのベートーベンににています。うーん、あの全集もとはすべてステレオで録音されているのでは??? 見果てぬ夢を見てしまいました。
 

Re: シューリヒトのデッカ録音〜ベートーヴェン1番

 投稿者:信一 投稿日:2012年 8月23日(木)20時46分40秒
返信・引用
 > No.2398[元記事へ]

thetaさん

また、質のたかい音源の紹介ありがとうございます。

>響きの品格の高さ、味わいの深さなど、私の持っているものの中ではこれが一番です。
それに加えるとチャーミングです。オーケストラの編成が小さく聞こえて木管の音色美が際立つ点は、最良のワルターウィーンフィルの軍隊を思い出させるものがあります。

ただ、これは私の再生環境の問題ですが、この録音のよさはPCでの再生では明確なんですが、CDに焼いてプレーヤにかけると香りの部分が消えてしまいます。なぜなんだろう?通常の再生では確実にCDプレーヤのほうが上なんですが、、、、
 

シューリヒトのデッカ録音〜ベートーヴェン1番

 投稿者:theta 投稿日:2012年 8月21日(火)23時08分57秒
返信・引用
 皆様、こんにちは。
こちらでは久々の書き込みになりますが、これも久々のデッカ・シリーズ復活です。

今回はウィーン・フィルとのベートーヴェン1番、デッカのLX3084というLPから起こしたものです。こちらからどうぞ

以前にもLP起こしのものをアップしたことがありますし、手元にいくつかテープ音源やLP起こしのものが他にもありますが、響きの品格の高さ、味わいの深さなど、私の持っているものの中ではこれが一番です。これまでにアップしたデッカLP復刻の中でも最上級のものだと思います。

ただし、LPノイズは結構目立ちますので、その点はお許しを。
 

Re: メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ほか

 投稿者:修理人 投稿日:2012年 7月31日(火)18時45分49秒
返信・引用
 信一さん

こんにちは。お久しぶりです。
そうでしたか、低音が趣味というわけではなかったのですね。(笑)
憶測で書いてしまい、ごめんなさい。

最近、私も加齢のせいか(男の更年期?)、気分の浮き沈み(というか沈みっぱなしというか)を実感しています。お互い音楽を聴いて、気が晴れると良いですね。
 

Re: メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ほか

 投稿者:信一 投稿日:2012年 7月31日(火)06時07分25秒
返信・引用
 > No.2378[元記事へ]

修理人さん

Altusシリーズのレポートありがとうございます。
実は、このシリーズまだ一枚も買っていないのです。(汗)BOXか格安で出てからと思って待っているのですが、これは、そろそろ買わないといけないな。

>  低弦のレベルが大きいので、信一さん好みかも?

えーと、ヘンニナルシリーズで私が調整した音の傾向からおっしゃっているのだと思いますが、あのぼこぼこ出る低音は、使ったソフトの癖で私の好みではありません。DECCAで育っているので高音シャリシャリ傾向が好みです。(ちょっと過敏に反応しちゃったかな?)このところ気分が安定しなくて、、、、しばらくROMに専念します。
 

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ほか

 投稿者:修理人 投稿日:2012年 7月29日(日)23時25分38秒
返信・引用
 皆様、こんばんは。
オリンピックが開幕したのを横目に、今日はAltusから出たCDを聴きました。
第九の第3,4楽章も楽しみました。素晴らしかったです。

ALT234
シューマン:マンフレッド序曲
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲(アルチュール・グリュミオー)
 お得意のマンフレッド序曲は、さすが。ライブの臨場感がたまりません。グリュミオーのヴァイオリンはマイクが近かったのか、すごく生々しい聴こえ方がします。お試しあれ。

ALT236
ベートーヴェン:エグモント序曲
 低弦のレベルが大きいので、信一さん好みかも?細部が楽しめるエグモント序曲は、この録音がベストかも。
 

Re:9th

 投稿者:修理人 投稿日:2012年 7月24日(火)23時04分36秒
返信・引用 編集済
 こんばんは。
ALTUSのライブCDが届き、さっそく第9を聴きました。
第1・2楽章だけ聴きましたが、素晴らしかったです。
活き活きした弦楽器、管楽器の音の分離の良さ。
なにより、バックグラウンドノイズの無さ。
最晩年のシューリヒトの演奏会を実体験しているような気がしました。
生きてて良かった、、。
 

9th

 投稿者:Ryu 投稿日:2012年 7月 5日(木)01時06分53秒
返信・引用
 RM(RARE MOTH)の酷い音質(Beethoven 9th,1965年6月のライブ)でも神がかりなのですが、こんな、とてつもない演奏がまともな音質で聴けたら、いったいどうなってしまうのでしょう?
このライブを生で聴けた人はほんとうに幸せでした。
 

Re:再びAltus新譜

 投稿者:修理人 投稿日:2012年 6月23日(土)22時59分11秒
返信・引用
 thetaさん

情報をありがとうございます。さっそく、3種類とも予約しました。
 

Altus快進撃

 投稿者:KURO 投稿日:2012年 6月23日(土)15時01分0秒
返信・引用
 みなさん、お久しぶりです。

シューリヒトの新譜、とても楽しみですね。
 

再びAltus新譜

 投稿者:theta 投稿日:2012年 6月22日(金)08時25分32秒
返信・引用 編集済
 8月にまたもやAltusからシューリヒトの新譜が3枚出ます。
1965年のベートーヴェン1番,5番。1963年のブラームス2番とベートーヴェン「田園」。そして1965年のブルックナー7番という、待望のリリースです。http://www.hmv.co.jp/news/article/1206220001/

訂正です。「1965年のベートーヴェン1番,5番」ではなく、「1番,9番」ですね。
この掲示板の常連の方ならよくご存知の、例の第9です(笑)
ああ、やはり正規音源でききたい、という皆様の願いが高まったせいでしょうか(笑)やっとまともな音できけるわけです。
 

デッカ盤LP起こしの「ハフナー」「未完成」

 投稿者:theta 投稿日:2012年 6月 9日(土)23時51分16秒
返信・引用
 ひさびさに、シューリヒトのデッカ盤シリーズをアップします。
今回は英デッカLP(LXT-5257)から起こしたものです。
こちらからダウンロードできます。どうぞお楽しみください。
 

Re トリアノン盤の第9

 投稿者:信一 投稿日:2012年 6月 2日(土)07時54分16秒
返信・引用
 THETAさん
大企画ありがとうございました!!
世界に発信できるクオリティーだと思います。
私はあらゆるルーティンから解き放たれるためにシューリヒトはパリ音楽院を選んだと思っていましたが、それを証明する”新鮮さ”がCD以後はじめて公になったと思います。
一人でも多くの人が聞かれることを希望します。
 

トリアノン盤の第9

 投稿者:theta 投稿日:2012年 5月30日(水)21時29分48秒
返信・引用
 トリアノン盤LP起こしの第9をアップします。
ダウンロードはこちらからどうぞ

これで「シューリヒト音源再生プロジェクト」発のベートーヴェン全集が全曲揃ったことになります。
演奏の素晴らしさはもとより、フィナーレを飾るにふさわしい、会心の復刻です。
この音源できくことで、本演奏の素晴らしさに心底から感動することができました。
これをもって、ベートーヴェン全集再生プロジェクトの打ち止めとさせていただきます。
ご協力、激励をいただいた皆様に感謝!
 

訂正 4番 5番

 投稿者:信一 投稿日:2012年 5月30日(水)20時34分56秒
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 THETAさん

私の聞いている音量が適正でなかったようです。立ち上がりの優れた音質を鈍いときの音量感にあわせたことで、ヘッドフォンが悲鳴を上げていたようです(汗)
抑え気味にこちらから音に歩み寄るように聞いてみると、相当な美感が感じられる再生音で文句のつけようがありません。
この前2つの投稿を消したいところですが、別のところで投稿してしまったため消せません。
謹んで訂正します。
 

シャルランの方法?

 投稿者:信一 投稿日:2012年 5月30日(水)16時03分2秒
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 いろいろ読んでいると、シャルランの録音方法はワンポイント収録を基本にしていたようです。そしてシューリヒトのベートーベンで特徴的なのは聴衆を入れないホールに響く残響をかなり取り入れたこと。その結果、オーケストラは若干遠め、特に低音楽器は引っ込んで収録された??
GSの復刻がいい素材?を使っても野暮に聞こえるのは、本来情報量の少ない低音部を通常のオーケストラバランスに近づけようと持ち上げた結果ではないでしょうか?
これは私の予感ですが、抜けのよいホールトーンが得られたとき、シャルランの目指した音になるような気がします。
もしかしたら、東芝の復刻は無調整でカッティングした結果、ショッキングなまでの軽い響きの鋭いベートーベンになったのかもしれません。
 

第4、第5

 投稿者:信一 投稿日:2012年 5月30日(水)15時03分37秒
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 THETAさん
じっくり聞かせてもらっています。
ただ、評価は難しいものがありますね。
Cdの山から、ヴァルネイのCDを見つけ出そうとしているところへ、長らく見なかったドイツの白箱をみつけ、ちょっとかけてみました。
まるで話にならない音ですね。残響がノイズの霧になったような具合で、よくまぁこんなもので聞いてきたものだと。。。。
今回のアップに限らず、thetaさんが紹介してくれた音は間違いなく次元が違いますね。特に今回のシリーズは音にまとわる空気感のリアリティーがましています。
さてそういう前提の上での話ですが、今回の第4はちょっと荒れ気味に聞こえます。第5も同傾向ですが、曲想と違和感がないので気になりませんが、やはり荒れ気味です。
フランス風の質感が後退していると思います。ところが、不思議なことに音量を抑え気味に聞くと第1や第2と同じくパテマルコニーでと思しき艶が感得できます。(ただこの場合細部が聞き取りにくくなるのですが、、、)
このベートーベンの録音は本当に謎な部分が多いですね。


 

RE:ドイツ語のウィキペディア

 投稿者:toshiharu 投稿日:2012年 5月30日(水)09時46分39秒
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 修理人さん

ありがとうございます。早速行ってきました。って、まぁ、行ってきただけですけど。

でも、充実していますね。
 

ドイツ語のウィキペディア

 投稿者:修理人 投稿日:2012年 5月28日(月)16時51分16秒
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 皆様 こんにちは。
シューリヒトに関するウィキペディアの記事では、ドイツ語のウィキが一番詳しいようですね。

http://de.wikipedia.org/wiki/Carl_Schuricht

 

LPの画像

 投稿者:theta 投稿日:2012年 5月27日(日)16時41分0秒
返信・引用
 復刻に使用したトリアノン盤の画像をアップロードしました。
こちらからダウンロードできます。ご参考までに。
 

トリアノン盤ベートーヴェン5番

 投稿者:theta 投稿日:2012年 5月27日(日)15時39分47秒
返信・引用
 続いて5番です。こちらからどうぞ。 

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