シューリヒト掲示板発言 2850−2801(2014年)


芸術家の生涯

 投稿者:信一  投稿日:2014年11月26日(水)20時58分7秒
返信・引用
  17cmだけに収録されたと思っていたCHSの芸術家の生涯ですが,下のコンサートホールのレコードを記録したサイトによると、30cmでも販売されていたようです。
http://www9.plala.or.jp/minchi/rec7.htm#日本コンサートホール

2297 芸術家の生涯・不朽の舞踏音楽集 C・シューリヒト バイエルン・フランクフルト
不朽の舞踏音楽ってなんでしょう? これって新発見のシューリヒトかもしれません!?

 

Re: 質問

 投稿者:信一  投稿日:2014年11月26日(水)16時46分45秒
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  > No.3306[元記事へ]

自己レスです

>  えーと、シューリヒトはフルトヴェングラーのマタイ受難曲の演奏を賞賛するわけですが、一体いつの演奏をを聞いたのでしょうね。伝記にはベルリンのキャンセルをフルトヴェングラーは責めなかったとありますからお礼の意味も込めて言ったのでしょうか?

自分で調べてみると、1952年の3月にシューリヒトはベートーベン第1番をウィーンでDECCAに録音してます。フルトベングラーはその4月にウイーンでマタイを上演しているので、ここで両巨匠は出会ったのではないでしょうか?
 

Re: 質問

 投稿者:信一  投稿日:2014年11月24日(月)23時17分7秒
返信・引用 編集済
  修理人さん
ありがとうございます。
知りたかった理由ですが、1950年の春、カラヤンのウィーン交響楽団とのマタイ受難曲の上演にフルトヴェングラーが横槍を入れて,大きなスキャンダルとなります。結局カラヤンが演奏することになるのですが、この衝突によって、関係のなかったウィーンフィルはフルトヴェングラーの死後までカラヤンを招聘できないというとばっちりを食ってしまいます。
シューリヒトは前年の49年にこのマタイ受難曲の話を受けて、50年の秋に演奏すべく周到な用意をしてきたのですが、ご存知のようにうつ病状態となってキャンセルせざるおえなくなります。 もし、代役をフルトヴェングラーがしていたのなら、、、、、政治的なスキャンダルに巻き込まれて、、、、、妙な想像をしてしまいました。
いや、よかった、、 ホルライザーが代役だったんですね。
ホルライザーは1932年にヴィースバーデンの宮廷楽長に19歳でなっています。これが彼の最初の重要なポストでしょう。そのときシューリヒトはもう52歳になっていたわけですから、雲の上の人的存在だったはずです。
それはともかく、このキャンセルは、その後のベルリンでの演奏する機会を減らしてしまったと思われます。(伝記は,うまく修復したように書かれていますが、そんなに甘くないでしょう?!)
えーと、シューリヒトはフルトヴェングラーのマタイ受難曲の演奏を賞賛するわけですが、一体いつの演奏をを聞いたのでしょうね。伝記にはベルリンのキャンセルをフルトヴェングラーは責めなかったとありますからお礼の意味も込めて言ったのでしょうか?

 

Re: 質問

 投稿者:修理人  投稿日:2014年11月24日(月)19時28分48秒
返信・引用 編集済
  > No.3303[元記事へ]

信一さん

こんばんは。

> 1950年のベルリンでのマタイ受難曲をシューリヒトはキャンセルしたのですが、代役として振ったのは誰だったのでしょう?
> ネットで調べましたがどうにも判らないんです。
Peter Muckの本によるとChauvy氏の資料(10月5,6日)とは日付が違っていて、
マタイ受難曲は10月20,21日に、
Heinrich Hollreiserの指揮で
演奏されたようです。
急遽交代したので、練習で1週間ずれたのでしょうか。

調べたら、Heinrich Hollreiser氏は、ヴィースバーデンの歌劇場でも指揮していたようです。シューリヒト氏のお仲間かも?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%BC

 

質問

 投稿者:信一  投稿日:2014年11月24日(月)10時22分15秒
返信・引用
  修理人さん
1950年のベルリンでのマタイ受難曲をシューリヒトはキャンセルしたのですが、代役として振ったのは誰だったのでしょう?
ネットで調べましたがどうにも判らないんです。
 

Re: ベルリンのブルックナー

 投稿者:ALBA  投稿日:2014年11月23日(日)14時26分45秒
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  > No.3299[元記事へ]

信一さんへのお返事です。


> ドルビー、、懐かしいですね。私は絶対にかけませんでした!!
Theta さんの > 60hzと100hzを3〜4db減衰 について
 かつで、「どうやって、ある周波数だけ3ドルビー減衰させるんですか?」と聞かれたことがあります(ppppp ffff !!!!)
>
> 常々思うのですが、可逆イコライジングなんていう世界規格をつくって、スイッチかソフトにかけると編集前の音に簡単に戻れるようにできるといいんですが、、、、
 一度バランス調整して必要なフレーズを抽出すれば、脳が覚えていてくれので、あとはオリジナルのバランスに戻しても聞き分けられると思います。で、バランス調整は、宝探しの感覚でいろいろやって見るしかありませんね。>
 

Re: ベルリンのブルックナー

 投稿者:theta  投稿日:2014年11月23日(日)03時44分23秒
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  > No.3297[元記事へ]

ALBAさん

>  でも、プリンに醤油かけたら生ウニみたい 的な印象です。

はは、うまいたとえですね(笑)仰るとおりだと思います。
 

Re: ベルリンのブルックナー

 投稿者:信一  投稿日:2014年11月22日(土)17時14分17秒
返信・引用
  > No.3297[元記事へ]

ALBAさん

ドルビー、、懐かしいですね。私は絶対にかけませんでした!!

常々思うのですが、可逆イコライジングなんていう世界規格をつくって、スイッチかソフトにかけると編集前の音に簡単に戻れるようにできるといいんですが、、、、

 

Re: 信一さん&LP愛好家へ

 投稿者:信一  投稿日:2014年11月22日(土)17時05分16秒
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  > No.3296[元記事へ]

fumuraさん

まったく気にかける必要はありませんよ。こういうものは縁ものですから、、、、
まずはお体を第一に、そして、やっぱりレコードは手元において置きたいと思うようになるのが、何よりの回復だと思います。
今回のことは、思い入れのあるレコードに、またひとつ新しい思い入れができたくらいの気持ちで、、それでよろしいかと思います。

 

Re: ベルリンのブルックナー

 投稿者:ALBA  投稿日:2014年11月22日(土)16時46分5秒
返信・引用
  thetaさんへのお返事です

おかげでお蔵入りが一週間延びました。
> > アルヒフォンのような明確な音になりますね。
 そう言われるとそんな気がします。

> ホールで鳴っていた音はわかりませんが、テープに収められた音はこんな感じだったはずです。
 カセット録音の際、ドルビーかけるかどうか悩んだのを思い出しますね。
 ただし、プロが使っていた録音機材の場合、カセットテープみたいなヒスはなかったはずです。
 でも、プリンに醤油かけたら生ウニみたい 的な印象です。
 とはいえ、一週間楽しめました。ありがとうございます。
 でもCHSの魔力には適いませんね。
 

信一さん&LP愛好家へ

 投稿者:fumura  投稿日:2014年11月22日(土)16時08分36秒
返信・引用
  先の投稿から日が開き申訳ありません。小生としましては信一さんが仰言っていた「京都のお友達」の話に希望を見出しては居りますが。実はこの2日に心筋梗塞を起し救急入院後数日生死の境を彷徨っていました。幸い1命を取り留め、半日外術の機会にコレを書いています。尻切れとんぼの形に成り申しわけ御座いませんでした。12月中には退院して帰宅出来るかと思っています。また、その折、相談させて頂ければ幸甚です。  

Re: ベルリンのブルックナー

 投稿者:theta  投稿日:2014年11月21日(金)11時10分36秒
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  > No.3293[元記事へ]

信一さん

> アルヒフォンのような明確な音になりますね。

まさにそんな感じ、要は素のまま、そのままの音にきこえますね。
ホールで鳴っていた音はわかりませんが、テープに収められた音はこんな感じだったはずです。
 

Re: ベルリンのブルックナー

 投稿者:信一  投稿日:2014年11月20日(木)13時18分35秒
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  > No.3292[元記事へ]

thetaさん

> 60hzと100hzを3〜4db減衰。
> 6khzを心持ち(1〜2db)持ち上げ。
> 10khzを5dbほど持ち上げてみてください。

さっそくブルックナーの第4楽章に適用して聞いていますが、なんと!!!!!!
アルヒフォンのような明確な音になりますね。
こりゃもう戻れないなぁ(笑)
 

Re: ベルリンのブルックナー

 投稿者:theta  投稿日:2014年11月20日(木)12時13分15秒
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  > No.3283[元記事へ]

しばらく見ない間にずいぶん盛り上がっていたんですね(笑)
ブルックナー7番についての皆さんの感想ややり取りを興味深く拝見しました。
で、私なりに気付いたことで、前回は書かなかったことをひとつ。
それはリマスタリングの問題です。
これは皆さんがこの音源から受けた感想の間にあるギャップを
埋める材料になるかもしれませんし、ならないかもしれません(笑)
テスタメントのリマスタリング担当者は「20世紀の指揮者」シリーズでもおなじみのポール・ベイリー氏です。
良心的な音作りで定評があり、私も好感を持っている現代では数少ないエンジニアのひとりです。

ただ、この人の音作りはある意味ワンパターン。
判で押したようにどの音源も同じように仕上げます。
簡単に言うと、低域(40hz〜100hzあたり)をぐっと持ち上げて重厚さを出し、
中域はシャープさを出すために(ドンシャリにならない程度に)やや刈り込み、
高域はなだらかなカーブで減衰させ、10khzから上はバッサリカット。
結果、どっしりと腰の据わった、落ち着きのある、イギリス人の好きそうな(笑)音になります。

まあ、そこまではいいんですが、オリジナルの音とは違うものになっていることは間違いないわけです。
さらにいうと、この音作りは今回のシューリヒト/ベルリン/ブルックナー7番の組み合わせには明らかに合っていないと思います。
まあ、それは個人の好みや嗜好、また再生機械の違いといった変数が入ってくるので、私の主観に過ぎないともいえますが、
オリジナルのテープの音とは相当印象の違う音になってしまっていることは100パーセント断言できます。
まず、ヒスノイズのレベルが60年代のライブ録音テープでこんなに低いはずがありません。
ということはいつものベイリー流で高域はばっさりカット。
シューリヒトらしい爽やかな抜けのよさ、歯切れのよさが乏しく、響きがいくぶんやにっこいのはそのせいです。
今回の録音ではベルリン・フィルの弦楽パートの歌いっぷり、特に心をこめたビブラートの素晴らしさが印象的なんですが、
この音できくと、ややしつこく響くきらいがあります。
低域はこんもりと持ち上げていますね。オリジナルはこうではないはずです。
なぜそれが断言できるかというと、そのせいで木管の響きに不自然な濁り、にじみがあるからです。
これも、シューリヒトならではの木管の清らかさを損ねています。
また、ただでさえ強力なBPOのチェロとバスがくどく、重苦しく、必要以上にカラヤン風にきこえる結果になっています。
ケロヤンさんの「鈍重」という印象は、演奏そのものではなく、リマスタリングが原因である可能性もあると思います。

情報量が乏しくきこえるという感想もありましたね。
ベイリー氏の音作りではどうしても中域が埋没してしまい、
CHS録音(これはかなり中域寄りの録音ですね)のように浮き出てはこない。
人間の耳が音楽をきいて「情報」と感じるものはほぼ中域に集中していますから、
情報不足に聞こえるのはやはりこのリマスタリングが犯人である可能性があります。

さて、論より証拠、イコライザーをお持ちの方でしたら、
60hzと100hzを3〜4db減衰。
6khzを心持ち(1〜2db)持ち上げ。
10khzを5dbほど持ち上げてみてください。
すると、あーら不思議、ハーグ・フィルとのブルックナーのようになります(笑)
イコライザーをお持ちでない方は、アンプのバス、トレブルで調整してみてください。
ベイリー氏の音作りはオルフェオや変スラーのような悪質、複雑なものではないので、
シンプルな調整だけでオリジナルに近い音に戻せますよ。

なお、私のこの演奏に対する感想は、
リマスタリングの音を上記のように再調整してからきいた後のものです。
調整した上で、どのくらい皆様の感想や印象が変わるのかは何とも言えませんが、
参考までに、試してみるのも面白いですよ。
 

Re: ベルリン・フィルの感想

 投稿者:修理人  投稿日:2014年11月19日(水)23時33分54秒
返信・引用 編集済
  > No.3289[元記事へ]

信一さん

こんばんは。

> ところで、カーネギーの演奏会の批評読ませてもらいました。ブルックナーで終楽章2ヶ所のカットに言及してますが、批判的に書かれているのか、どうなのか私の英語力では判りません。どなたかご教示いただけないでしょうか?

微妙な書き方ですね。
「カットで曲が分かり易くなったという人もいるかもしれない(が、自分には受け入れがたい)。」
という感じかも。

http://page8.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h194494911

 

Re: ベルリン・フィルの感想

 投稿者:ケロヤン  投稿日:2014年11月19日(水)21時15分50秒
返信・引用
  > No.3287[元記事へ]

信一さんへのお返事です。

信一さん ご感想そして面白い情報ありがとうございます。
>
> シューリヒトのブルックナーの第7の録音をEMIがウィーンフィルで企画しなかったのは不思議ですね。
 確かウィーン・フィルとのアメリカ公演はクライバーの代役でしたでしょうか? 急に決まったので録音計画が組めなかったのかもしれません。本当に残念ですね。当時EMIには、フルトヴェングラー「第7」があった(初出が今は確認できませんが)ようですから敬遠されたのかもしれませんね。「第3」も悪くないですが、出来れば「第7」を録音して欲しかったですね。(笑)

> コンセルトヘボウは戦前はよく共演していたようですが、戦後は出演の打診をしてもオファーがなかったようです。(伝記)  つまりベイヌムやヨッフムは彼を呼びたがらなかったということでしょう? 残念ですね。
 ベイヌムやヨッフムもブルックナーを得意にしていましたので、あまり邪魔されたくなかったのかもしれませんね。個人的には70年代以前のこのオーケストラの響きは大好きです。

> その点,カラヤンは定期的にシューリヒトをベルリンに招いていますから、今後ライブが発掘される可能性があります。彼には感謝しなければいけませんね。

 マルケヴィッチとは対照的ですね。シューリヒトの人徳でしょうか。(笑)小澤征爾も「ボクの音楽武者修行」に“すごい指揮者がいる”と絶賛して書いていますね。特に眼力が凄いと。

> 私にとっての夢は、カナダ放送局がウィーンフィルの公演を録画して保存していることです。曲はブルックナーの第7であったはずです。ブルックナーを振るシューリヒトを見ることができれば!!
 どこかに映像が残っていることを切に願っています!



 

Re: ベルリン・フィルの感想

 投稿者:信一  投稿日:2014年11月19日(水)20時23分53秒
返信・引用
  > No.3288[元記事へ]

修理人さんへ

> 残念ながら、ベト7でした。 >_<
> むしろ、カーネギーホールでの演奏録画があることに期待しませんか?

カナダの放送局の製作の結構な量の演奏会のビデオが発売されてます。グールドの若いときのものとか、、、物持ちがいいから期待しているんですが、、、

カーネギーホール、音は残っているかもしれませんね。
映像はブルックナーはないけれど、国連コンサートが全米中継されているので残っているはずですが、権利関係がむづかしいでしょう。
ところで、カーネギーの演奏会の批評読ませてもらいました。ブルックナーで終楽章2ヶ所のカットに言及してますが、批判的に書かれているのか、どうなのか私の英語力では判りません。どなたかご教示いただけないでしょうか?
 

Re: ベルリン・フィルの感想

 投稿者:修理人  投稿日:2014年11月19日(水)16時15分57秒
返信・引用 編集済
  > No.3287[元記事へ]

信一さん みなさん

いろいろな話題が出て、盛り上がっていますね!

> 私にとっての夢は、カナダ放送局がウィーンフィルの公演を録画して保存していることです。曲はブルックナーの第7であったはずです。ブルックナーを振るシューリヒトを見ることができれば!!

残念ながら、ベト7でした。 >_<
むしろ、カーネギーホールでの演奏録画があることに期待しませんか?

http://page.freett.com/Schuricht/UStour.htm

 

Re: ベルリン・フィルの感想

 投稿者:信一  投稿日:2014年11月18日(火)23時57分45秒
返信・引用
  > No.3282[元記事へ]

ケロヤンさんへのお返事です。

シューリヒトのブルックナーの第7の録音をEMIがウィーンフィルで企画しなかったのは不思議ですね。第9はシューリヒトの代名詞見たいなものなので一番初めに録音するのは判るのですが、、、、演奏会と抱き合わせで録音したからでしょうか? ウィーンとはアメリカ演奏旅行でしか演奏していないようなので、最晩年録音のチャンスがなかったのでしょうね。夫人のはなしでは戦前のベルリンフィルの録音には不満があったようなので、本人はどこかで第7の録音を残したかったでしょう。結局CHSにハーグと入れることになったわけですが、それはよかったのかわるかったのか?
コンセルトヘボウは戦前はよく共演していたようですが、戦後は出演の打診をしてもオファーがなかったようです。(伝記)  つまりベイヌムやヨッフムは彼を呼びたがらなかったということでしょう? 残念ですね。
その点,カラヤンは定期的にシューリヒトをベルリンに招いていますから、今後ライブが発掘される可能性があります。彼には感謝しなければいけませんね。

私にとっての夢は、カナダ放送局がウィーンフィルの公演を録画して保存していることです。曲はブルックナーの第7であったはずです。ブルックナーを振るシューリヒトを見ることができれば!!

バルビローリのマーラーのたとえよく判ります。
確かにカラヤン時代のベルリンフィルは、どんな指揮者が振っても消えない残り香(多分カラヤンの)がありますね。それが、、、、まぁ、贅沢な不満と目をつむって、、、とはいえ好みでは、、、まぁいろいろありますね。(笑)


 

Re: ALBA

 投稿者:ALBA  投稿日:2014年11月18日(火)13時02分19秒
返信・引用
  > No.3285[元記事へ]

信一さんへのお返事です。

 あのイタリア奇想曲が好きな人が居られて喜ばしい限りです。
>  40年以上も前(笑)
 40年以上前は、指揮者と云えばカラヤンとワルターとベームとパレーくらいしか興味がなく、残念なことをしました。
>スイスで?シューリヒトの姿を見たことがあり、何の変哲もない老人の姿から音楽が立ち昇るようであった
 そうなんだ〜、例のウインナワルツのレコードの解説にあった岩城宏之氏の言葉「神だ!神だ!」と同じオーラなんでしょうね。
> ただ、無人島は、ブルックナーの第7で一種類だけ持っていくならと言う意味です。とても一枚だけでは生きていけない(笑)
 仰せの通りです。私は1テラのハードディスクを持って行くつもりです。
 
 

Re: ALBA

 投稿者:信一  投稿日:2014年11月18日(火)11時09分41秒
返信・引用
  > No.3284[元記事へ]

ALBAさん
>  ここで、あえてシューリヒトの演奏から究極の選択をすれば、パリ音楽院とのイタリア奇想曲(DECCAのモノラル録音)です。
40年以上も前(笑)FMで大木正興氏の解説で名演奏家の紹介番組があって、本当に珍しいことにシューリヒトの紹介がありました。その時思い出として、スイスで?シューリヒトの姿を見たことがあり、何の変哲もない老人の姿から音楽が立ち昇るようであった、、と言うような意味の話がありました。その時放送されたのがイタリア奇想曲です。放送に先立って"通俗な曲ですが、彼の演奏では高貴な曲に聞こえます"と解説されたと記憶します。
私もALBAさんト同じ感想を持っています。最高の演奏ですね。何度興奮して腕を振り回したことか(大爆笑)

ただ、無人島は、ブルックナーの第7で一種類だけ持っていくならと言う意味です。とても一枚だけでは生きていけない(笑)
 

ALBA

 投稿者:ALBA  投稿日:2014年11月17日(月)22時34分14秒
返信・引用
  禁を破ってTESTAMENT購入したおかげで、皆様と楽しい意見交換ができました。意見の交換というより、同じ感動についての様々なな表現を学ぶことができました。
さて、信一さんのコメントに「無人島に持って行くなら」との言がありましたが、この種の喩として、「人生最後の食事は?」なんていうのもあり、いずれも、「究極の選択」で正しい判断ができないように思えてなりません。私なら、最後の一週間の3度の食事をどのように組み立てるかを考えて見たいところです。
 ここで、あえてシューリヒトの演奏から究極の選択をすれば、パリ音楽院とのイタリア奇想曲(DECCAのモノラル録音)です。パリ音楽院独特の金管の音色を最大限に生かし、終盤は全員一丸となって音楽に酔い痴れて行く完璧な演奏かと思います。録音も、当時のモノラル録音としては最高レベルのものと思います。みなさんの究極の一枚はなんでしょうか?
 

ベルリンのブルックナー

 投稿者:信一  投稿日:2014年11月17日(月)16時20分21秒
返信・引用 編集済
  ALBAさんの"コンテンツ"、ケロヤンさんの"やや鈍重"、そして私の"感度90%"は、言葉はちがえど同じことをいっているのではないかとおもいます。そして総括させてもらうと"ベルリンフィルサウンド"ですね(笑)
でも、ここではっきり言っておきたいのですが、ベルリンフィルが演奏しようとしているのはTHETAさんが感じているように徹頭徹尾シューリヒトの音楽です。表情づけや感じ方は断じてカラヤンでも他の指揮者でもなく、シューリヒトなんです。その証拠に、聞いているとどうしてもハーグフィルが頭の中で鳴って比較してしまう。つまり表現が似ているからですね。
機能的には比較するのもおかしいくらいの差があり、表現もにていて、オーケストラのやる気にもことかかなない。なのに、なんだか、しっくりこない。ハーグが恋しい。
なぜ??
私が見つけた驚愕の新事実!!!  私たちはカラヤンが鍛え上げた60年代のベルリンフィルを指揮するシューリヒトに慣れていない!!(大爆笑)
オーケストラの”コンテンツ"ならウィーンフィルのほうがよほど手強いはず、それなのにウィーンフィルでは感じない違和感をベルリンフィルで感じるのは、単純に慣れてないだけでしょう。なんといっても、いまのところ芸術週間のコンサートと今回のザルツブルグしか無いんですから、、、
最初今回のブルックナーを聴き始めた時は、ナイーブな感情の揺れが綺麗さに隠れてしまっていると感じたものですが、8分14秒あたりのチェロのエスプレッシーボ!!9分あたりからの金管の伴奏!!ハーグを秋風に揺れる童心の憧れというなら、ベルリンはもっと男性的でヒロイックなものを追っている!!そう気づくと頭の中からハーグが消えて、そこからコーダまですごい、すごいで聴きとおすことができました。
第2楽章も冒頭から深い表情の連続ですが、センチメンタリズムのかけらもなく真剣な表情がつづきます。
これは私の予想ですが、他の選択肢がなくてハーグを聞き込んできた50歳以上の世代ではなく、いろんな演奏を聞いた上で、ハーグや今回のベルリンに出会った若い世代の聞き手なら、多分今回のべルリンに軍配をあげるのではないでしょうか?
(pppppでいうと、無人島へ持っていくなら、それでも やっぱり私はハーグかな? そりゃ付き合いは40年以上ですから仕方ないですよね )
 

ベルリン・フィルの感想

 投稿者:ケロヤン  投稿日:2014年11月16日(日)21時05分59秒
返信・引用 編集済
   ようやくモーツァルト&ブルックナーを聴き終えました。
信一さんの感想に肯きながらも、私の感想としては、ALBAさんに近いです。2曲の内、どちらかといえば「プラハ」の方がよかったです。少し喩えとして変かもしれませんが、世評高い名演とされているバルビローリ&ベルリン・フィルのマーラーの「第9交響曲」と同じ感想を持ちました。どちらも素晴らしい演奏ということは判るのですが、どうも自分の感性にはしっくりこないのです。機能的には素晴らしい演奏をしていると想像出来るのですが、やや鈍重で「頭で演奏している」のかなと思いました。
私がシューリヒトの演奏で特に好んでいるのは、曇りのない明快な解釈と独特な「軽ろみ」です。この「軽ろみ」がベルリン盤ではあまり感じられないのです。これは趣味の問題ですが、ウィーン・フィルやコンセルトヘボウだったらなぁという思いを拭い去ることができませんでした。もしステレオで録音されていたなら、もっと違った感想を持ったと思います。

そう考えますと、EMIがシューリヒトとパリ音楽院管弦楽団と遺してくれた「ベートーヴェン:交響曲全集」はあながち妥当な選択であったのかなとも思えるようになりました。以前ならば、クリュィタンスではなく、シューリヒトがベルリン・フィルと「交響曲全集」を録音してくれたらどんなによかったのにと常に思っていました。でもこうして発掘される音源はファンとしてはどれも大切に聴いていきたいですね。ウィーン・フィルとのアメリカ公演の際の「7番」など音源が残っていないものでしょうかね。
 

Re: ベルリン・フィルの感想

 投稿者:ALBA  投稿日:2014年11月16日(日)19時16分35秒
返信・引用
  信一さんへのお返事です。

丁寧なレスありがとうございます。おっしゃること、ガッテン、ガッテン、ガッテン…という感じです。
確かにTESAMENTの録音技術は優れていると思います。クレンペラー〜シェリング、とかジュリー二〜チョンとかを聞くと、同時代のスタジオ録音よりも情報が多いと思います。
あとは好みの問題ですが、小生、ムジークフェラインザールのような響きの豊かなホール、全然好きではなく、一番は、チューリッヒのオペラハウス、二番がスカラ座、三番は、トリノのテアトロレージオです。参考までに告白!させていただきます。
今後とも、よろしくご指導のほどお願いします。  
 

Re: ベルリン・フィルの感想

 投稿者:信一  投稿日:2014年11月15日(土)21時09分57秒
返信・引用 編集済
  > No.3278[元記事へ]

ALBAさん

> このところの議論の仲間に入れていただきたく、不本意(pppp !!!!)ながら購入。
 恐縮です。
>  まず第一に、CHSに毒された耳には、あまりにも情報量不足と感じました。
 モノーラルのライブとしては及第点ですが、オンマイクの収録ではありませんから、細部の聞き分けはしんどいですね。ただ、しっかりモーツァルトとブルックナーでマイク位置を変えている点、ブルックナーの演奏の大音量を歪なく録音している点など放送局の録音スタッフは腕がいいなと思います。テスタメントの復刻も下手な疑似ステ化などしていないので安心ですし、バランスもまぁオルフェオの評判の悪い人たちみたいなことはない。
私は、このレーベルの音を信頼しています。ただ、正規録音のステレオのような状況はやはり望み得ないところですね。

>いかにバランスが悪かろうとCHSの録音には、汲めども尽きぬ情報が収録されていて、聞く度にシューリヒトの新しい小細工を発見することができるのに対し、Testament盤にはさほどの情報量が感じられず、何度も聞く気がしません。確かにシューリヒトの完璧な解釈、これに応えるベルリンフィルの充実した演奏を「想像」することはできますが、実際に収録された情報量が少ない印象を受けました。

 思うに、CHSは”私小説”、特別な存在とした方がいいかもしれません。本来聞こえない音が聞こえたり、その逆もあるという、、、、(汗) その点、今回のベルリンは普通の音、つまりコンサートホールで聞く雰囲気をモノーラルというハンディをしょって表現したという感じです。価値観を変えて聞いたほうがいいかもしれません。

>  第二に、CHSでの自在の境地と比較すると、指揮者よりもオケの個性が勝っている印象を受けました。シューリヒトというアプリには、ベルリンフィルというコンテンツが重すぎて十分に個性を発揮できないのに対して、パリオペラ座、ハーグフィル等のオケは軽いコンテンツ故にシューリヒトの個性が発揮できるのでは…… というのが小生の解釈です。

 私は、”個性を発揮できない”とかいうのではなく。ただ単純にベルリン盤は”まともなオーケストラの音”の演奏だからということではないですか?このベルリン盤の位置づけをするとしたら、SDR、NDRとオーケストラの能力に問題(特に金管)があったところに、はじめて機能的に不満のない演奏が現れた、、、そういう流れだとおもいます。
 その点、ハーグ盤で現れている”個性”は、(多分録音が影響していると思いますが)、シューリヒトとしても格別なものですね。あれほど明確にシューリヒトの感じている音楽に触れているという実感を与えてくれるものはほかにはない。ただ、本人はどちらを最終的に求めていたのか?これは今になってはわからないですね。

 >パリオペラ座、ハーグフィル等のオケは軽いコンテンツ故にシューリヒトの個性が発揮できるのでは
 指揮者の心の中の感動が各声部ににじみ出るような、ハーグやパリのCHSと比較するとベルリンの”まともな表情”が多い点は不満になりますが、その代わりとして密度の濃い熱演を味わえます。あえていうなら、CHSは表情を聞くべきCDで、ベルリン盤は響きを聞くべきCDといえるかもしれません。言葉としておかしい表現になりますが、響きが高揚したり、響きが疾走するという無二の経験がこのベルリン盤ではできます。これも指揮者の天才のなせる業だと思います。


>  結論として、私にとっては、CHSのブルックナー7番、モーツアルト 38番 が依然として魅力的に思えます。
 CHS世代として、それはよくわかります(笑)


 
 

ベルリン・フィルの感想

 投稿者:ALBA  投稿日:2014年11月14日(金)15時28分55秒
返信・引用
   Testamentは、ヘンスラーと同様に好みじゃないのですが、このところの議論の仲間に入れていただきたく、不本意(pppp !!!!)ながら購入。
 まず第一に、CHSに毒された耳には、あまりにも情報量不足と感じました。いかにバランスが悪かろうとCHSの録音には、汲めども尽きぬ情報が収録されていて、聞く度にシューリヒトの新しい小細工を発見することができるのに対し、Testament盤にはさほどの情報量が感じられず、何度も聞く気がしません。確かにシューリヒトの完璧な解釈、これに応えるベルリンフィルの充実した演奏を「想像」することはできますが、実際に収録された情報量が少ない印象を受けました。
 第二に、CHSでの自在の境地と比較すると、指揮者よりもオケの個性が勝っている印象を受けました。シューリヒトというアプリには、ベルリンフィルというコンテンツが重すぎて十分に個性を発揮できないのに対して、パリオペラ座、ハーグフィル等のオケは軽いコンテンツ故にシューリヒトの個性が発揮できるのでは…… というのが小生の解釈です。
 結論として、私にとっては、CHSのブルックナー7番、モーツアルト 38番 が依然として魅力的に思えます。
 

Re: シューリヒト&ベルリン・フィルの新譜感想

 投稿者:信一  投稿日:2014年11月13日(木)09時17分23秒
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  > No.3275[元記事へ]

今朝、リナックスの再生状態を調整して再度プラーハを聞きましたが、いやーすごい、解釈への感度がなまってるとは書いたものの、情報量が増えると、全声部のテンションの高さに圧倒されます!!
ベルリン芸術週間の英雄も聞き返してみようかな?
とにかく、テスタメントにはベルリン録音の更なる発売を期待したいですね。
 

Re: シューリヒト&ベルリン・フィルの新譜感想

 投稿者:信一  投稿日:2014年11月12日(水)14時45分25秒
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  > No.3274[元記事へ]

プラーハの第2楽章、慎重な出だし、でもどこか余裕があります。どんどん響きが分厚くなっていきオーケストラが心底心を込めて演奏しているのが判ります。全体の響きが高揚していくところがウィーン盤やパリ盤とは違う点で、ベルリンならではの充実ぶりです。この何ヶ月か後のベルリン芸術週間では、ものすごい過激な表情を見せたりしますが(天国の窓が開くかのような)、ここには、その代わりの成熟があります。
(これは好みとしか言いようがないのですが、個人的にはビブラートを抑えてポルタメントで紡ぐ緊張と真剣な表情、それが一段高い音楽を感じさせるウィーン盤のほうが好きですね。)
第3楽章、これだけうまければ、ギネス記録挑戦のスピードもありかと思いましたが、、、、そうはならずに大家の棒によるドイツ流儀の第3楽章です。みなぎる力を蓄えつつ一音一音を充実させ押しきってます。凝った表情づけも、オーケストラは完全に消化して、大横綱の怒涛の寄り切りですね。1分13秒の突然のクレッシェンドを聞けば判りますが他のオーケストラなら必死な表情になるところを、このオーケストラは眉一つピクンとするだけでやり遂げてしまう。見事な技術です。
完成度からいったら最高に値する演奏です。実演で聞いたらどんなにすごい響だったでしょう?! なるほど、昔は蘇った!!と当時の評論家をうならせる演奏ですね。
(ただ、私には心底ドイツ的というよりはもう少し洗練された明るさを感じる響です。それが、シューリヒトのものなのか,カラヤンフィルの名残りなのか難しいのですが、、、)
さて,このプラーハ、どう位置づけるか? 順位? そりゃ無理です(大爆笑)SDRのプラーハでもあの突進は何者にも変えがたい魅力があるし、、、(ヘンスラーの復刻音はだめですよ)、ウィーンの真剣、パリ盤のやりたい放題、それぞれ魅力があります。
順位はともかく、"持つべき演奏"これは間違いない、、、
ベルリンを聞いた結果のみなさんの好みはどうでしょうか?
わたしは**が好きという一言でもいいので投稿をお待ちします。


 

Re: シューリヒト&ベルリン・フィルの新譜感想

 投稿者:信一  投稿日:2014年11月12日(水)12時51分28秒
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  > No.3273[元記事へ]

なかなか盛り上がらないですねぇ。
でも仕方ないと思ってます。もともと音楽を言葉で表現するのが難しいのにくわえ、シューリヒトの演奏は、もっとも説明が難しいものに属してますから、、、(苦笑)
HMVの長い説明,リブレットの流用?も、解説者は直接の演奏内容とは関係のないことに拘泥してますし、本職ですらそうですから、いわんや素人である私たちには演奏の評価を言葉で表現するのは荷が重いですね。
とはいえ、今回のリリースはやはり”普通"じゃない。それほどインパクトのある演奏であり復刻音です。
私なりの感想を手短に書くと、
プラーハは指揮者の表現に誠実に対応していく"ストラディバリ"がききものです。ただ、このすごさはモノーラルと言う録音のハンディ、それからオーケストラの高い能力によって、判りにくくなっているかもしれません。その理由の一つが"うますぎる"んです。
第1楽章序奏部はパリ盤とほぼ同じ表現、ヴァイオリンがソノリティを保持したままシューリヒトの細かい指示をこなしているので、その響きに聞き惚れてしまうのですが、ヴァイオリン以外の伴奏、ティンパニや低弦に集中すると、そのアクセント!!誰もできないシューリヒトの"前衛"が炸裂しています。この序奏からは、フィガロではなく”ドンジョバンニの地獄落ち"が聞こえてきます。ただ、録音バランスと解像度のせいで、このすごさが聞き取りにくい。味わうには、聞き手が歩み寄る必要があります。
主部に入っても解釈はパリ盤とほぼ同様、ただし、内声部の充実とアンサンブルは比較にならない。シューリヒトの劇的な解釈が見事な響きで達成されている。このことはブルックナーでとてつもないアドバンテージを持ってきます。
さて、こう書いていくと、じゃああなたはパリ盤より素晴らしいとおもっているんだね?ときかれそうなんですが、これが難しいところですね。
たとえると、このベルリンフィルの完成度は100m走9秒台の金メダルです。パリ盤は10秒やっと切るところかもしれない。入賞ってかんじです。しかし、指揮者の解釈への感度を数値化するとベルリンフィルは90%、パリ盤は120%かな?!
主部の伴奏につけた"シューリヒトシンコペーション"を聞けば、ベルリン盤にはうまいオーケストラ特有の"なまし"があります。パリ盤は宝物見つけたみたいに誇らしげに演奏してます。こういうところをどう評価するか、いやどう感じとるかで、繰り返して聞くか、感心してタンスにしまうかが決まってきますね。
手短にならないので、(爆笑)いったんここで切ります。

ただ、このベルリン盤を聞いて、今後議論するテーマとしておもしろいなと思ったのは、シューリヒトの録音において、オーケストラのうまい下手って何の意味があるだろう?ってことですね。CHSの録音は悪いか?と言うのとも通じます。本当に色々考えさせてくれますね。私たちのカルロスは!?(爆笑)(夫人はカルロスとよんでました)
 

Re: シューリヒト&ベルリン・フィルの新譜感想

 投稿者:theta  投稿日:2014年11月12日(水)03時09分51秒
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  > No.3272[元記事へ]

頼みますよお(笑)
御大がそんな調子だから、せっかくの新譜なのに盛り上がりが足りないんです(爆笑

> thetaさん
>
> どおも。
> くだんのCD。うっかりディスコグラフィーに加え忘れていました!
> 自分でもびっくり。 m(_ _)m
 

Re: シューリヒト&ベルリン・フィルの新譜感想

 投稿者:修理人  投稿日:2014年11月11日(火)17時10分46秒
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  > No.3271[元記事へ]

thetaさん

どおも。
くだんのCD。うっかりディスコグラフィーに加え忘れていました!
自分でもびっくり。 m(_ _)m
 

シューリヒト&ベルリン・フィルの新譜感想

 投稿者:theta  投稿日:2014年11月 8日(土)02時28分10秒
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  テスタメントから掲題の演奏が発売されて2週間余りが経ち、そろそろ皆様もきき終えた頃なのではないかと思いますが、いかがでしたか?
私は「プラハ」の全曲と、昨日ようやくブルックナーの2楽章までをきき終えたところです。きくのがしんどい、というのではなく、あまりに演奏内容が充実しているので、少しずつゆっくりじっくり味わいたい、さっさと先に進んで終わってしまいたくない、もったいなくて。。。という感じです。貧乏性なもので(笑)
実際、これは近年のシューリヒトのリリースの中でも出色のものであるだけでなく、シューリヒトのライブ演奏記録の中でも最高のもののひとつであり、またシューリヒトによる「プラハ」とブルックナー7番の中でもベストを争うか、ベストと言ってよい演奏ではないかと思います。
ベルリン・フィルだから、というのではありません。むしろ私に言わせれば、ベルリン・フィルでここまでの演奏になったことに驚いています(笑)30年前に戻ったような古風な響き(古臭いという意味ではありません)、学生オケの発表会並みにひとりひとりがむきになって、しかし実に愉しそうに音楽しているさまが伝わってきます。決して、リハーサルで完璧に仕上げた演奏を完璧に再現している、という演奏ではありません。シューリヒトの厳しい要求にこん畜生と食らいついていく気迫と心意気と同時に、新鮮な即興のスリルと喜びがひしひしと伝わってきます。それが一体となって爆発するクライマックスのとんでもない音!ブルックナー1楽章のコーダと2楽章のクライマックスは天井が吹き飛びそうな音です。ベルリン・フィルがこんな音を出したのは、フルトヴェングラーとの黄金時代でさえそうそうはなかったのではないかと思います。
ああ、あと2楽章きいたら全部終わってしまいます。うーん、もったいない(笑)
というわけで、皆様のご感想もぜひ知りたいですねえ。
 

偶然?

 投稿者:修理人  投稿日:2014年11月 3日(月)23時27分41秒
返信・引用 編集済
  みなさん こんばんは

いつものように、ヤフオクをうろついていたところ、
シューリヒトBPOによる田園のSP盤が出品されていました。
何枚か組のもので、そのうちの1枚だけ出品されているのですが、驚いたことにVeveyの会社のラベルが貼られています。単なる偶然でしょうか?
(Veveyは、シューリヒトの地元です。)

http://page8.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h194494911

 

Re: LP愛好家へ<2>

 投稿者:信一  投稿日:2014年11月 2日(日)08時55分5秒
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  > No.3258[元記事へ]

fumuraさんへのお返事です。

>フェスティバル盤は写真の入手が主目的でした。
,いや,まったく同じ気持ちで私も購入しました!! 不実な友人に貸したせいですべてを失ってしまいましたが,,,
特に左手を突き出して右手の指揮棒を背中にしょってる写真が大好きでした。ラインのレコードだったかな?
フェステバルは見開きジャケットで,表紙の演奏写真はおおきい上,質がよかった!!
中の説明文の写真もミュンシュと写っていたり貴重なものが多かったですね.。
音も重要ですが,写真も額に飾れるくらいのコピーをして残したいものです。
やっぱり,どなたかLPおこしができる方に譲られるのがいいでしょう。今の時代,タンスにしまっても,,,,ねぇ。共有がスタンスですから,,
 

LP愛好家へ<2>

 投稿者:fumura  投稿日:2014年11月 2日(日)05時11分44秒
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  ALBAさん、信一さん、早速のお返事ありがとうございます。シューリヒトのものに限ればみかん箱一箱に満たない程度の枚数ですし、同じ演奏のレーベル違いが重複している場合も多々あります。例えばCHS、同英盤、フェスティバル盤という風に。フェスティバル盤は写真の入手が主目的でした。好事家から好事家への…何と言うか、伝統の継承と言うと大袈裟で気恥ずかしいが、有償には考えて居りません。直にご来宅頂き、シューリヒトに限らず他にお気に入りがあれば纏めてお持ち帰り下されば、余生の心残りが少し減るかと考えています。少しずつ同好の知人たちに分けてはいるのですが、郵便局の窓口へ自転車搬送するのもそれなりに大変だし送料も毎度掛かる。本サイトに出逢えてもっけの幸いと投稿してみた次第です。気持ちをお汲み頂ければ幸甚です。  

Archiphon

 投稿者:ALBA  投稿日:2014年11月 1日(土)23時52分21秒
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  信一さん
押入れの奥からCD発見。やはりArchiphonでした。で、早速ヘンスラーのIIを注文しまた。一時変だ変だと話題になっていたので、きっと好みの音が入っているものと期待しています。
 

Re: LP愛好家へ

 投稿者:信一  投稿日:2014年11月 1日(土)21時09分42秒
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  > No.3253[元記事へ]

fumuraさん

それは貴重ですね。みかん箱でどのくらいになりますか?
京都に知人がいるので,引き取れるかもしれません。
 

LP愛好家です

 投稿者:ALBA  投稿日:2014年11月 1日(土)20時02分48秒
返信・引用
  fumuraさん
素晴らしいコレクションをお持ちのようでね。小生LPファンですが、正規の録音はほぼ全部持っていて、改めて購入する余地がありません。シューリヒトのLP、名演、名録音を再生するには、日本橋のテクニカルサンヨーで取り扱っている金田式DCアンプが必要です。一般の方はCDの方が無難かと思います。
アナログ再生用の金田式アンプから揃える覚悟がある方には、ぜひfumuraさんからコレクションを譲っていただくことをお勧めします。
 

LP愛好家へ

 投稿者:fumura  投稿日:2014年11月 1日(土)18時12分25秒
返信・引用
  シューリヒトのLPを引き取ってやろう、という、奇特な方を探しています。
送るための荷造りの体力は最早無いので、車で来宅され、お持ち帰り頂ける方なら良いかと。
大阪府堺市在。ここにメールアドレスを書くべきでしょうか?


 

信一さんのご要望によりの転載です

 投稿者:matsumo  投稿日:2014年11月 1日(土)17時26分39秒
返信・引用
  LP「ブラームス:交響曲第3番」(シューリヒト指揮)
投稿者:matsumo
投稿日:2014年10月31日(金)18時54分6秒

時流に乗りますが(笑)、「カール・シューリヒト指揮南西ドイツ放送交響楽団」が演奏・録音した「ブラームス:交響曲第3番」のLP(日本コロンビア)を再生・録音・編集したWAVE/FLACファイルです。こちらも、冒頭部分、音揺れがあります。

    https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-akgz4zinjolsjdmbopcbbrgvvu-1001&uniqid=680095eb-1582-44a1-a981-2894ceafcac6
 

Re: Grazie!

 投稿者:信一  投稿日:2014年11月 1日(土)14時34分6秒
返信・引用 編集済
  > No.3247[元記事へ]

ALBAさんへのお返事です。

>放送用のセッションにには良いものがあるようです。
そういう観点から購入されるならヘンスラーなら第2集をおすすめします。例のブラ2とパルシファルの練習風景がステレオで入っていますし,他の復刻も仕上げの”綺麗さ”では納得がいきます。
第1集は,ひどい擬似ステレオの復刻で,ALBAさんの求めている方向のものではありません。

正規録音に匹敵して,CHSの雰囲気を持っているのは,手に入るかどうか分かりませんが,BBC放送蔵出しのシリーズの中の,ブラームス悲劇的序曲,レーガーヒラーの主題による変奏曲の一枚です。良好なステレオで,とくにレーガーはCHSなみの木管の魅力を味わえます。
 

Re: Grazie!

 投稿者:ALBA  投稿日:2014年11月 1日(土)13時48分54秒
返信・引用
  > No.3246[元記事へ]

信一さんへのお返事です。
早速回答下さりありがとうございました。この場合「正規」とはライブでないという意味です。放送用のライブ録音は良い物が少ないので手を出さないようにしていますが、放送用のセッションにには良いものがあるようです。例のブラ2は、私好みの音なのでCHS原盤と思っていました。ヘンスラ−は食べず嫌いでしたが、少し聞いてみようと思います。

>
 

Re: Grazie!

 投稿者:信一  投稿日:2014年11月 1日(土)11時13分22秒
返信・引用
  > No.3245[元記事へ]

ALBAさんへのお返事です。

正規のセッションという定義が判然としないのですが,,,,
録音元である放送局から正規に音源の提供を受けていると言う意味なら,ヘンスラーはすべてそうです。そのうちライブではなく整えられた録音セッションで放送用に聴衆なしに録音されたものは半分位ではないでしょうか?
 

Grazie!

 投稿者:ALBA  投稿日:2014年11月 1日(土)10時01分2秒
返信・引用
  信一様 どうもありがとうございました。ところで、小生、(譬えCHSであっても)正規のセッションで録音されたもの以外は手を出さない方針なので、放送用録音中心と思われるヘンスラーには全く興味がなかったのですが、ヘンスラーにも正規のセッションで録音さえたものがあるようですね。ご迷惑でなければ(そして、あまり長文にならなければ)、ヘンスラーのカタログ中の正規録音モノを教えて下さい。
 

Re: 削除の仕方

 投稿者:ケロヤン  投稿日:2014年11月 1日(土)08時36分3秒
返信・引用
  > No.3234[元記事へ]

信一さんへのお返事です。

信一さん ありがとうございます。
自宅のパソコンで打ったものは、後程削除します。
ご指導ありがとうございました。
 

ADESのブラームス3と4

 投稿者:信一  投稿日:2014年10月31日(金)21時13分50秒
返信・引用
      掲題のCDを引っ張り出して聞いてみましたが,安定していますが薄い響きで,ワイドレンジのようにも聞こえますが,CHS独特の不思議なまろやかさがまるで出ていません。こうなると普通の演奏に聞こえてしまうから不思議ですね。わたしもやっぱりCHSの録音のファンなんですねぇ(大爆笑)
(パブリックから転載)
 

Re: 再度CHSについて

 投稿者:信一  投稿日:2014年10月31日(金)20時54分47秒
返信・引用 編集済
  > No.3235[元記事へ]

ALBAさん
 >小生、シューリヒト、バイエルン響(もしかしたら南西ドイツ響)のブラームス2番、パルジファル前奏曲、聖金曜日の音楽 がカップリングされた正規録音(と思われる)CDを持っています。
 それはアルヒフォンのCDですね。南ドイツ放送響(シュトゥッツガルト放送響)で,いまはヘンスラーのシリーズに入っています。1966年の放送録音でシューリヒト最後のフルオーケストラ録音です。CHSのものではありません。
 

再度CHSについて

 投稿者:ALBA  投稿日:2014年10月31日(金)16時28分32秒
返信・引用
   CHSのバランスについていろんなコメントがありますが、私の見解は下記の通りです。
一般にJpop等、カーステレオでボーカル中心に聞くことを前提とするバランスの録音をワイドレンジのオーディオシステムで聞くと、中音域のボーカルがベースのズンズンとシンバルのシャカシャカに埋もれて聞き難くなるようです。これに対してCHS録音の中音域、例えばマイスタージンガーの木管楽器等は、反対にワイドレンジのオーディオシステムで聞くほど浮き上がって聞こえます。したがって、決して安いシステムで聞くためのバランスではないと思います。やはりあの木管の表情は捨て難い魅力を持っていると思います。
 さて、ご存じでしたら教えていただきたいのですが、小生、シューリヒト、バイエルン響(もしかしたら南西ドイツ響)のブラームス2番、パルジファル前奏曲、聖金曜日の音楽 がカップリングされた正規録音(と思われる)CDを持っています。ブラームスの2番は、DECCAのモノラル盤が有名ですが、こちらはステレオです。CHSのブラームス3、4と一連のシリーズで録音されたものと思われます。かつてのコロムビアのシリーズにも、コンサートホールの復刻CDにも含まれていません。現在CD自体がどこかに埋もれていて解説をひもとくことができませんが、確かスイスで生産されたCDだったと思います。どなたか、この録音の謂われをご存じでしたらご教示下さい。
 

Re: コンサートホールの録音

 投稿者:信一  投稿日:2014年10月31日(金)11時45分14秒
返信・引用
  > No.3203[元記事へ]

前に投稿した内容で

> でも、ヘンスラーのブラームスの練習風景を聞いて、すべて間違いだったことが分かりました。あの練習は生涯最後のフルオーケストラとのものですが、あそこで、シューリヒトはかなり管楽器と弦のバランスを気遣ってます。そのほとんどの指示は管楽器を抑える方向のものでした。

これはまったくナンセンスですね。(汗)なに考えてるんだろ?

 

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